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京都 嵐山(竹林の小径)

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京都駅で、ペンギンのお出迎えを受ける
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京都タワー、これを見ると写真を撮りたくなる不思議
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東本願寺を通って
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桂川に出る
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上流に向かって進んで行く
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渡月橋が見えてきた
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今回は渡らない
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嵐山駅前に到着
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竹林の小径に向かう
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住宅、店舗の間を上がって行く
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百人一首の縁の地として、あちこちに碑が立っているが、切りが無いからパス
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竹林に入って行く
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ちょっと想像していた竹だけの小路では無いようだ
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竹林には一切入れない
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排水溝もちょっとおしゃれなもみじだが、効率は悪いようだ
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垣根で味気無い竹林を進む
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30分かからずに通過できるようだ
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管理用の作業道らしき道
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人が撮った写真を見ると、上の方ばっかりな理由はこの垣根のせいなんだろう
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遮断器の音がするので行ってみると、なんと電車が横切って行った、竹林の付近を阪急電鉄嵐山線、嵐電嵐山線、JR山陰本線、嵯峨野観光鉄道(トロッコ列車)の4路線が密集しているのだ。
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野宮神社に着いた
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鳥居が朱塗りや石でない、変わった感じ
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黒木鳥居というらしい
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野宮のじゅうたん苔
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ちょうど中間地点のようだ
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神社を出てまた登る
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天竜寺の北門があるがスルー
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結局茅葺の垣根を避けると、こんな不自然な写真になる
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T字にぶつかるが、右に行く
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御髪神社(ヘアサロンなどでは有名らしい)
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映り込みがいい感じ
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社務所も何も開いていないので、御挨拶だけ
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目的地、トロッコ嵐山駅に到着
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めっちゃ観光客が溜まっている、なんと始発は9時過ぎなのだ!
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トロッコ列車を見てみたかったが、待ってられない
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0904の始発なんて、観光客のためだけなんだろうな~
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昔のジオラマ模型があった
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布良洞窟砲台及び機銃陣地

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野鳥の森に到着、前にも来た事があるので、さくっと進む
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昔は孔雀が居たりしたのだが、今は居ない
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何も無くなった孔雀小屋
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その裏の壕口は知っていたが、鳥用のネットが張ってあって入れなかった
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いま、ネットは地に落ちた
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入り口部にある支保の跡
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この様子を見ると、公園整備の残土で無ければ、備砲には至らなかったのだろう
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ゆるく右に曲がると、登り勾配になる
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出来る限り砲室を上にしたかったのか?単純に二方向の掘削の差異なのか?
砲を持ち上げるには、しんどい坂だ
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最初は柔らかい地層部分の風化かとも思ったが、確かに掘ってある、この様な壁の彫りこみは、金谷砲台など各所で見受けられる、電路とかなのだろうか?
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ドデカイ砲室に出た
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左側が欠けている、出入りの為か?
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人物が入ると、砲室の大きさが判る
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これは未成なのかも知れない、弾薬庫が無い、右奥の部分がそうする所だったのだろうか?
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外を一人で探索するも、祠が一つあっただけだ
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全員集まった写真(一人除く)
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さて、戻ろう
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更に山の上へ上がっていく
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富士見展望台到着、一番近い展望台
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湾内を砲撃するには、いいロケーションである。
ここで沖合いに空母が見えると言ったが、誰も信じてくれなかった
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引き伸ばしてみた、確かに空母が居る
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緩やかなハイキングコースを登って行く
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ここから先、展望台や休憩ベンチは結構ある、ついでに廻ってみるのも景色はいい
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のんびりと歩いていく
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遊歩道の斜面に、銃眼が開いている
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銃座には上から入る事ができる
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ここにはもう一つスリットがあるが、こちらは監視用な気がする、入った狙撃口と違い、向きが変なのだ
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狙撃口としては少し広くて、狙われそうだ
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もう一つの出入り口から出て行く
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ちょっと狭い
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出入り口からにょっきり生えるマッキー
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スリットの向きに付いて想像するも、判るはずも無く次に向かう
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展望台ごとに、一休み
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リラックスする中でも、のださんは位置情報等をチェックする
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しばし検討会、パパさんが行き過ぎじゃね?っと確信を突いた
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戻りつつ付近を捜索すると、ネコさんが穴を発見した
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かなりしっかりした仕上がりの壕内、間違い無く軍のものだ
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正面は爆風避け、右に曲がる
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更にクランクして左へ
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右に岐路が見えるが正面が気になる
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掘りかけであるが、銃眼だ!
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銃眼部から別の土が入って来てるので、一応は開口していたのだろうが、埋まっている
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後続が来たので場所を変わる
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途中の岐路に行ってみる
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手前に小部屋が有って出入り口、ほとんど埋まっている
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銃眼に戻る
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ちょっと掘ってみたが、岩盤に遮られ、木の枝程度では掘れなかった
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戻ろうと思ったが、狭い壕内は混んでいた
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穴から這い出してみた
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埋まっているが、多分場所的に銃眼だろう
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さて、戻ろう
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降りるのはいいが、登るのは大変だ
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もうすぐ日が暮れるので、本日の探索終了!
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おのおの片付けに入る
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最後に記念撮影
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その後みんなで今日の大成功を祝う
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一日全てが当たりだなんて日は、そうそう無いのだ残念ながら・・・
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食後のダベリをしながら解散となった
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時間をずらしたおかげで、館山道はガラガラ
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アクアはまぁ、こんなものだ・・・

