下志津駐屯地創設６０周年記念行事２０１５（つつじ祭り）その２

旧陸軍飛行学校の遺構を見ていく

この車庫も柱を見れば、遺構と判る

煉瓦基礎の便所

ほぼ原型の格納倉庫

陸軍用地の石柱

そろそろグランドに戻る始まりそうな、雰囲気だ、式典開始予定時間は１０：３０

１０：１０部隊の入場が始まる

入場行進から見るのが、礼儀だろう

左サイドからも入場してくる

部隊ごとに並んでいく

部隊整列

部隊指揮官入場

整列完了

部隊紹介が行われる

全ての準備が整った




観閲部隊指揮官

高射学校副校長

敬礼！




執行者登場

執行者に栄誉礼

国旗入場

国旗に対し敬礼

取れ剣




執行者巡閲

部隊の前を巡閲する

式典終了、観閲行進準備




部隊ごとに、Ｕターンしていく

この部隊は足のそろい具合が、ハンパ無い




観閲行進が始まる

高射学校音楽隊入場

自由の翼が背中に映える

色とりどりな旗が入場してくる

後ろの方に８７式が走っていて、みんなそっちを見ている

下志津基地の災害支援担当地域の旗

観閲行進が始まる、自衛官候補生達が先陣を切る

遠くから爆音が響いてくる

ピンボケになってしまったが、Ｔ－４が観閲飛行にやってきた

観閲行進の車両が入って来た

０３式中距離地対空誘導弾　射撃統制装置　通信部

０３式中距離地対空誘導弾　射撃統制装置　射撃統制部

０３式中距離地対空誘導弾　射撃用レーダー装置　信号処理部

０３式中距離地対空誘導弾　射撃用レーダー装置　空中線部

０３式中距離地対空誘導弾　発射装置

1/2tトラック（73式小型トラック・V16型）



対空戦闘指揮装置


1/2tトラック（73式小型トラック・V16型） 警務車

油圧ショベル、中型セミトレーラー２型Ｂタイプ

野外炊具一号（２２改）

９４式除染装置、１トン水タンクトレーラー

野戦救急車

８２式指揮通信車

対空戦闘指揮装置

０３式中距離地対空誘導弾　幹線無線伝送装置Ⅱ

低空レーダー装置　ＪＰＴＳ－Ｐ１８

対空レーダー装置　ＪＰＴＳ－Ｐ１４

対空レーダー装置　ＪＰＴＳ－Ｐ２５

１１式短距離地対空誘導弾（短ＳＡＭ）射撃統制装置

１１式短距離地対空誘導弾（短ＳＡＭ）発射装置

８１式短距離地対空誘導弾（Ｂ）　射撃統制装置

８１式短距離地対空誘導弾発射装置（短ＳＡＭ）

９３式近距離地対空誘導弾（近ＳＡＭ）

０３式中距離地対空誘導弾　射撃用レーダー装置　信号処理部 ＆空中線部

０３式中距離地対空誘導弾　発射装置


改良ホークパルス補そくレーダ（（Ｐ－１）ＲＡＥＡＲ　ＳＥＴ　ＡＮ／ＭＰＱ－５０（ＸＯ－２）

改良ホークＣＷ補そくレーダ（（Ｐ－３）ＲＡＥＡＲ　ＳＥＴ　ＡＮ／ＭＰＱ－６２

改良ホーク高出力イルミネータレーダ（Ｐ－３）ＲＡＥＡＲ　ＳＥＴ　ＡＮ／ＭＰＱ－６１

改良ホーク発射機

改良ホーク擬製ミサイルパレット

９６式装輪装甲車（ＷＡＰＣ）

８７式自走高射機関砲（８７ＡＷＳＰ）

１０式戦車


観閲行進、終わり

下志津駐屯地創設６０周年記念行事２０１５（つつじ祭り）その１

２７年４月２９日に行われた、下志津駐屯地創設６０周年記念行事に、行って来た
去年もブログに上げているので、今年は枚数削りに動画で省略して行く

今回も０６：３０に横浜出発

京葉道路は合流からどっしょも無い渋滞

それでも１時間半ほどで都賀駅到着（基地内に駐車場は無くなった、シャトルバスも無し、駐輪は可）

このバス停からバスに乗る（２１０円）

こんなバス、貸切シャトルじゃないから、一般客も乗ってくる

近隣コンビニには、不法駐車防止に自衛官配置

都賀駅周辺には、かなりコインＰがあるが、四街道駅は知らない

約０８：３０、自衛隊前到着

あっと言う間に歩道に長蛇の列

開放時間０９：００予定

去年同様、０８：３０ほどに開放、非常に助かる

お約束

マップ

人型マスコットが出迎える

手荷物及び、金属探知

けもの型マスコットもいる（赤い方）

兎に角スタンド確保（ひな壇一般開放はここぐらい）、今回は奥の方に陣取った

野外売店エリアを見る、開始まで２時間近くある

艦コレパネル

なんか居る！ガンタンクだ！

はな（８７）ちゃんと判明

Ｔシャツ買うと、ポストカードが憑いて来た

はなちゃんが、写真撮影に応じてくれた、良い人？タンク？だ

マスコットいっぱい




ミリーなお店も結構出てる

