富津岬 イテ塔

富津岬の公園入り口から程内所にある、イテ塔を紹介する。
とは言っても、イテ塔のイテとは何かすら分からないのだが・・・
分かったのは据えていた、機銃の種類だけである。

固定陣地用の隠蔽式稼動銃塔であり、一式重機関銃の様に空冷で無く水冷式を使用した。
陸軍は、機関銃と言えばホチキス式のガス圧利用の空冷式機関銃であったが、実は反動利用の水冷式機関銃の方が、費用や故障の面から見れば遙かに有利だった。
水を使用するため移動には適さないが、永久陣地に据え付けるには以上の理由からも適していたため、イギリス/ヴィッカース社のを原型として昭和13年11月に完成したものを、98式水冷重機関銃として採用した。
弾薬は92式と同様の92式実包を使用し、給弾は移動を考えなくて良いため布ベルト式の50発となった。
DSC07137_R.jpgこの遺構は場所を知らないと、分かり難いかも知れない
DSC07138_R.jpg一度解体されそうになったのか、大きな傷がある
DSC07139_R.jpg右下を良く見ると
DSC07140_R.jpgこの遺構は下の土(砂)が流れてしまい、浮いている
DSC07142_R.jpg上に登る
DSC09592_R.jpg隙間から覗き込む
DSC07143_R.jpgほぼ真四角な部屋
DSC07147_R.jpg階段の様な物がある
DSC07144_R.jpgレール部分
DSC07148_R.jpg
DSC07149_R.jpg左右の穴
DSC07150_R_20130211221324.jpg主出入り口
DSC07151_R_20130211221326.jpg入れない
DSC09593_R.jpg裏手には観測所がある
DSC09594_R.jpg結構原型を留めている
DSC09596_R.jpg土台は一部破損
DSC09595_R.jpgサイドポッケット付き
DSC09597_R.jpg外部は円筒形、中は四角い部屋
DSC09598_R.jpg地下入り口
DSC09599_R.jpg何とか入れそうだ
DSC09600_R.jpg富津元洲堡塁砲台と瓜二つだ
DSC09708_R_20130211222747.jpg富津元洲堡塁砲台の写真
DSC09601_R.jpg反対側
DSC09602_R.jpg富津元洲堡塁砲台と瓜二つだサイズも一緒で狭い
DSC09605_R.jpg伝声管から伸びる光で植物が芽生える
DSC09603_R.jpg出るとしよう、狭くて息苦しい
DSC09606_R.jpg誰にも知られずひっそりと佇む遺構
DSC07152_R.jpgぬこ

このイテ塔は本土にはほとんど無く、満州方面の要塞防備用に使用されるのがほとんど。
三つの穴をどの様に使っていたんだろう?

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コメント

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No title

真ん中の穴は銃塔の隠れる(陰顕式)穴です。
左右の穴は、銃塔を上下させる重錘(重り)が上下するための穴です。

月刊グランドパワー
2005年1月別冊
知られざる日本の兵器(1)
に詳しい開発経緯等
、図面入りで掲載されて居ます。

ご一読あれ。

<span style="background-color:#FFFF00;">イテ塔</span>と同様の装備はハワイのオアフ島にあるみたいです。 こちらは、銃塔がそのまま残ってるらしいです。

チハ兄さん様

ご教授ありがとうございます

真ん中の穴は想像が着きますが、左右は解りませんでした、重鎮用だったんですね、謎が解けました!

可動する所を見てみたいですね!