布良洞窟砲台陣地その2

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階段のある部屋が現れた
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非常に綺麗に掘られた部屋、作戦室とかだろうか?
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空き缶が散らばる
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なぜ二段分下げたのだろう?浸水や労力を考えると謎だ
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外に出て二股を右に行く
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突き当りと右に岐路?
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これも掘り下げの弾薬庫だろう、水没している
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二股を左に進む
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砲室だっただろう部分、土砂が流入しているが、弾薬庫もあるし第四砲座だろう
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二股に戻っていく
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しかし本当に綺麗な壕だな
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メイン通路には全く崩落が無い
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もっと遺留品があるといいのだが、人里に近いためか何も無い
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本隊に合流した
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のださんもやって来た
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マッキーが小森さんと遊んでる
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第三砲座で記念撮影して脱出した
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このあと水没で中から行けなかった第一砲座に向かう
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難儀している総軍さん、お先に!
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ねこさんが砲室前で待っていてくれた
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ここだけコンクリートの前壁がある、防御用と言うより当時から崩れやすい状態だったのだろう
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コンクリートを乗り越え、崩れた天井部から進入する
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第一砲室、他と殆ど同じ構造だ
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壁の彫りこみも一緒
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砲室入り口、天井に亀裂が有り、かなりもろい様だ
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麻袋に入ったまま固まったコンクリート、麻袋の跡がくっきり残っている
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砲室通路からメイン通路へ
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左側は水没区に繋がっている
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直接通れなくても、廻り込めて助かった
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その手前にある弾薬庫、階段がある
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その隣の入り口
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麻袋のコンクリートなのだが、かなりデカイ袋だ
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陰影を出すと、麻袋の跡がよく判る
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向こうの入り口は崩れているが、第四砲座側の部屋と同じ構造だったのだろう
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崩れた出入り口を内側から
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そんな出入り口にも、外側には隔壁の跡がある
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出口がある、隔壁の跡もある
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外部から観た壕口
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コンクリートの一部が残っている
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そのまま尾根まで一人で登って見た
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細い馬の背で、何もなさそうだった
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下ると壕口が一つ有った
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5mほどの単独壕だった
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近くにもう一つ穴の痕跡が有る
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恐らく同程度の単独壕だろう、メンバーを待たせているので、下山する。