はなちゃんも出歩いてる

普段コレで走ってるんだろうか

このタぺ欲しい


なぜ横須賀カレーパン？

資料館に向う、建物は久里浜駐屯地からの移築













館内は撮影禁止の為、外部のみ掲載

東金 八鶴湖谷地区機銃陣地

夜中の東金市台方に、またやって来た

別に夜中を狙った訳ではなく、太陽が勝手に沈んだだけである、取りあえず前回の機銃陣地に来た

入り口を隠蔽する土塁

小振りだが、キレイに造ってある陣地だ

軽く回って、本来の目的地に向う

谷地区の山道に上がって行く

山道の脇に、見落としそうに埋まっている穴があった

一段下がると、ちゃんとした入り口になっていた

以外に真っ直ぐな、陸堀りの通路

突き当りを右に行く

即座に分岐がある

左を見ると、結構長い通路が見える

取りあえず曲がらず直進方向に進む

陣地っぽく数度のクランクがある

銃座で行き止まり

型でもはめた様な、整った銃眼

直前の通路もこの通り、物凄くきれいだ（天井を見なければ）

分岐に戻って来た

地底に向って降りていく

下り坂の途中

すばらしい！ベンチ付きの棲息部だ

更に曲がりくねった陣地特有の通路を降りていく

新たな分岐が現れる

岐路にある、灯り置きの窪み、煤の跡が残っている

右に行ってみる、すぐに左に折れている

どうゆう訳か、通路が埋まっている

匍匐状態で進むと、銃眼が見える（どうやら元からこの状態の様だ）

分岐に戻り、先に進む

すぐにまた分岐

右を覗くと、これまたキレイな機銃台座がある

銃眼もすばらしいが

特出すべきはここ、銃架（バイポット）を収める溝が掘られている

入り口方向を見ると、部屋が半円筒形に整形されているのが判る

部屋を出て、更に奥に進む

出口だ

取りあえず出てみた

外から銃眼を探してみた、前回同様に内部からライトを照らして探した

一通り回ったが、スゴイ贅沢な壕だった

キレイな機銃台座

萌える高低差

ベンチ付き棲息部

その前にある煤跡の残る灯り置き、見るものは多数ある

山から降りると、既にどっぷりと深夜の様相を呈していた

板妻駐屯地 創立５３周年記念行事（２０１５） その５

訓練展示も終わり、地上展示を見に行く

中距離多目的誘導弾（正式採用で無いので〇〇式などの名称が無い）

この状態の展示はあまり見ない

おや？ミリーなドッグが！

何処かの黒かったり、足が短かったりする方々にやって見て欲しい

ハシゴは３０ｍ以上伸びるそうだ

現場指揮車

大人には煙たがられるが、子供には人気だった

ＰＸに行く

去年はヤマザキだったのが、今年はセブンイレブンに変っていた、あちこちの基地でそうな気がする

体験試乗、この基地で乗れるのは高機動車のみ

１２：２０に先着順で受付する

台数があるので、かなり乗る事が出来る

手袋とメットを貸してくれる

地上展示の１０式、後で行くから待っててね

いくらも待たずに順番が来る

１台６～７人ぐらいづつ乗る

さて、行くか

シートベルトを締めて、出発する

いつの間にやら、結構並んでいる

レンジャー塔の前で高機動車の説明がある

４ＷＳにより前輪が曲がる

後輪も舵を切っている

客観的に見るとこうなっている

５分ほどで、体験試乗終了

メットと手袋を返却する

お待たせ、１０式

部隊マーク

Ｍ２車載機銃

バックモニター

お腹の下の脱出口

キャタピラが切れた時やけん引時に必須のワイヤー

市街地用ゴム入りキャタピラ

滑空砲なので、ライフリングは無い

ローアングル


空母氏はローアングルのクセがある様だ


９６式装輪装甲車

８輪の前４輪がハンドルで切れる

扉と別に、ハッチ全体が前に倒れて開く事ができる


総火掩のフィナーレを飾る発射機


１５５ｍｍ榴弾砲ＦＨ－７０

砲弾（展示用）と掴み上げる奴

タイヤ、面白い形

順番で射手席に座らせてくれる

照準器

自走用運転席（ハンドル無し、レバー操作）

地上展示が、これしかないので撤収する

隊員達も、おかたずけにかかる

しずぽん、静岡の基地際には柑橘系の販売と共にたまに居る

シャトルは並ぶが、台数があるので３０分も待たない

東名渋滞はいつもの事だ

自衛隊車両発見！

どうやら習志野まで帰るようだ、並んだ時に中を覗くと、カーナビが付いてる（自費でポータブル持つ人多し）画面の中では女の人が動いていた、まるでＤＶＤみたいなカーナビだった、道中ひまだしね！


