館山海軍航空隊 中攻用掩体壕及び付属壕

館山市にある掩体壕は2つ確認されているが(有蓋掩体壕)、無蓋も何処かにあるらしい。
赤山地下壕の近くにある、館山海軍航空隊の小型機用掩体壕は、ガイドブックにも載り有名だが
それとは違って案内板も無く、存在すら殆ど知られていない、館山海軍航空隊の中攻(一式陸攻等の中型爆撃機)ようの
山をくり抜いた、洞窟式の掩体壕が現存しているのだ。
これを見つけるのは、ちょっと大変だろう、道路からは見えないし、恐らく個人の敷地内なのかも知れない。
この写真を撮ったのは、数年前になるので、今は開発され、住宅が並んだ後ろの山になってしまっただろう。
この頃は掩体壕の前に腐った池が出来上がっていて、近寄る事が困難だったが、長靴程度で踏破できた。

型により差異はあるが、ざっくりいって全長20m、全幅25m、高さ6m(水平時)が中攻の大きさだ
それだけでこの壕の大きさがわかるだろう。

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周辺の荒地が整地され、宅地化の工事が始まっている(数年前の話なので今頃は住宅地だろうな)
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池と化した入り口と、僅かに見えるコンクリート製掩体壕
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近寄ると、かなり大型なのが判る
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掩体壕内は、完全水没
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人と見比べると、大きさが良くわかる
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洞窟式掩体壕は数える程しか存在しないので、この様に洞窟通路を有しているのは他に見かけない
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常時水没しているおかげで、落書き一つ無く最高の保存状態である
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何かを取り付けていた様な跡がある
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床面はコンクリートで固められているので思ったよりは水深が無い
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野島を除けば、現存する最大級なんじゃないかな?
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奥の地下壕部分に入っていこう
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掩体壕部分と違い、地下壕部分は未完成もいいとこだ
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通路として使う分には問題は無いのだが、床がなんともだ
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部分的に幅も高さもかなり広い
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裏側への唯一の出口
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外部はかなり瓦礫に埋もれている
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内部をもう少し見て回ろう
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小森さんがいっぱいいる
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片側に寄せられたズリ
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僅かに階段を作ってある
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分岐点にある灯り置きの窪み
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壁面が紫になる(カビなんだけどね)
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あまり壁に触りたくない
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突如段差が現れる、高低差のある通路、何かの意図があるのだろう
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排水の溝が切ってある
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段差を振り返る
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掩体方向に戻って行く
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兵員休息室か倉庫だろう、やたらに綺麗になっている
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この辺は実に海軍らしい、丁寧な仕事だ
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二股だが、一方は見たまんま行き止まり
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多少ガレた通路を抜けると
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掩体壕に戻ってくる
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外周部にコンクリート製の壕が有った
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幅は広くないが、奥行きはある。燃料貯蔵壕だろうか?
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入り口から最後まで水没だが、コンクリートで歩きやすい
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最奥部だけが何故か素掘りのまま
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深さ30mほどだろうか
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僅かに開口している穴が有った
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覗いてみると、確かに地下壕だった
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なんとか潜り込む
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しっかりとした造りだが、湿気が酷い
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何か居る!しかも大量に!やばそうなので脱出する
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途中の脇道に入ってみる
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こちらは部屋になっていた
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もう一つ穴が有った
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しかし短い物だった

位置的には洲崎海軍航空隊なのだが、誘導路が洲の空を回り込んで伸びているので、館空の掩体壕であった
館山航空基地次期戦備施設計画位置図_
左下の山の部分がこれに相当する
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コメント

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なんたる贅沢な場所ですか!!

地下壕付き洞窟掩体壕なんて初めて見ました!(ノジマ除く)
壕内の段差とかコンクリ巻きの壕も惹かれるし、ここは是非見てみたいですね~!
今は住宅地っぽいんですよね… 勿体ない。

知らなかった・・・

香の掩体は知ってましたが、
周辺にこんなのがあったとはっ!

今度、一緒に連れてってください~
この周辺だけでも見所もあるし(笑)

空母氏

静岡には無いでしょこんなの!
中に入ると大きさに圧倒されるよ
やっぱりコンクリートは萌えるね~
しかも落書き一つ無いと来てるし。

祐実総軍三等兵様

殆どの人が、手前の腐った池で断念するでしょう、なまじ手前の小型機用掩体を必ず見てるでしょうし、中には何にも無いという潜在意識があるんでしょうね。
先日目の前は通ったんですけどね~残念!

Σ(゚∀゚)すんげっ!

住宅地開発により、その後が心配ですが…
最悪なケースでも、先日あった住宅下の壕(館山ポピーランド内)の様にどんな形であれ壕自体は残っていればイイですよねぇ…。

壕内に居た大量の何かは、水没区間をどーやって出入りしているのか気になります…e-3

まきき/マッキーё 様

そうですね、入れなくても取り合えず壊さないでおいてくれれば、100年後くらいにはまた発掘されるかも知れませんしね!

大量の不明生物は外部の壕ですから、水没は無いですよ~