布良洞窟砲台陣地その1

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布良の重砲兵陣地に移動した、洞窟式海岸砲が4門も据えられていたようだ
形式及び実際の備砲の有無は不明である、今は弾一つ残っていない
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地権者の方に断りを入れ入山する
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人家や畑が近くにある場合、イノシシ等が踏み後をたどって降りて来るので、下手に踏み荒らさない様にしよう
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通りやすい畑からの道を案内して下さった
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ちょっと崩落ぎみの砲室から進入する、ここは第三砲座らしい
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砲室前縁部は末広がりに削ってある、これでかなり射界が確保できる
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砲室の両サイドには排水溝完備、砲室を分離する様に隔壁を付けていたモルタルが残っている
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各砲室には同様な堀込みがある、双眼鏡などの用具置き場だろう
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人が多く写真が撮れないので、さっさと中に入ると同じ様にとのさんがいた
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振り返って砲室を見る、このサイズでは94式山砲(75mm)がやっとではないか?
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砲室を出て通路部分にも隔壁のモルタルがある、かなり細分化されていたようだ
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砲の移動を考慮したのか、通路は意外に広い
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壕の造りかたが太い直線を多用する海軍っぽい
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10数mの通路がある
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これは砲室ではなく、観測室だと思われるが、外部崩落で埋まっている
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メイン通路に戻る
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ここの隔壁には、木枠が残っている。取り付け状態が判る貴重な物だろう
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通路左側には弾薬庫と思われる小部屋がいくつか掘られている、砲室が被弾しても誘爆しない様にか、通路を隔てて更に7~8m奥に掘ってあるし、砲室との直線状には造っていない、艦砲射撃対策だろう
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4mを超えるような通路に出た、土頭が少ないせいか、天井は大して高くない
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浅い弾薬庫もある
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5m程度の深さの弾薬庫、小森さんのいい住処になっている、意外に狭い
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山の反対側に抜ける連絡通路
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洲崎第一砲台と同様の水槽がここにもあった
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かなり大規模に崩落していたが
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僅かに人がくぐれる程の隙間が開いていた
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崩落箇所の向こう側は、健在だった
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しかし、無常にも開口しているが出られない
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またこれを戻るんかい!恐らく付近のトンネル工事の為の崩落だろう
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メイン通路に戻ると下り傾斜の左と右の砲室に別れる
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判り難いが、砲室自体と通路部分に隔壁が二ヶ所あるのが確認できる、しかも斜めになっているのが他では見れない特徴だ
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二等辺三角形の砲室、床面が綺麗なので車輪の付いた移動式の砲が置かれていたのだろう
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愛を語り合う二人は良いとして、砲室の形状、隔壁などが良くわかる
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なぜ向かって右側の掘りが足りないかは不明、ちなみに第二砲座
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下り勾配の通路に進むと
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長靴を越える水が溜まっていて、突破不能であった
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仕方が無いので引き返す、左が第二砲座
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右に岐路がある
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水没
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この辺は床が埋まっているようだ
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外部からの土砂の流入で塞がっていた
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最初に入って来た第三砲座
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一人とぼとぼ歩く総軍さん
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右側にある第三砲座の弾薬庫、水没して水が乾燥した跡が壁に有る
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壕内を小森さんが飛び出した
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他の人が驚かせたのだろう
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先に進む
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外部の崩落で行き止まりだった

館山市香(こうやつ)寺山砲台  (アナリスト御案内)