一応パンフも貼っておこう

友人サイト、撮影場所が違うので、見え方が違って面白い

静岡　板妻駐屯地祭2015　１
静岡　板妻駐屯地祭2015　2

板妻駐屯地 創立５３周年記念行事（２０１５） その４

赤いマークの兵士に占領される市街地の一角

情報小隊が敵情を偵察

ギリースーツを身に纏い、敵陣地に近寄る

狙撃手が的（敵指揮官）を探す

狙撃位置に着く

偵察オートバイが、敵情を偵察する

敵情報告

敵からの攻撃を受ける

応戦しながらの退却

バイクを攻撃する敵を、狙撃手が確認

狙撃！

お互いにカバーしながら撤収する

ＵＨ－１が飛来する

ヘリボーン作戦開始

ビルの屋上にリペリング降下中

屋上に着地後（写真中央）壁面を垂直降下、これ以上は見えない

普通科部隊の登場

装備は市街地仕様

９６式装輪装甲車登場

後部ハッチが開きだす

カーブを切りながら下車戦闘

１個分隊が、市街地に突入する

グレネードを投げ込む

窓を乗り越え、突入する

一つ目を制圧する

扉を蹴り破り、突入する

後方から敵が逃走する

追撃するも

味方が被弾する

仲間が仕返しをする

一人目に止めを刺す

敵を格闘戦で排除しつつ、救助に向う

陣地確保しつつ、応急処置を施す

近年の訓練展示には、殆んどこのシーンが含まれる様になった

負傷した隊員を担いで離脱

負傷者後送の支援

敵、守備位置への攻撃を開始

火力戦闘部隊に対し攻撃準備を命令する

79式 対舟艇対戦車誘導弾と、８１ｍｍ迫撃砲

１２０ｍｍ迫撃砲ＲＴも到着

対戦車ヘリコプターコブラによる支援

１０式戦車到着、殺人ブレーキ

ＦＨ－７０も展開中

敵の装甲車（８２式指揮通信車）から攻撃を受ける

１０式の発砲

ＦＨ－７０の発砲

８１ｍｍ迫撃砲

１２０ｍｍ迫撃砲ＲＴ装弾手が手でハートを込める

着弾！敵装甲車撃破！　続いて突撃支援射撃

ＦＨ－７０一発目！

二発目！

ヒトマルも発砲！

最終弾、着弾！

突撃！！

土煙を上げて、ヒトマルも突撃する

頭上をコブラも飛び抜ける

上空を旋回するコブラ

普通科部隊による制圧完了

状況終了～ラッパが吹奏される

板妻駐屯地 創立５３周年記念行事（２０１５） その３

自衛隊協力組織の車両パレード

警務車

パトカー

現場指揮官車

消防車

救急車

はしご車




パレードと入れ替わりに、音楽隊が入ってくる

訓練展示までの間に「さくら」等２曲演奏

裏方の作業が進む

２曲目が終わると、ラッパ隊が入って来た

左側からも入ってくる

ラッパ隊紹介の後、音楽隊とのコラボメドレー




２隊揃って退場する

入れ替わりに入場する黒服の一団

武山の高等工科学校の生徒によるドリル展示

執行者に礼

ドリルは静止画では伝わらないので、動画でどうぞ

今回は新ネタ、ライフル渡しが円形に進化している

ライフル回し





ライフルを回しながらの敬礼

彼らはまだ、１６～１８歳である




今回の訓練展示は、市街地ステージである

全ての準備が完了する

ジャンプ台の最終点検

偵察隊のＫＬＸが入ってくる、参加車両の紹介が行われる

アクセルターンを決めるＫＬＸ

高機動車にけん引された、１２０ｍｍ迫撃砲ＲＴ

自走して登場したのはＦＨ－７０、１５５ｍｍ榴弾砲と軽装甲機動車

装輪装甲車も登場

赤いマークの敵も登場、今、市街地防衛戦が始まる

板妻駐屯地 創立５３周年記念行事（２０１５） その２

音楽隊の曲が始まる

奥側から部隊入場が始まる

手前からも入場してくる

部隊ごとに整列、制服組もいる

曹候補生達

整列完了！

部隊指揮官入場

部隊、整列休め

執行者臨場

執行者登壇

国旗登壇

国旗に対し敬礼

全ての号令は隠れている彼が出す

執行者巡閲

部隊の前を一周する

えらい方々の話と祝電披露が続く




Ｔ－７が２機上空を通過する

式典終了、観閲行進準備

音楽隊の行進

観閲行進が始まる

観閲部隊指揮官及び幕僚

本部管理中隊
第一中隊

第二中隊

第三中隊はレンジャー装備

ぱっと見、ロープとナスカンぐらいしか違いが判らん

第四中隊は市街地装備（防弾ベストはめちゃ重い）

新隊員教育隊

４月に入ったばかり

第三陸曹教育隊共通教育中隊

上級陸曹教育中隊

人の部終わり（実はこの時点で雨が降って来ている）




車両部隊の行進

01式 軽対戦車誘導弾

５．５６ｍｍ、minimi

続いて重迫撃砲中隊

１２０ｍｍ迫撃砲ＲＴ

第三普通科教育隊

87式 対戦車誘導弾

79式 対舟艇対戦車誘導弾

中距離多目的誘導弾

第三普通科直接支援中隊

シェルター

重レッカー

清浜基地のＴ－７の観閲飛行・・・・ん？

何かいる！

良く見ると結構居る

遥か上にチヌークが空挺降下をやっている様だ

音楽隊が撤収する

装輪装甲車が進入して来る

観閲行進終了！

国旗降壇

板妻駐屯地 創立５３周年記念行事（２０１５） その１

平成２７年４月１９日（日）、板妻駐屯地　創立５３周年記念行事に行って来た
板妻駐屯地は滝ヶ原や駒門と比べると、小規模だが空いている分のんびり楽しめる
シャトルバス（無料）付き臨時駐車場もある、駐車場から歩いても２Ｋｍ程度で３０分も歩けば基地に着く
朝も８時半からの開門と、割合に早くて助かる

