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佐世保海軍警備隊 田島岳高射砲台

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いきなり降って湧いた平日連休、何年ぶりだろう?やることは一つだな。
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予約の必要も無いほど、ガラガラな機内、問題は長崎の天候だけだ
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この後の長崎便は欠航決定、この便も場合によって引き返すとの条件付きフライトとなっている。
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何とか降りれたが、広島、舞鶴に続き、また悪天候かい!とりあえず山狩りは無理そうだ
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レンタカーに乗り換え、高速は閉鎖されているので、横殴りの雨の中を一般道で佐世保を目指す。
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山に入ると霧に包まれた
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目的地に到着(弓張公園)、ここの弓張岳展望台そのものが田島岳高射砲台を利用している
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現在地はここ、公園化された砲台なら無難に見れるだろう
本来は前岳堡塁まで行きたかったが、道と現地と時間がやばそうだった
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公園の案内板が役に立つ
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しかし天気は無情にも何も見えない 
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公園内に入る(この辺は兵舎跡らしい)
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弓張岳(海軍では田島岳と呼んだ)において本格的な高射砲台の整備が行われたのは昭和13年(1938)頃のことであった。最初の装備は3年式8cm高角砲2門、空中聴音機1基、須式90cm探照灯1基であった。この装備は太平洋戦争開戦後の昭和17年に警戒用の電探(レーダー)が装備された他は大きな変化はなかった。しかし昭和19年7月の初空襲以降に戦訓に基づく増強が繰り返され、最終的には98式10cm高角砲6門、警戒用の11号電探1基、射撃用の41号電探1基を装備した。記録によると6回の対空戦闘を行い、佐世保空襲の際には電測射撃14回、136発の発砲を行っている。
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主要な物は見てきたが、発電所など等高線を見るとヤバげな物は諦めた
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41号電探跡
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完全水没で近寄れない
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41号電探の下には
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おトイレ遺構がある
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なぜだか戦跡におトイレの残存率は非常に高い
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第二砲座に向かう(第三砲座は消失)
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戦跡に興味がある人なら気が付いたかもしれないが、砲台の名称が田島岳高射砲台と陸軍形式
海軍は高角砲と呼んでいる、どこでずれたのだろう?
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砲座はとても綺麗に残っている
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即応弾薬置き場が完璧に残っている
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ここの特徴は即応弾薬置き場の上に水切りのコンクリート加工がある事だ
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妙に角張った印象もある
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砲員待機室の位置も右寄りに開口



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こちらは第一砲座
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中央に紫陽花が咲いているのが特徴だ
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床面の一部がコンクリートを剝がしてある
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砲座外縁部も削られている
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砲員待機室も第二砲座より大きく見えるが、両端を削られたせいだ
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散策路から外れた所にも、石垣などはあちこちにある
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何かのコンクリート台座
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こちらはアンカーボルトが4本づつ付いている
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標柱、境界柱の類だろうか?
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建物が見えて来た
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弾薬庫は全部で3つあった記録があるので、残りは隧道式だったのだろう
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弾薬庫は事故があっても、爆発力が上に逃げるように、天井は木製にしている物が多い
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庇だけはコンクリート製だ
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内壁に段差がある
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ヤマギリカットが特徴的
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足元の通気口は、1辺に2ヵ所づつある
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地震などで割れてしまったのだろう
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同じ部分の外側



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写真だと判りにくいが、窪地が掘られている
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周辺には、土塁状に掘られた所がいくつもある
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見上げるとコンクリートの角面が見える
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上には近代浄水施設が乗っているが
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辿ると、コンクリート遺構が顔を出す
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指揮所と探照灯施設だ
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指揮所内部は煉瓦の様だ
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草ボーボーの探照灯台座
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中は水没していた
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煉瓦のモルタル塗り
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冬に来ないと、全体像が分かりにくい
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指揮所の窓か?
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外壁部分
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土留めかな?
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本来の指揮所入り口のようだ
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少し離れた所の施設、戦後の水道施設かも知れない
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この研究結果だと、爆発の影響が35mなら。砲座間、指揮所間が各50mとしても、中間の25m地点に落ちれば両方ダメなのでは無いか?
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山を降りる途中、既に土砂災害が起きているようだ
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この辺の急カーブに差し掛かると
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防空壕が掘られている
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移動中の退避壕だろうか?
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掘りかけな感じだった
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カーブを抜けて来る敵を、速射砲で狙う事も出来そうだ(逃げ道は無いが)

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コメント

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No title

行っちゃいましたか佐世保・・・
パンドラの箱、開けちゃいましたか!

kan様

ついに我慢できずに行ってしまいました!
下調べが1週間程度しか出来ず、あちこち穴だらけな探索となってしまいました。
遺構の数が尋常ではなく、天候もあってかなり不十分な回り方でしたが、例によって貴ブログを参考にさせて頂きました。
まさにパンドラの箱、いくらでも遺構が出てきますね。

No title

お久しぶりです。
去年の観艦式付随行事で掃海艇ひらどに乗れた縁で、私も今年の盆休みは佐世保に行ってしまいました。

探索場所は長崎市の諏訪神社下の立山防空壕(合法的に中に入って見学可)、住吉トンネル工場(外側から見学可)、高後崎砲台、小首堡塁、丸出山堡塁、石原岳堡塁、弓張岳砲台、干尽煉瓦倉庫群、生月島砲台、前岳堡塁です。
冷感素材で目元と鼻以外を覆う超不審者スタイルだったので蚊の被害は少なかったですが、圧倒的な暑さと藪、寄居の大きさ2割増しカマドウマに心を折られて各戦跡の一部しかわかりませんでした。
中でも前岳堡塁の棲息部はライトを照射するとロケットランチャーの如くカマドウマが発射される惨劇に…。
各砲台の砲座は何がなんだか分からず、面高砲台は車を止める場所が無くて断念しました。
やっぱり冬に行かないと駄目ですね。

訪れた中では立山防空壕と石原岳堡塁がおすすめです。
また、夏休み限定ですが九十九島のホテルでは敷地内の海軍が掘った地下壕で素麺を食べる事ができます。
いつまで工事してるか分かりませんが、鹿子前町の地下工場群はyakumo様なら突撃できそうでしたよ。

スーパー好きA 様

ご無沙汰です!
やっぱり夏の砲台は無理がありますね?
良くぞこれだけ回れたもんです。
自分は集中豪雨にヘタレて、砲台系は殆ど諦めました。
普段の探索が忙しく、殆ど何の調べも無くの強硬調査でしたので、この後はあんまり期待しないで下さいね!

No title

普段は連休が少ないですが、お盆は連休になるので4泊5日と奮発しました。

気候の影響なのか、横須賀や舞鶴に比べて虫や植物が大きい、多いで割と驚きます。
手のひらサイズのアシダカグモなんて久々に見ました。
また、公園化してる戦跡は別として、近くに駐車できる場所やコンビニ、自販機は基本的に無いので夏場の難易度は本州以上でした。
自衛隊のレンジャーや虫大好きな人間じゃないと厳しいかと思います。

熱中症でぶっ倒れたり、毒蛇に咬まれたりしたら洒落にならないですしね。

スーパー好きA 様

自分も夏休みは2泊3日の遠征をしてきました。
しかし夏場は探索に不向きですね、いくつか発見に至りませんでした。

下調べの段階で、同じように車での接近が困難と思う場所が長崎はありますね、複数同時攻略は難しそうです。
また、長崎に行くときは、アタックポイント相談させて下さいね!