最近やったばかりの香砲台だが、みな興味を持った様なので御案内する事にした
ここは案内無しに到達するのは難しいだろう、冬枯れしても外部からは見えない様に偽装されているからだ
実に5年ぶりぐらいに訪れたが、入り口をちょっと間違えたが、何とか辿り着く事が出来た
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駐車場に車を停めて、準備に入る
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友が島以来、とのさんは探索時には殆どステッキ携行する様になった、確かに楽なんだわこれ!
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昭和三年五月のコンクリート橋、その名も香橋(そのまんまやね)
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山の上り口に到着
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後続が中々来ないので待つ
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果敢にのだの人がアタックを開始する、誰がこんな山に入ろうなんて思うんだろう?
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かつて知ったる自分は、さくっと到着!後続が来るまで20分はかかった
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砲室近くの掘り込み
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さて、軽く見て見よう5年ぶりだ
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相変わらず綺麗な砲室だ
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砲室横の階段は作りかけで先は無い
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奥を観る
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横に弾薬庫が二つ
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奥に行こうと思ったが、そろそろ後発が来る(のださんは既に一緒にいる)
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健脚ネコさんが到着
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壕内に入って行く
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横の枝坑は回廊になっている
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まっすぐ奥に行く
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最深部、塞がっているように見えるが
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外光が見える、僅かに開いているのだ
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外に出ると竹やぶだった、平地では有るが何も無かった、当時はメインの出入り口だっただろう
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壕内に戻ると、メンバー達が探索中であった
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一人総軍さんは歩測中
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思い思いに壕内を堪能する
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広くは無い壕内、ポツリポツリと砲室に戻ってくる
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どうやらみんな帰って来た様だ
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ネコさんの撮った記念撮影
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みんな満足して頂けたようだ
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待機組みのマッキー兄と合流
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さあ、下山しようソテツの原生林を越えて
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これからが大変だ、軍道はすでに消えている
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こんな山で下手に入ると位置を見失うかもしれない
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人里に下りて来るとほっとする
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駐車場に戻ってくると、みんな汗だくだ
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探索後、みんなでラーメンを食べに行く
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人数が多いのでしばらく待ちながら、デカビタCのカンって珍しいよねと語り合う
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バラバラに呼ばれて行く
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三ヶ所に分かれたが、仕方が無い
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スペシャルラーメンを注文、けっこう旨かった
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その直後、コンビニでまた飲み食いするタフなメンバーだった!

洲崎第一砲台付属陣地

今回は洲崎第一砲台には触れずに、そのすぐ側にある付属壕のみに行ってきた
洲崎第一砲台は、砲塔砲台の基部がターレットごと残っている全国でも稀な遺構である
しかし、現在は高級別荘地として分譲された住宅の一部となり、一般人の立ち入りは不可能になってしまっている。
数年前までは開口していた唯一の穴も、現在はがっちり扉を作って、施錠されている。
これはもはや、不可能物件と言えるだろう、破壊されるよりはマシだけど。
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唯一の入り口は、がっちりガードされている、地権者も良くここまでやった物だ。
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早速付属陣地に向かう
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以前は壕を利用していた人が居たようで、近代の電線及び電灯が壕内にある(こっちはダミー壕)
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では本当の壕口に入って行こう
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陸軍ならではの、すれ違いの困難な狭い通路
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緩やかに曲がった辺りにある、左側のくぼみ
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水槽だろう、掘り下げた形は、珍しい物だ
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右側の枝工にずりが積み上げられている、この先はL字に曲がって行き止まり
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本坑を進む
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塩ビパイプの電線があちこち邪魔くさい
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壕内にいきなり現れるゴツイ電柱、以前はこんな物無かった、建物の基礎として打ち込んだ杭だろう
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電灯はここまで付いていた
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先行したのださんに追いつく
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あえてこの部分は後回し
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とりあえず最奥部を見に行く
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当時は外部に接続していたのだろう、土砂が流入して塞がっていた
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途中で無視して来た、二段階式の縦穴に戻ってきた、のださんは1段目の踊り場に立っている
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上に伸びる坑道、以前は梯子が掛かっていたのだろう溝がある、しかし手が届かない、無理だ!
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入り口近くの水槽で、風呂に入るカッコウをするのださん、小森さんナイス!
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中腰になると、よけいあかん事をしているみたいに見える
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降りてきて、みんなで梯子があればな~とぼやく
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とのさんが軽く、「あるよ梯子、2mなら」って
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これは戻るっきゃ無い!
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ひったくる様に抱えて動き出す人々
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さっそく梯子で1段目に登る
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よいしょっと方向を変えて2段めに掛けなおす、ちょっと短いが何とかなる
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やっとこの上に登る事ができた
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後は階段を登るだけ
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振り向くと反対側に1mほどの堀込みがある、恐らく上側から掘ってきて、高さが合わず、無理矢理ここで下に掘って接続させたのだろう
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一段が30cm近い階段を登って行く
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おや、見たくない物が見える
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まさかの閉鎖
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仕方なく戻る事にする
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壁には年代不詳の何かを取り付けていた金属片がある
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下を観た所、掘り込みの様子がわかる
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降りるとしよう
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入れ替わりにマッキーが登る
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総軍さんもマッピングに登って行く
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そして登りきった所で梯子が回収される
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立ち尽くす総軍は、何を思う?(その後彼を見た人はいないとか?)
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二人を残し、撤収して行くパパさん
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今日は初めっから居なかった事にしようと、口々につぶやきながら壕を出る
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さらば総軍、まっきー!おしあわせに。