０６：０５に横浜出発

北線の橋は、やっと繋がった様だ（通るたびに写真撮ってると、面白い）

日曜の朝にしては、若干混んでいる東名高速

０７：１５に御殿場到着、富士に傘雲が架かっている、不吉な・・・

板妻駐屯地前を一旦通過、毎年大して並んでない

板妻交差点を右折した先にある、唯一の案内板

この「板妻北」交差点を左折

去年は居なかった自衛官が、今年は案内に出ている、ここを左に曲がり結構奥まで行く

突き当たりに臨時駐車場、時間が早いと右上の方に行かされる（ここは総火演の駐車場でもある）

養鶏場の匂いが充満する駐車場に０７：３０到着

シャトルバス乗り場、０８：３０の開門時間までバスは出ない

よって歩く事にした、約２ｋｍ（ゆっくり歩いて３０分）程度のお散歩だ、ぽつぽつと歩いてる人が居る

そんな中、知り合いの車が通過していった、後で現地で会うだろう

駐屯地到着

特科などの派手さの無い駐屯地である（第三普通科直接支援中隊が居なくなった様だ）

開門３０分前でも、２０～３０人位しか並んでいない

ちょうど０８：３０開門となる（シャトルの発車時刻）

手荷物検査のみ（シャトル組は乗り場にて検査）

なんか書いてある

右下の赤い部分を体験試乗でまわる

会場へとさっさと向う、道草してると早く来た意味が無い

左手に資料館があるが、後で来よう

露天のコーナーに到着

今年も焼き鳥屋の名物「看板男」がいたが、今年は何だろう？（前はザク、去年はゲルググ）

取りあえず、ベストポジション確保

装備品展示会場は軽装甲機動車しか停まっていない

今年はあまり写真を撮らないで下さいと言われた、自分はいつも見てるから良いが、他の人たちには無理だろう

奥にあるＫＬＸとハーフトラック

ここで「廃墟日常記録帳」の空母氏と偶然に再会する

今年の３中隊は「ドム」だった

仲が良さそうである

資料館前の７４式戦車

人物比空母氏

陸軍境界柱や陸軍所轄地などの移植遺構

戦技競技会の優勝記念碑が並ぶ

集合前の一時を堪能する自衛官たち

資料館に入るが、撮影禁止札が剥がされている



銃口に残る貫通痕が何とも言えない

資料館は前にも上げているので、適当に流す












イラク海外派遣

対面の銃火器類展示

なぜか９４式拳銃（中期型ばかり展示してある）

モーターグレネード

外国製小銃

９９式小銃

訓練用軽機

村田銃（アリサカライフル）

そして記念行事が始まる


今年もマズルフラッシュを撮りに行く

新田野機銃陣地 （沈下橋）

今回の大多喜地区探索、最後のネタとなる場所にやって来た（時系列は完全無視）
「房総半島戦跡考古調査会」の皆様、御協力ありがとうございました！
情報に寄れば、ここには小隊規模の部隊が陣地構築していたらしい
小隊とは普通科小隊は２～３班（分隊）で１小隊、１班は１０人以下程度で、都合２０～３０人規模
当時の陸軍小隊は、小銃分隊数個、軽機関銃分隊数個から成る１０人～５０人程度の部隊であり
編成、用途等により人数、装備は上下する、しかもこの頃には徴用兵中心で、小銃すら装備していない兵隊がごろごろしていたそうだ、実際には１ヵ所ではなく、分散配置かも知れない（ここには軽機１分隊のみとか）
見つかった壕も一つだけで、しかも常軌を逸した位置に造られている

某所にある、溜池にやってきた

待ちきれず、車からダッシュをかける、きへいさん

湖面沿いの斜面に入って行く

うっすら踏み跡もあるので、問題なく進む（ねこさん現地調査済み）

あっさり見つかる壕口、しかし入るには狭い

それでも何とか入って行く

しかし、激しく水没

そう、この壕は湖面とほぼ同高度に掘削されている、水が入って当たり前なのだ

別の開口部があると言うのでそちらに行く、これが銃眼になるはずだったのではとの事だった

最初に入った開口部方向

反対方向

かなり深く水没している

妙にキレイに塞がっている最深部

外から見ると、完全に埋まってしまっていた、この下はすぐに水面だ

この後、周辺の探索を行ったが、何も見つからなかった

ここにもキョンの罠が仕掛けてあった行川では、大繁殖しているらしい

壕のあった場所を望むが、全く見えない

さぁ、撤収だ

少し時間があったので、近所の有名スポットを紹介してくれた
前回大多喜に来た時に、下調べだけしていたのだが、時間が無く来れなかった所だった、ラッキーだった
場所に関しては、ググレばすぐに判るのだが、近隣住民の迷惑と、市からの指導で町が車両進入禁止している等の状況を鑑み、ここでは記載しない
全国的にはそこそこ存在している様だが、「潜水橋」、「沈下橋」などと言われ、水面下より一時的もしくは常時低くなり、欄干は無く橋の上を川面が覆っている珍しい橋だ
もともとは、農家の行き来の為の物だそうだが、川上のダムだとかの影響で沈んでしまっているのかは不明
コンクリート製で、川下に向って弓なりに湾曲していて川の流れを考慮している事、川底まで橋が蔽っていて下に水が流れていない様に見える点から、もともとこの形で作られているのだろう

橋に至る道は、車両通行止めで直前に駐車場がある訳でもないので、歩いて行く

坂を下って行くと見えてくる

潜水橋（正式なこの橋の名前は無い様だ）、湾曲しているのが良くわかる

「欄干も無く、ここから落ちたらどうする」っと言うのが指導の一旦

確かに夜や濁っている時は、なまじ湾曲しているので危険だろうが、そんな時にここを通る奴は自己責任だろう

川の下流を眺めると、壁面に壕口が見える、行ってみたいが無理っぽい

向こうにいすみの線の線路も見えるので、ビュースポットとしても良いと思う

いつの頃からあるのか、忘れ去られたボートが一艘

長靴が有れば、ちょっと楽しめる所だ

たまにはこういう寄り道も、楽しいものだ　（長靴無しで楽しんでる人もいるし、雨降る冬の川で）




送って頂いた集合写真　（桜花カタパルトにて）

「房総半島戦跡考古調査会」の皆様、楽しい一日を過ごさせて頂きました。
また、参加させて頂ける日を楽しみにしております。
記事内容には気を付けていますが、不都合等ありましたら一部変更削除しますので、御一報下さい
「ＡＮＡＬＩＳＴ」の方々、新たな発見を期待しております、良い探索を！

横山機銃陣地

小雨降りしきる中、墓地にやってきた

正確にはその裏山に用がある

メンバーによる、雨中探索となったが、何も新しい発見は無かった

やむをえず、判っている所の確認のみとなった

民家に近い壕内はいつもゴミ捨て場

突き当たりの部屋

右側に通路は続く

しかし、閉塞

僅かに開いているようだが、銃眼なのか棲息掩蔽壕なのか不明

道路側斜面に向う

きへいさんが何かガサゴソしている、小壕があるようだ

すぐに終わる壕

埋まった壕口

いずれも小さく、肉薄攻撃用の待機壕か？

ねこさんが事前に発見していた壕口

いい感じに開いている

即座に右方向に曲がっている

入り口は水没、長靴ギリギリだった

水没を抜けると、先に続く

分岐が出て来た

とりあえず右へ行く

また分岐している

右側は部屋状になり、外壁が崩れた様に開口している、銃眼崩れか？

開口部からは道路が見える、狙撃口として使える位置だ

分岐に戻る

水没ぎみの奥に進む

２回クランクしている

そして出口に突き当たったが、出れない

行ってない分岐に戻る

人サイズの通路、以外に真っ直ぐだ

最深部の部屋、やけに四角い

中から見た部屋入り口

小森さん

弾薬庫なのだろうか？変に長い通路の奥にある

足元にはなぜか、蟹がいた

正規入り口が狭いので、銃眼崩れから脱出する

目の前の射界

振り向いた室内入り口

出てしまうと、何処だかよく判らない

目印が出て来た

身支度をして、次に向う（時系列は多少無視している）

大多喜Ｓ地区機銃陣地（決６４部隊）

前回に引き続き、地元探索チーム「房総半島戦跡考古調査会」様との探索である
間違いがあるといけないので、冒頭部分は隊長様の記事を引用させて頂いた
場所に憑いても地元の迷惑になるので、同様に秘匿とする
引用文三行、隊長ブログより
戦時中、大多喜高校には決64部隊の本部が置かれたそうだ。
今は旧道となっている桜台交差点から横山交差点への道、ここを米軍が進軍してくるだろうという想定で陣地が造られた。
まずはＳ地区の神社のある山、ココに地下壕があることは地元の人に確認済みで、おおよその場所まで教わっていた。

