
早朝の羽田を立ち、新千歳空港に向かう

千歳でレンタカーに乗り換え、帯広を目指す。なぜ帯広空港にしなかったかと言うと、単純にお一人様ツアーは選択肢が狭く、飛行場やホテルを選ぶ幅が極端に狭いのだ、ましてや行くのを決めたのは1週間前だし。

何処迄も続く直線道路と変な矢印(積雪用)を見ると、北海道だなと思う

アートな納屋に、思わず車を停める

どこに行ってもこんな風景が続く

帯広市最北のトーチカに到着、十勝郡浦幌町トイトッキ浜トーチカ

大型のトーチカで、銃眼も深くデカい

この斜め傾斜が入り口なのだが

おや、少し後ろに別の入り口が?

本来は長い入り口トンネルだったのが、途中でポッキリ折れている様だ

反対側にも銃眼があるが、ほぼ埋まっている

知らなきゃ銃眼とも思わないだろう

結局入れるのは、この銃眼だけ

内部はかなり広い

思えば、こんなオールコンクリート製のトーチカに入るのは、初めてかも知れない


これが本来の入り口で、半地下構造になっていた様だ

結構内部構造はふくざつで、内部隔壁がしっかりしている(反対側の銃眼が破壊されても、一方は残る)

反対側の銃眼

僅かに見える、銃眼の段々

天井にある通気口

反対側の銃眼

丁度通りかかたジムニー。敵が来たらこんな感じに見えたのだろう

天井に登ってみる

上から見る通気口

出入口から降りる

帯広初トーチカを後にする

この辺の電柱は2019年の台風以来、曲がったままだ

来る時は気が付かなかったが、ちゃんと案内板があった

ホリエモンのロケット格納庫が見えて来た

現在は見学出来ない様だ

次の目的地に到着

8月にyahooニュース等で有名になった落ちそうなトーチカだ(大樹⑬トーチカ)

反対側から見る

トーチカへの入り口は、1m程の塹壕として残っているが埋まっている

海岸に降りる


地面の岩盤部が、波によって浸食されている

実は十勝方面で、銃眼が海側を向いているのは非常に珍しい

トーチカ内部は完璧に埋まっている様だ、これは諦めるしか無い
今回はこのトーチカが気になって、急遽北海道行きを決断した。下調べ等ほとんどする暇も無く手持ち資料と人様のブログを頼りに周って来た。主に
kanレポート様と
たんけんのきろく@探索の痕跡様を参考にさせて頂いた。
書籍としては社会批評社「本土決戦戦跡ガイドpart1」を主に参考にした

書籍内のこの図の番号を倒守してその前に地名を入れて、今後は紹介して行く
気になるのは3年前に発見されたと言われるこのトーチカが、2012年発行のこの本に大樹⑬として記載されている事
2020.10.6現在、このトーチカが落ちているのが発見された
知り合いの知り合い経由でもたらされた情報だが、ネット上には何処にも載っていない
近年多くのトーチカが落下しているらしい、見ておいて良かった。


情報提供ありがとうございました!