ちなみに上部の板塀の向こう側はこうなっている
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以前に斜面に見つけた壕口
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今回の壕と似たような水槽がある
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そして閉塞、通過した訳では無いが、十中八九ここで間違いないだろう
現在この壕口は、住宅に飲まれ、扉で閉鎖されているので入れない


マッキーまた画像借りるよ~次も借りるよ~人の目線は面白い!

東京湾要塞重砲兵連隊第二大隊本部壕 その2

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コウモリ乱舞の通路
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掘削途中で終わっているようだ
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天井を見ると、掘削ロッドが幾つか突き刺さっている
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1.5cm位の太目のロッド
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こっちは奥にあるロッド、小森さんが邪魔をする
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何とか抜こうとしたのか、周りが掘ってある
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後続隊が追いついて来たので、場所を変わる
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この辺は非常に綺麗な床をしている
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後続隊も小森さんに襲われている
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階段はくだりの方が怖い
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磨り減った階段ならなおさらだ
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振り返り画像、水が流れていた様だが、先は塞がっていた?近年塞がってしまったのだろうか?
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床には水路のように水の流れた跡がある、排水溝ならはじに掘ってあるはず
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壁面に矢印がペイントしてある、方向から観て塞がった壕口から出入りが出来ていたのだろう
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元の分岐点に戻って来た
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本坑に戻る
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壁に横向きに鎹が刺さっている、さっきの通路は縦だった
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鎹は10cm程度の小型の物
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微妙にずらした通路終端部
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右側は小部屋か倉庫らしい
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左に主坑道は続く
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右に分岐
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小さな部屋だった
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右の上に、棚状の堀込みがあるがなんだろう?
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左に曲がると、微妙にコンクリートを打った部屋が有る
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入り口入ってすぐ右に、隣の部屋への接続通路がある
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謎の構造物が転がっている
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中央部にはコンクリートの排水溝、風呂か調理場だろうか?
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逆の入り口から室内を見る
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本部壕なので、炊事場ぐらいあっても不思議は無いが?
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床面は半分以上岩盤のままで、排水溝だけが目立つ
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皆でいろいろ考えるが、判るはずも無い
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一旦主坑に出て隣の部屋に向かう
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隣の部屋
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特徴無く、ただ四角い部屋。この辺には3つのキチンとした部屋が有る事になる、会議室、調理場、食堂みたいな構図を考えてみるが、判るはずも無い。大隊本部といっても司令部要員だけが入るだけだ、小規模でいいのだ。
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外周通路に戻る
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右側の道路方向に向かう
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土砂の流入で、外部には出れなかった
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逆方向に進む
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最初に見た柵がある出入り口
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左右に小部屋がある、衛所だろうか?
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壕口近くにみんな集まってきた
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通路にも立派な排水溝がある
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総軍さんの作図待ちで外に出る事にする
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狭いので、一人ずつ這い出す
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さて、撤収しよう
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大成功の内に、次の目的地に向かう