いすみの線を見ながら現地へ向う

静かな農村に怪しげな他府県ナンバーが走る

隊長が集会場の駐車許可を取る、大した交渉術である

不審者一同が、山に向う

不振な視線を一身に受けながら、妙に楽しげな一同だった（実際に楽しいのだが）

なんか居る！

第１村ネコ発見

街道脇に、怪しい穴発見、のだの人さんが突入して行く

古い水の道を、改修補強しているものだ（判っているのだが、とりあえずみんなお約束で入る）

山肌に白い目印発見、銃眼か！

ただの風に飛ばされた、ビニールだったが穴が見える

入り口は崩落ぎみ

奥行きの無い小壕だった

怪しげな谷戸に降りていく

やたらに小さい穴がある

酒瓶が並んでいる以上は、人の出入りがあったのだろう

開けた所に出ると、構築物の跡がある

家にしては小さいものだ

井戸もあるので、公共の水場だったのか？

すぐ近くに、人の頭ほどの四角い穴がある

内部は広い、どうやって出入りしていたのだろう、古墳だろうが

次の谷で明らかな壕口発見

入って即、左に伸びるが埋まっている

恐らく銃眼を開けていたのだろう、道路方向を向き、交通壕にしては何の意味も無い場所だ

出るとしよう

対面に大き目の穴があったが、メンバーが大勢いたのでスルーして上に登る

別の壕口発見、下の壕の出口だろう、サイズ的に他に出入口があると思ったのだ

ちょうどのだの人さんが、上から降りて来た

入り口辺りは、あまり陸軍っぽく無い壕の形状

戦後、水槽として再利用されたようで、塩ビパイプが通っている

分岐がある、のがの人が何かを上から覗いている

倉庫もしくは棲息部だろう

小森さん

壕の深部にはコンクリート壁があり、上から覗くと他のメンバーがいた、やはり下の壕と繋がっている

上側のこの部分が水槽だったのだろう

元々排水溝が掘ってあるので、水の溜まりやすい壕だったのだろう

今度は下に向う、そろそろ下のメンバーも見終わっただろう

下の壕口、普通に立って入れる

入ってすぐ、棚や分岐が見える

棲息部の予定だったのだろうが、ズリを溜めてある、途中で終戦か？

塩ビ管に沿って、右に曲がる

思ったより長い壕のようだ

Ｔ字路にぶつかる

右側はすれ違い用の退避場所

進行方向から、メンバーが戻って来るので、７０年ぶりに退避場所が活用される

コンクリートの壁が見えてくる

先ほど向こうから見た壁だ

小森さんが、良い所に掴まっている

さて、出るとしよう

この谷にある砂防壁

そのそばにあった水の道、２０ｍほど奥にコンクリート壁があるが奥に続く、幅は狭く肩幅も無い、どうやって掘った？

何となく階段っぽいのがある

のだの人さんが下の方を捜索しているので、自分は上をめざす、山狩りだ

下の方では、さっきの上部壕口にメンバーが入っているようだ

山頂付近で、壕口発見

入ってすぐ、右に曲がっている

うねった陣地特有の通路

天井にはかなりの彼らが張り付いている

突き当たりの銃眼、埋まってしまっている、外部から銃眼は探せないだろう

出るとしよう

さぁ、集合がかかり一通りの調査が終わった

時間切れとなり集まる中、きへいさんが砂防壁の上で何かやっていた

別行動していた、ねこさんとまききさんと合流し、下山する

大多喜

全員生きて帰った様なので、次の遺構へと向かうが、天候が崩れて来たようだ

習志野駐屯地 桜まつり２０１５ その５（空挺館２階）

空挺館とは、旧騎兵連隊の御馬見所（ごばけんじょ）として天皇や皇族が馬術などを見ることを目的に建てられた用途の建物である、明治天皇は単なる騎兵隊の戦術のみへの関心に止まらず、常に乗馬・馬術にも慣れ親しんでいたことから東京目黒の駒場にあった同学校にたびたび行幸するとともに、卒業式の当日に行われる部隊練武や個人馬術等の演目は必ず全てを総覧していたという。
1887年（明治20年）頃に行われた終業式においては雨の中、全ての演武が終了するまで全身ずぶぬれで立ち尽くすなど、側近や陸軍内部内でしばしば論議が起きていた、しかし何故か長い間対処はされていない。
1911年（明治44年）に明治天皇が陸軍騎兵実施学校へ行幸する際、専用の御馬見所として創建されたのが空挺館の起源である。（この間２４年間、何をしていたのだろう）

1916年（大正5年）に同学校が目黒から習志野原に移転した際には御馬見所も移築され、天皇・皇族が各種馬術や卒・終業式を観覧する為の迎賓館、入隊した皇族の為の宿舎として使われていた。

戦後は進駐軍（米陸軍第1騎兵師団）に接収され、司令官の宿舎として使用されている、そのため内部にはペンキで塗装されたり、英字が彫られた跡が残されている。 （展示物に米軍の飲んだビールのカンが展示されている）
地元ではしばらく「迎賓館」「皇族館」「皇族舎」などと呼ばれていたが、1962年（昭和37年）に「空挺館」と改名され、第1空挺団の資料及び旧日本陸軍落下傘部隊・騎兵連隊関係の資料の展示館として活用されている。

数回の修理、リニューアルをされているが、テラスの窓などは当時のままで、「良く見るとゆがみがある」とガイドが言っていたが、立ち入り禁止で確認出来ない、展示品の装備はほとんどが複製品なのが残念だが、知らなければばれないレベルだろう、歩いていると屋内には段差も無く、階段も急でなく登りやすい配慮がある。
以前は旧日本軍の遺品など、東南アジアの戦地で収集された、破損、被弾した日米の武器類などが展示されていたのだが、展示されなくなり、差しさわりの無い、見目の良いものだけになっている。
現在テラスから見えるのは、住宅地と道路だが、当時は陸軍習志野演習場の二宮台付近が展望できたそうだ。

