鴨居洞窟砲台内部探索

ここに来たのはもう10年ぐらい前になるだろう、埋没して砲室のコンクリートの上部が辛うじて確認できる程度の物だった
しかし、あきひさ氏が友人達と数か月かけて入れるようにしてくれたという、ありがたい!

現場は当然以前よりも埋もれていたが、良く場所を特定出来たものだ

ちょうど人一人に拡幅された獣穴から進入する。普通の人ならこの時点でアウトだろう

数m潜ると以前確認した砲室の上部が見えて来た。相当埋もれてしまったようだ

身動きするのがやっとの隙間を潜って行く

謎のコンクリートの切り欠き

砲室のコンクリートアーチがくっきりと確認できる、隙間も土が掘られて入れそうだ

砲室内部、良くもここまでと思うぐらい残土で埋め戻されている、真ん中が人が匍匐で通れる程度に掘り下げられている
普通の人は、ここで満足して引き上げるだろう

天井部分は湿度が高いのか、側面の様に乾燥していない

半ばから振り返る、砲室は意外に大きく15m程の奥行きがありそうだ

最奥までたどり着くと、掘削時に忘れられたLEDランプが1週間経っても点灯していた

分厚いコンクリートの先端部分、ここで終わりかと思ったのだが

奥の洞窟内に行ける隙間を掘ってくれたという

砲室を見上げながら、再び隙間に潜り込んで行く、しかも今度は素掘りのままだ

今度はガチで狭い!

しかも、途中2ヶ所ほど自分は閊えて進めない所があり、掘り下げながらの進軍となった

第二の匍匐は30m程体感的にあったと思う、これを越えれば広くなるらしい

マジで広くなった、今までは山を貫通する一本物の壕だと言われていたが、全く違う事が判明する

左側は大きく崩落している

入って来た方を振り返る

正面方向に向かう

腐った坑木が埋まっている

右に曲がる

正面の雰囲気がおかしい

どんと落ち窪んだ部屋がある

階段が有る

奥には枕木があり、ここに木製の部屋があったと思われる

なぜこんなに掘り下げたのだろう?

拡張したと思われる通路、壕口が近いのか、大きなゴミが多い

残土のせいか、若干低く感じる

この辺はまだ掘削途中のようだ

ガレを越えるとこの壕で一番広い空間に出た

地層が綺麗だ

再びガレだらけになる

イヤな物が見えて来た

ゴミで埋められた推定、老人ホーム側に抜けていると言われた壕口

山側は完成度が低いようだ

またもや匍匐になる

越えたらまた同様のガレた通路

山側は地質が悪いのか、大分崩落もあるようだ

土嚢があるって事は、開口部だったのだろう

この辺は天井の崩落も掘りかけの様子も無いので、埋め戻しの残土だろう

残土を越えると、急に安定している

路盤が出て来たが、天井が低い

左に曲がると掘りかけで終わっていた、最深部のようだ

天井に金属片が残っている

老人ホーム側の壕口に戻って来た

地層の綺麗なカーブへ

幾つか木片が壁に刺してあるのがあった

行っていない方向へ進む

こちらもガレが酷い

半分埋まって来た

もはやヒヨコ歩き

結局また匍匐前進

苦労して来た先は

根っこが生えてる事から、開口部と思われるが完全に埋まっている

入って来た所に戻る

最後の分岐

最初の分岐路の反対側に到着、これで一周した

後はここから出るだけ

またこれを匍匐で帰らねば、出口は他にない
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