今回もまきき氏の写真を一部無断使用している、いつもすまんね~

東京湾要塞重砲兵連隊第二大隊本部壕 その1

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9月初旬の朝は涼しかった
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アクアは7時で既に渋滞が始まっていた
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ここの風景が一番好きだな
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集合場所に定刻どおりに揃った
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アナリスト初参加のとのさんの車に、皆興味深深である
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早速最初のアタックポイントに移動した
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手前にあった壕口は、柵がされていた
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覗き込むと、当たりの様だ
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付近を捜すと、塞がれていない壕口発見
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十分入れる隙間が有る
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進入成功
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中は非常にドライで綺麗だ
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左の探索をのだ氏に任せ、自分は右方向に進む
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二股に分かれる、まずは右側に進む
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階段だ!
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右に曲がりながら登っていく
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T字にぶつかる
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左側の開口部
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右側の開口部
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元来た階段を戻る
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二股に戻り、今度は左側に進む
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倉庫の様な空間で突き当たり、来た道を戻る
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相当造りの良い壕で、歩きやすい
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排水溝も切ってある
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右側の広く四角い部屋、壁に支保の溝も残っている。これは柱を建てて木造の部屋が指令部員用にあったのかも知れない
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カスガイも幾つか落ちてるし
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奥側から部屋の全景
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まるで海軍のように綺麗な掘削だ
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ここから少し、通路の幅が狭まる
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通路の左右に岐路が幾つも見える
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右側の外周から見て行く
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複雑な枝坑かと思えば
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十字型の部屋だった、倉庫だろうか?
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部屋を出て、角を曲がる
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左に曲がると、ちょっと登り勾配の通路が見える
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壁に突き刺さる釘、この壕内では電気設備(碍子等)を見る事は無かった
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交差点部分に、扉を付けていたモルタルの跡がある、天井も四角い
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右に曲がった部分にもある居住環境は良さそうだ
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先に入ったのだの人が、コウモリの大群をこっちに追い込んでくる、天井いっぱいコウモリが飛んでいる
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すっかりコウモリの居なくなった通路を進む
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すれ違い場、これは結構我々も助かっている。狭い通路の壕には必須だ!
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右に進む、どうもこっちの通路は天井が低い、174cmの我が身にはツライ低さだ
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壁面右側に、何本かの鎹が刺さっている、上が曲がっている、電線でも供給していたのだろうか?
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この通路のみで見られた
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突き当たりに見えたが、右に階段がある
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大分侵食されてしまっている階段
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右はすれ違い場、左に行く
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長い直線通路
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ランプを掛ける杭だろうか
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右にくの字に曲がる
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だんだん通路が陸軍っぽくなって来た
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また階段だ、この階段も侵食され、滑りやすかった
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曲がりくねる階段
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90度クランク
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小森さん再び!
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正面は開口部だった様だが、土砂で埋まっている
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左の通路に進む


つづく

館山海軍航空隊 中攻用掩体壕及び付属壕

館山市にある掩体壕は2つ確認されているが(有蓋掩体壕)、無蓋も何処かにあるらしい。
赤山地下壕の近くにある、館山海軍航空隊の小型機用掩体壕は、ガイドブックにも載り有名だが
それとは違って案内板も無く、存在すら殆ど知られていない、館山海軍航空隊の中攻(一式陸攻等の中型爆撃機)ようの
山をくり抜いた、洞窟式の掩体壕が現存しているのだ。
これを見つけるのは、ちょっと大変だろう、道路からは見えないし、恐らく個人の敷地内なのかも知れない。
この写真を撮ったのは、数年前になるので、今は開発され、住宅が並んだ後ろの山になってしまっただろう。
この頃は掩体壕の前に腐った池が出来上がっていて、近寄る事が困難だったが、長靴程度で踏破できた。