二階に上がる

これがオリジナルなのか？

空の神兵、踊り場にちょこんと座っている、以前は「神兵座像」の看板があった

凝った手すり

モチーフはなんだろう

陸軍大礼服

除隊記念等の杯

二階は騎兵関連の資料

軍馬の鞍と鐙

なぜ今更二階で？

仕事中に隠れて飲んでいたのだろう

目黒の陸軍騎兵学校

明治４４年の空挺館

大正６年以降の空挺館

バロン西

後に硫黄島で散ってしまう

騎兵銃


少し大きい文字

乗馬防毒面（結構大きい）

騎兵用弾薬帯

蹄鉄とムチ

バロン西

チハ車

テラスへ向う

天皇陛下が馬術会等を見学する為のテラス

津田沼駅に置かれていた、皇族用の椅子（ここのではない）

皇族用にしては、かなり質素に感じるのは、現代人のせいだろうか？

旧陸軍演習場敷地

ほんの一角でしかない陸自面積

テラスからの眺め、元は東京目黒の陸軍騎兵実施学校内に在ったのを移築している

しかしこの通用門は当時物

空挺作戦

パネル展示

当時の装備品

国産拳銃は故障が多く、士官以上は自費でコルトなどを購入する事があった

当時の空挺装備はほとんど残っていない、これも複製品

一式落下傘


１００式短機関銃が大量にあれば、状況も多少は変っただろう（弾の補給が効かなかっただろうが）

長い小銃は降下の邪魔になるので、分解結合、折りたたみ式が考慮される

この頃から互いの装備点検は確認し合っている（見えない所が多いため）

２ｋ柄付き吸着爆雷、棒地雷の一種だろう

吸着地雷の一種、腹の底などに磁石で着ける

雑納、水筒

それでも一時的に飛行場一部を制圧している

弾薬嚢、１クリップ５発の小銃弾を入れる

降下中には、有効な防御、反撃手段が無いのは現代でも変らない

３８式騎兵銃

展示内容

試製一式小銃

荷物用落下傘と試作段階の落下傘（死なない程度）

グライダー突入

鉄帽では重いし空気抵抗的に邪魔になる


一式落下傘

４点式安全ベルト金具

一周したので、降りよう

入り口では、落下傘の試着ができる、結構重い

外に出た

庭に行くと、ステキなオブジェが

小銃弾程度しか防げない前盾

野晒しの割りに状態は良い、今の内に保存管理の必要があるだろう

９４式３７ｍｍ速射砲

備える防り人

６４式持った自衛官像

心字池

上から見ないと判らない




先月できた看板

砲弾各種


用具庫、拳闘クラブなどの古い建物

１２０ｍｍ迫撃砲のカバーを被った状態は、ある意味レア

なかなか楽しめた習志野駐屯地であった、空挺館が写真撮り放題なのが良い

帰りの首都高も順調だった

雨に霞む出銭ーシー

どこぞのシェル

習志野駐屯地 桜まつり２０１５ その４（空挺館１階）

空挺団本部（第１と言っても、この一つしかない）

この前を左に進む

そうすると、見えてくる白亜の建物

その前にある「軍馬慰霊之碑」

石に見えるが、錆が出ている不思議な砲弾

軍人勅諭


弾尾の部分に金属ベルトが巻いてあるようだ

秋山大将は有名である

空挺館（皇族等の御馬見所）

陸軍施設ではあるが、星型ではない

土禁である、スリッパに履き替える

建物はコロニアル様式を基調とする

１階は空挺関係の展示


歴代機銃類

各国空挺徽章

イラク海外派遣

懐かしい部隊等




天井に吊ってあるパラシュート

カーチスＣ－４６

濃い顔の人

フナッシー

落下傘各種

空挺レンジャー装備

梱包爆破薬、結構重い

脱落防止のテーピング

徽章

小道具

メディカルキット

ご飯

戦闘糧食１型

戦闘糧食Ⅱ型（改善型）

鳥はまだいい

加熱すれば、鶏肉っぽい

血抜きと脱羽

食べられたら合格

だ、そうです

自由落下姿勢

角で訓練等のプロジェクター放映

中央階段に一旦出る

階段の下

プラモデル各種

空挺に全く関係無い物もかなりあるが、寄贈品は断れないのだろう

レトロな扉をくぐる

浮き彫りの入る天井

所々に飾が入って皇族用っぽい

資料室になっている



しばし、見入ってしまった

庶民の家と違い、やたらに天井が高い

精鋭無比

特殊降下（リペリング）

タイベックスーツ（汚染地帯用）

中央階段前に戻る

長くなったので、二階は次回

習志野駐屯地 桜まつり２０１５ その３

観閲行進が始まる

部隊行進開始

各部隊ごとの行進

ちょっと変った服装が入って来た

海外派遣（イラク仕様）砂漠用戦闘服

旗持ちの腕の角度に注目

旗が下がらない様に持つのも、大変だ

後席になまはげがいる、その後に

出たー、今年の降下はじめに出て来た「走る繁み」（たぶん高機動車が、キャリアを引いている）

注目の的であった

偵察バイクもギリースーツ

軽装甲機動車と高機動車

01式 軽対戦車誘導弾

minimi

バンビーに柱が立っている

戦闘競技会、優勝記念

変った集団が乗っている

なんで日本人はグラサンが似合わないんだろう

冬季仕様

空挺大隊

レンジャー

救難

ＯＢ




車両観閲

執行者に敬礼

偵察隊ＫＬＸ

1/2tトラック（キャリバー付き）

85式 地上レーダー装置　JTPS-P11

1 1/2tトラック（73式中型トラック）

高機動車にけん引された

１２０ｍｍ迫撃砲ＲＴ

この辺からカメラに異状がおこる、雨のためセンサーが結露しシャッターが降りない

古い柱＝最近勝っていない？

3 1/2tトラックに乗った小型ショベル

資材運搬車

渡河ボート

不明なコンテナ、野外支援車だろうか？

軽レッカ

衛生隊

落下傘整備中隊

影の主役達




国旗降壇

執行者降壇、式典終了

空挺レンジャーおめでとう

なぜ隣にたぬき？

1/2tトラック（73式小型トラック・V16型）警務用

空自の警務車

厚生センターにやって来た

一階はセブンイレブン

２階にマニア向けの店がある

こういうの見ているだけで、１時間ぐらいは潰せるだろう

混んでいるので、消耗品だけ買い足して離脱

ライフガード７０円

だいたい相場の８０円だった

カメラで撮れなかった所は動画でどうぞ！

習志野駐屯地 桜まつり２０１５ その２

一応本来のタイムスケジュールを貼っておく
模擬売店 １０：００　～　１４：３０　
空挺館　　 １０：００　～　１４：５０　
展示降下・観閲行進　１１：３５　～　１１：５５　と、なっていた
パレード、降下訓練展示、野外売店、装備品展示、空挺館一般開放 予定だったが、大幅縮小となった

