中島飛行機吉松地下軍需工場(吉見百穴では無い方)

前回大晦日に空母氏を連れて、浦賀狙撃陣地を回った翌日の元旦。とのさんからネタが入った、今から行こう!って
元旦はゆっくりするはずが、埼玉に拉致された。

埼玉の戦跡と言えば吉見百穴(中島飛行機吉松地下軍需工場)と相場は決まっている

今回行ったのはこっちでは無い方の地下工場跡だ、この二つは接続していない別物である

とりあえず見学はやっていなかったので、周辺を見て回る

以前は柵など無かったのに、近年の内に全ての壕口が見学路を含めて閉じられていた(見学用1ヵ所のみ開口)

第二の地下工場に進入する

のっけからウエイダ―クラスの水没だ

左に曲がると巨大な二段掘りの途中だった

お正月の水温は冷たかった

キノコ型の掘り方が良くわかる

隣の主坑道に到着

主坑道は広い

右の枝抗部分も掘りかけのようだ

さらに奥地に進む

左方向にとにかく進む

三本目の主坑道

一気に高さが減る

水中に潜っているので、普通に歩けるが頭上に余裕はない

やっと上陸出来る

とのさんもやって来た、頭上ギリギリだ

若干狭くなった壕内

上陸ポイントは、こんな穴状をしている、掘削高さの失敗だろう

右下が上陸して来た穴

また水没の通路を進む

一番端の主坑道は、工場としてはかなり狭い、通路専用なのだろう

キンチョールの蓋が落ちていた

最深部は土砂に埋まっていた

枝抗に進む

この壕は8割がた水没しているんじゃ無かろうか?

突き当り

この通路には、ちょっと面白いものがあった

ランプの煤で書いたハングルらしい落書き

所々にあり、日本語には見えない

掘削ロッドの刺した跡もあり、とのさんがストックを刺したら40cm程入った

久しぶりに上陸した、足が軽い

でもすぐ水没、普通に歩くより、多少疲れる

枝抗はほとんどが斜めに掘ってある

主坑道も奥の方は、掘りかけが多い

強力ライトとウエイダ―が無いと、怖くてとても入れないんだろうな

珍しく坑木が落ちている

こんな写真も撮れるから、二人以上が探索は面白い

壁に犬釘が複数刺さっている

突き当りから何かが生えてる

トロッコ軌条の物と思われるレールだった

大分天井の低い通路

上陸すると、トロッコ軌条が確認できる



しばらく陸地をあるくと

床にコンクリートを引いたブロックに出た

物凄く粗いコンクリートで、こんな上に機械を置く事も不可能だ

粗い舗装路はしばらく続く

塞がった壕口と思われる所で終わっている、ダンプ等の車両の進入用舗装だったのか?

入り口らしい壁には、イニシャルや奈良の文字が掘ってある

簡易ランプの様な物が落ちていた

往き尽くしたかと思ったが

とのさんが隙間に潜り込む

何とか越えられそうだ

新たな道が開けた

一番端の主坑道のようだ

ついに終点に達した

出られず終了
スポンサーサイト