米ヶ浜練習砲台(平和中央公園)

横須賀文化会館に車を停め、米ヶ浜砲台の工事終了状態を見に来た

駐車場から外回りに公園に向かうと、住宅の駐車場脇に移設だろう境界柱が並んでいる

上(防六七)、下(防六六)

公園入口右側の地下施設通気口らしき物

その先の陸軍所轄地標石

公園に一歩入ると、以前を知っている人なら驚くだろう

左側はともかく、右側はかなり豹変している

道の線形等、かなり変わってしまったが、昔からある遺構は基本的に保存されている

掩蔽部前面にあった柵は撤去されている、ここに28cm榴弾砲砲座があった

左側は施錠されているが、中が見れるようになった

以前、管理人室として使われていた頃のパーテーション等は、撤去されている

なぜ流し台だけ残したんだろう?

高級感を出したかったんだろうが、このアクリル板は見にくい


こちらは窓は残したものの、塞いでしまった


工事中に露出した地下遺構も、再度埋没されている


弾薬庫上の土塁に通気口の蓋があるが、後世のものらしい(管理室とトイレに転用したため)

この辺の斜面には小菅煉瓦の桜マークが残っている煉瓦片がかなりあったが、ほぼ全て撤去された

壊れた東屋後も綺麗になった

猿島が見える


デッカーさんも移動した

この辺に新たに発掘された地下遺構があったが、位置を知らせる物も無い


懐かしいモニュメント、老朽化で取り壊された

新モニュメント

外周はコンクリートで作ったレンガ風に仕上げられているが

小菅煉瓦を思わせる刻印が付与されている

全てにではなく極一部なので、探して欲しい

横須賀市立自然・人文博物館に向かう



ちょうど催し物をやっていた(常設?)



現在は盛り土され、地表が高くなっている


横須賀文化会館外側からの標石のある登り口


陸軍所轄地の標石が映っている

昭和40年

上図の右側





写真、煙突横の階段は残っている

昭和39年図面



コンクリートの柱状の物が幾つか見えるが、全て破壊された

カノン砲台の貴重な遺構だったと思われる


何らかの方法で、残して行って欲しい物だ
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