型により差異はあるが、ざっくりいって全長20m、全幅25m、高さ6m(水平時)が中攻の大きさだ
それだけでこの壕の大きさがわかるだろう。

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周辺の荒地が整地され、宅地化の工事が始まっている(数年前の話なので今頃は住宅地だろうな)
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池と化した入り口と、僅かに見えるコンクリート製掩体壕
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近寄ると、かなり大型なのが判る
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掩体壕内は、完全水没
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人と見比べると、大きさが良くわかる
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洞窟式掩体壕は数える程しか存在しないので、この様に洞窟通路を有しているのは他に見かけない
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常時水没しているおかげで、落書き一つ無く最高の保存状態である
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何かを取り付けていた様な跡がある
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床面はコンクリートで固められているので思ったよりは水深が無い
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野島を除けば、現存する最大級なんじゃないかな?
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奥の地下壕部分に入っていこう
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掩体壕部分と違い、地下壕部分は未完成もいいとこだ
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通路として使う分には問題は無いのだが、床がなんともだ
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部分的に幅も高さもかなり広い
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裏側への唯一の出口
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外部はかなり瓦礫に埋もれている
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内部をもう少し見て回ろう
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小森さんがいっぱいいる
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片側に寄せられたズリ
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僅かに階段を作ってある
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分岐点にある灯り置きの窪み
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壁面が紫になる(カビなんだけどね)
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あまり壁に触りたくない
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突如段差が現れる、高低差のある通路、何かの意図があるのだろう
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排水の溝が切ってある
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段差を振り返る
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掩体方向に戻って行く
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兵員休息室か倉庫だろう、やたらに綺麗になっている
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この辺は実に海軍らしい、丁寧な仕事だ
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二股だが、一方は見たまんま行き止まり
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多少ガレた通路を抜けると
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掩体壕に戻ってくる
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外周部にコンクリート製の壕が有った
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幅は広くないが、奥行きはある。燃料貯蔵壕だろうか?
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入り口から最後まで水没だが、コンクリートで歩きやすい
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最奥部だけが何故か素掘りのまま
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深さ30mほどだろうか
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僅かに開口している穴が有った
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覗いてみると、確かに地下壕だった
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なんとか潜り込む
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しっかりとした造りだが、湿気が酷い
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何か居る!しかも大量に!やばそうなので脱出する
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途中の脇道に入ってみる
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こちらは部屋になっていた
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もう一つ穴が有った
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しかし短い物だった

位置的には洲崎海軍航空隊なのだが、誘導路が洲の空を回り込んで伸びているので、館空の掩体壕であった
館山航空基地次期戦備施設計画位置図_
左下の山の部分がこれに相当する

館山市香(こうやつ)寺山砲台

館山海軍航空隊は海軍5番目の実戦航空部隊として開隊した。
その防空施設として、館山城山砲台大賀二子山第一砲台館野大網第二砲台八幡砲台、船形砲台、香寺山砲台、神戸布沼砲台、北条砲台、笠名砲台の9つの砲台が構築(計画)された。
赤文字が引渡し目録に記載がある、砲を据えつけてあった砲台、後は備砲されたか不明である。
その内の一つ、香(こうやつ)寺山砲台を発見した。
しかし、米軍の引渡し目録に砲が記載されていないので、備砲はされなかったのだろう。
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鬱蒼としたこの山の中に砲台は有る、全く見えないので見つけるのはかなり困難だ
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切り立った(切り開いた)壁面に砲室が口を開いている
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かなり強固な造りをしているのが判る、しかしこれはどう観ても直射砲台で、防空砲台ではない
何処かで混同されてしまっているようだ
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砲室の状態は完璧と言えるほどいいだろう
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天井に砲の取り付け用の吊り金具がある
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砲室向かって左側に階段がある
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結構急な登り方の階段
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掘りかけで終了している。上部への抜き穴的なものだろう
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下に下り砲室を内側から観る
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砲室側から内部を見ると、左右に部屋が2つ有る
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即応弾薬庫だろう
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もう一つは未完成のようだ
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正面の先は塞がっているように見えるが
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乗り越えると先が続いている
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ここから先は酷いガレだらけだ
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崩落も有るが、大半はズリだろう
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トロッコ軌条も無く、手作業だったようだ
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接続部も荒い造りだ
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入り口と違って、高さも無くなってくる
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小森さんは元気に飛び回る
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急に通路の状態が良くなったと思ったら
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開口部だ、本来の入り口なんだろう
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外に出てみた
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竹林の密集地だが、開けた場所だ。当時の作業場だったのだろう、
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また壕内に引き返す
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途中には掘削中の枝坑が点在する
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この荒さを見ると、本当に撃てる部分だけに傾注して急造したんだなと思う
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砲室手前に戻ってきた、乗り越えれば砲室だ
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内部と砲室の差がこんなに激しいのも珍しい、鉄筋もちゃんと入っている
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外に出ると、真っ暗だった
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どうやって下山しよう?