なんかヘンな芋虫がいる

原型は何なんだろう

空挺館でこれを使った訓練風景のビデオが流れていた

降下訓練用の機体

洒落も効いている

車両置き場

なんて事ない物だが、整然と並んでいるだけで、萌を感じる

こうゆう地味なのも好きだ

見た事ないが、投光器であろう、地下壕で使ってみたい

また、別の空挺部隊とすれ違った

なんか不思議な写真が撮れた

不思議な建造物もある

明らかに古いコンクリートだ、パレンバンの空挺訓練に使用したものか？

そろそろ珍しくなって来た６４式小銃の部隊（会計などの事務系部隊）

他の駐屯地では見れない訓練具が沢山ある

１番

２番

匍匐訓練等

降下訓練塔

フリークライミング

ロープ一本でこれを下りる

観閲行進用の車両

グランドに戻って来た

売店覗くの忘れた！

降下塔の基部

バンジー台

そろそろ始まりそうだ

パック３に桜が映える

１０：３０時間繰上げで式典開始（降下展示や祝賀飛行は中止）

左右から続々と隊員が集う

最後の部隊が入って来た

指揮官クラス（部隊長）の入場

各部隊の隊旗

部隊整列完了

整然としたものである

観閲部隊指揮官に敬礼！

部隊整列休め～１０分ほど経過



偉方達が、いまごろやってくる

師団長入場

ピントがあわん（ありがたいお話が続く）

付け剣！

国旗入場

執行者、観閲

部隊ごとに旗を立て、敬礼をする

観閲終了

なんか歩いてた

観閲行進準備

部隊ごとに解散していく

指揮官クラスは９ｍｍ機関拳銃装備

これだけの人数が一同に動けるのは訓練のたまもの

部隊の去った、その後に

ポツンと残る音楽隊

観閲行進までに、「錨をあげて」等２曲演奏・・・陸なのになぜ？

習志野駐屯地 桜まつり２０１５ その１

２７年度習志野駐屯地　桜まつりとは、「第一空挺団創立５７周年」・「習志野駐屯地創立６４周年」を兼ねたイベント
隣接する習志野演習場に間借りする空自の「航空自衛隊習志野分屯基地開庁記念行事」も兼ねてるらしい
どうでもいいが、千葉県船橋市薬円台三丁目20番1号 に位置し正確には習志野市にあるのではない
昔は大雑把にこの辺一帯をまとめて習志野と呼んでいた名残であるそうだ
主な部隊は、陸上自衛隊第1空挺団、 航空自衛隊第1高射隊がおり、陸上自衛隊特殊作戦群の所属地
陸上自衛隊特殊作戦群とは、特戦、Sの愛称で親しまれ、米国で言う所のグリーンベレーである
一般にも存在は知られているが、訓練内容、装備、実務内容は部外秘となっている（伊丹耀司二尉の所属部隊）
今回は桜まつりだが、８月に納涼夏祭りもやる、年始の降下はじめは演習場でやるので、ここではない
展示降下・式典は１１：３５からの開始予定だが、式典しか今日は出来ないだろう

前からここの「空挺館」に来たかったのだが、なぜか機会が無かった、前日の夜急にその原因に気が付いた
日曜出勤があり、尚且つ休みなら駒門に行っているから、機会に恵まれなかったのだ、雨でイベントの大半が中止（空挺隊なので、航空機が飛べなければ、何も出来ない）なのは承知で、目的地を駒門から変更した
別に空母氏が駒門行かないとか、言ったのが原因ではない・・・と思う

