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金谷砲台

千葉県富津市の金谷にある、金谷砲台を紹介する。
ここは砲台と言う事よりも、「砲台山ハイランド」と言うレジャーランドの廃墟として有名。
最初の内は金谷のフェリー乗り場付近から鋸山登山道辺りを探していたが、見つからなかった
某サイトに上り口は金谷元名林道にあると書いてあったので、見つける事が出来た。
この林道は一般的に使われては居らず、落石だらけの荒れ放題なので、注意が必要だ。
金谷砲台は関東大震災で潰れた砲台が多く、それを補填する為に作られたそうだ。
確実な資料が見つからないが、最初は15センチカノン砲、後に10センチカノン砲を備砲
4基だったらしいが、砲座が2基しか分からない、大戦末期には28溜まで据えたとか。
金谷砲台の弾薬庫で2010年にぼや騒ぎが起こり、現在は弾薬庫の開口部はコンパネで
閉鎖されてしまって入る事が、出来なかった。
また、砲台山ハイランドのシンボルと言える、60糎榴弾砲も今も現存している。
DSC07170_R_20130206201845.jpg林道を落石を避けながら登って行くとそれらしい入り口がある
DSC07172_R_20130206201846.jpg入り口からひたすら山を登ると分岐がある、分岐にある石柱
DSC07307_R.jpg分岐を左に行くとまず、トイレの遺構がある
DSC07308_R.jpg奥に行くと兵舎跡がある
DSC07309_R.jpg兵舎の隣には井戸がある
DSC07310_R.jpg井戸の水は冷たそうだ
DSC07311_R.jpg陸軍境界石、防九五
DSC07312_R.jpg裏は陸一文字
DSC07177_R_20130206203530.jpg上の記号?
DSC07314_R.jpg折れた境界策
DSC07316_R.jpg倒れていた防九四ノ二(枝番付き)
DSC07319_R.jpg防九四ノ一
DSC07317_R.jpgこの先は藪に飲み込まれていた
DSC07320_R.jpg分岐の辺りのみ、石垣で補強されていた、車両を通していたのだろう
DSC07182_R.jpg本道に戻るが道は悪い
DSC07183_R_20130206210226.jpg見難いが地面を鉄管が横切っている
DSC07321_R.jpg登りはまだまだ続く
DSC07184_R_20130206210617.jpg何かが見えてくる
DSC07185_R_20130206210618.jpg婦人専用お手洗いの遺構
DSC07186_R_20130206210620.jpg鳥かご、聞く所によると、鳥の羽にペンキを塗り、カラフルにしていたとか・・・
DSC07187_R.jpg弾薬庫到着
DSC07188_R_20130206211124.jpg話通り入り口は閉鎖されている
DSC07189_R_20130206211125.jpg壁にはざらついた迷彩が
DSC07190_R_20130206211127.jpg足元に落ちていた石柱、何て読むんだろう
DSC07191_R.jpg弾薬庫に沿って回ってみる
DSC07326_R.jpg下からカメラを突っ込んでみる
DSC07328_R.jpg池の跡、2つあるがこれが10センチカノン砲座
DSC07330_R.jpg上に通路がある
DSC07331_R.jpg4つ目の出入り口
DSC07192_R_20130206212640.jpgリフト乗り場へ
DSC07199_R_20130206212641.jpg2つ目の砲座
DSC07337_R.jpg目玉の60糎榴弾砲
DSC07338_R.jpg
DSC07341_R.jpg榴弾砲は30口径前後まで、カノン砲はそれ以上と言う定義があるようだ60は規格外
DSC07344_R.jpgドイツのドーラなどは80糎を実現している
DSC07345_R.jpg砲身の先端に立って見る、割と高いってゆうか、砲座の下崖になっている。
DSC07349_R.jpg
DSC07350_R.jpgここに至る道で機銃掩体の様なくぼ地がいくつかある
DSC07351_R.jpg下山する、この溝は何だろう?砲台系でたまに見かける

砲台山ハイランドはその内別個に廃墟蘭に挙げようかな?
あまりに戦跡らしくない・・・



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