横須賀海軍軍需部館山支庫 その9

一年以上放置していた途中案件をやっと調べに来た、既に草が繁殖していて見つけにくい

早速1つ目を発見する

分厚いコンクリート入り口の内部は、コンクリートの吹付になっている(貯水槽になっている)

最深部迄コンクリートで吹き付けられている

天井が少し下って来ているのか?いずれ崩落かな?

次の物件

入り口部分のコンクリートの分厚さが伺える

貯水槽にはなっていないが、ゴミだらけ

天井に残る謎の突起、金網をベースにコンクリートを吹き付けてある

不思議な事に、地面部分は地面のままである

入り口部の成型などが奇麗だ、余裕のある時期に造られたのだろう

有名な地震観測所の跡

今では立派な車庫としてサードライフを過ごしている

ここから枝道に入る

谷戸の両側を捜索する

まるで別世界の入り口のような壕口を発見

これも入り口は重厚なコンクリートだ

殆どのコンクリート製の入り口上部には、通気口らしき物がある。こんな壕口付近に通気口がいるか?と思うが、当時は入り口に扉があったのかも知れない

奥に進むと、もう一度コンクリートで巻かれている、中間はコンクリートの吹き付けだ

最後は素掘り面が露出しているが、綺麗にコンクリートが巻かれているので、掘りかけでは無さそうだ

なんでこんな構造なんだろう?まぁコンクリートの節約意外に無いだろうが

トの字形した谷戸の点部分にある壕

二重巻き?の入り口コンクリート

土台部分はかなりしっかり造ってある

天井部の通気口

内部のコンクリート吹付部分が剥離しまくっている

接続部からしてかなり怪しい

金網が入っているが、コンクリートの重みに耐えられる太さでは無かったようだ、引きちぎれている

9割がた剥離、崩落している

今にもパタリと倒れそうな剥離部分

この壕は作りかけなのか、コンクリート吹付が不完全だった

更に次を探す

一段高い所にまたあった

少し短いが、また前後がコンクリート巻きだ

天井の通気口とアンカーフック

ここは奥壁までコンクリート吹付を行っていたようだ

簡単に崩れる程度の薄っぺらな吹付だが

床面部は綺麗に整地され、砂利が敷き詰められていた

この谷戸の調査を終える

次の谷戸に移動した

ちょっと様子の違う壕がある

完全封鎖で階段付き?今までにないパターンだ

蛇口的なハンドルが付いているので、貯水槽には違いないだろう

また貯水槽改造があったが、入れないならとスルーする

そこから20mぐらい先

完全に掘り始めたばかりの物があった、これ以上は最早無いと判断する

こんな所にバンガロー的な物があったが、一時的にキャンプ所か別荘でもあったのだろうか
ちなみに野生の猿がいたので、近寄らなかった。
スポンサーサイト