さて、出発！

雨の首都高は、ガラガラだ

現地付近到着、習志野の方が涼しいようだ

歩いていると、降下塔が見えてきた

１ｋｍほど離れたコインＰに置いて来た、自転車、バイクは駐車可だが、押して歩く覚悟が必要

公共機関では基地の正門前に「自衛隊前」バス停がある（タクシー組も多かった）

ポスター

雨天のせいか、０９：４０に入場開始（１０：００開放予定）正門の両側に並ぶ所は始めて見た

演習場が別にあるので、そんなに広くは無い

持ち物検査（カバンを開くだけ）

持ち込み禁止例

騎兵学校を偲ぶ碑


空挺館も実は元々馬見所だったりする

空の神兵像、礎の碑

空の神兵像

オリジナルはどうなったのだろう？

殉職者碑

台上の小さな黒い石に、個人名等彫ってある

裏側には、闘魂之碑

留魂之碑などが建ち並ぶ

馬の浮き彫りがある灯篭、当時の物か？

案内図

晴れていれば、いい絵になっただろう

精鋭無比

僅かにある地上展示を見ていく


１０式戦車と口径だけなら一緒


２秒に一発ってスゴイ事だよ、人力でって


高機動車


軽装甲機動車


１/2ｔトラック


ＫＲＸ

空自さん



右の朱雀

左の青龍

近くに訓練用のチヌがいる

ちょっと乗ってみる

普段、見れない所が見えて面白い

降下訓練用なので、下まで下りてないから、こんな所も見える

初期型チヌの第二の人生

式典参加部隊が、集まりだす

メットを見ると、空挺のようだ

互いの装備確認、空挺では金具一つ緩んでいると、即事故に繋がる

まだ、式典まで３０分ある、リラックスして待機中（常人なら３０分ただ立っているだけで苦痛だよ）

若い隊員とファインダー越しに目が合った（空挺用折りたたみストックの８９式小銃）

yakumoのうろつきはまだ続く、雨なのに・・・

左室隧道 機銃陣地（決６４部隊）

廃トンネルとして有名な「左室隧道」の上に、機銃陣地が構成されているとの事で、探索に行って来た
地元探索チーム「房総半島戦跡考古調査会」様との探索である

集合場所のコンビニに、それぞれ自分の足で集合する

数台に分乗し、現地に向う（いすみの線）

駐車場に到着、探索準備に入る

まききさんの、手作り投光器付きビデオカメラ

彼の車も探検仕様のカスタムカー（身近にも電気、車いじり好きな人がいるなぁ～）

駐車場側面に、すでに穴が見える

明らかに軍掘りである

若干水没している、Ｌ字に曲がって終息している

２，３この様な壕が並んでいた

きへいさんが山の上に登っていたが、成果は無かった様だ

現在の佐室トンネル、味気無いものだ、２００８年生まれ

旧道を味のある隧道を見に行く

大小の旧佐室隧道（小さい方は歩行者用）

旧トンネルは狭く、対面通行のため、歩行者は通れないので専用トンネルがある

近代軍事関係は指定されないのだろうか？

登山道を登って行く

登山道の最中に、人工的な切込みが散見する

一人グループを離れ、感の向く方向に進むと、小壕がいくつか現れる

大体は単純壕だったが

その中の一つ、奥行きが在りそうな物があった

脇の広い方の壕口から滑り込む

数段の階段が、キチンと造られていた

中を見て行く、右手が先に外から見た穴

手前に穴が掘ってある、銃架を据える為の物だろうか

壕口改造の銃眼となっている、トンネルからの登山道を狙える位置にある

奥に進む

ゆるいカーブを描いた以外に大きい棲息部があった

統制食器の転がる、生活感のある壕だった

他のグループに置いて行かれてしまった、隊長さんは自分が迷わない様に待っててくれた

なだらかな斜面の探索が始まる

限りなく尾根に近い所に壕があった

壕口を覗き込むと、銃眼が見える

少し下り勾配に進入する

若干小さめの銃眼、軽機関銃用だろうか

尾根沿いに移動し、次の狙撃陣地に案内してもらう

下に降りて、壕口を伺う

先ほどの壕より、奥行きがある

大き目の銃眼、きへいさんはそのまま外に出てしまった

結局自分も続いて出て行ったんだけどね

外から見た銃眼、人一人サイズ、確認！

直上の尾根に登ると、何故か木製電柱が２本立っていた

その後、尾根沿いを探索するも、新たな発見は無かった

元の登山道にもどる

先ほどの発見した壕を案内する

きへいさんが内部の食器を明るい所に出してきた

岐２５２

岐３１４統制食器である

近くに入れない隙間があったが、祠のようだ

山を降りて来た

この幅員で、センターラインのある道路になっている、どうやってすれ違っていたんだろう

ネットで隙間無くガードされているが、入っても問題無さそうに見える、1955(S30)年生まれ

歩行者用トンネル

キレイなものだ、1975(S50)年3月生まれ
だが調べて見ると、旧トンネルには壁の内側に空洞化が確認され崩落の危険性があるらしい
道にあるちょっと古いもの様を参考にさせてもらった、今回の参加者パパゲーノさんのサイト

夷隅郡 ｢桜花｣大多喜発射基地

本土決戦用桜花43乙型発射場として、安房郡の三芳村下滝田に残るカタパルト跡とレールが有名だ
少しマニアな人になると、いすみ市行川に格納壕、ターンテーブル、カタパルトの極一部が残る場所がある
更に今回は、地元探索チーム「房総半島戦跡考古調査会」様に無理にお願いして、案内してもらった。
民家に近く、御迷惑をかけない様にと、場所は秘匿させてもらう

これが桜花のカタパルトである、櫻の木まで生えていて、完璧に偽装されている

先端部分は工事の為、一部欠損している

粗末なコンクリートで、急造である事が伺える

カタパルト上部の、レール固定用の溝

これは下滝田のカタパルトの写真、基本的に同じはず

知恩院にあるカタパルトのレール

カタパルトの上を辿って、奥地に向う

振り返って見たカタパルト、正直判りにくい

これがターンテーブル、直径３ｍぐらいか？

きへいさんとネコさんが軽く落ち葉等を退けてくれたので、全体が何となく判る

部分的に覗くコンクリート

背後に控える、巨大な壕口

人物比きへいさん、のだの人さん、ネコさん、壕の上部は落ちてしまっている

幅や高さは行川と同じようだ

しかし、入り口天井が落ちている為、水が溜まってしまっている

水深は長靴ギリギリだった、短めの長靴はアウトだろう

この壕は掘りかけである、８割完成程度か

掘りかけの土山から入り口方向、なぜか奥に向って上り坂になっている

まききさんのお手製投光器、かなり明るいＬＥＤ顔負けか？

一方、ターンテーブルの発掘が行われていた

取り付けボルトなども出て来た

３０ｃｍほど掘ると、大分判る様になった

ボルトの脇に、木材の枕木が埋め込まれている

こんな物は始めてみる、土に埋もれていた為、空気に触れず腐らずに残っていたのだろう

交代しながら発掘（復元作業）は進む

ネコさんが、もう一つ壕があると言うので、見に行ったら桜花の交通壕がある

辿って行くと、壕の掘りかけがあった

三芳村でもＶ字形に２つの壕が在ったらしい

戻ると発掘作業は大分進んでいた

1/4程に限定して掘っていく

ほぼ、発掘終了

固定ボルトも、数多く出て来た、行川と違って破損が殆んど無い

特出するのはこの扇状に埋め込まれた木材、良く残っていた

何の用途で埋められたのか、判らない

発掘調査、終了！

このままでは、折角の木材が腐ってしまうので、土をかけ直す、やりっぱなしは良くない！

カタパルト、ターンテーブル、格納壕２基とほぼ完璧に残る、すばらしい基地だった

隊長、ネコさん、のだの人さん、まききさん、パパゲーノさん並びにきへいさん、ありがとうございました！