fc2ブログ

北海道 広尾航空機不時着場 エツキサイ①④トーチカ、紋別②③⑤⑥トーチカ、小紋別⑦トーチカ、野塚④トーチカ

DSC03908_R_20200923215804d72.jpg
牧場の脇の道を走っていると
DSC03909_R_20200923215806445.jpg
ふと、気になる建物があった
IMG_9543_R.jpg
グーグルマップにも載っている「広尾航空機不時着場」の遺構のようだ
DSC03911_R_20200923215808861.jpg
一見コンクリートブロックに見えたのだが、違うようだ
DSC03914_R_202009232203520bd.jpg
中に入れば、現代との造りの違いは一目瞭然だ
DSC03917_R_20200923215810b0b.jpg
床の台座は、発電機などでも置いていたのだろうか?
DSC03916_R_2020092321580938a.jpg
元々、不時着場なので、これ以外の遺構は無いようだ

この後のトーチカについてだが、正式名称としては特に無く、困った状態になっている。
ピンポイントで分かっているので、グーグルマップでの地名を頭に付け、野塚、エツキサイ、紋別と、南から並んでいる順に北に向かって番号を付ける。
グーグルマップもエツキサイと紋別がメチャクチャに振られているので、グーグルマップの通りに入れる。
紹介順は行った順なので、番号的には合っていない。

DSC03919_R_202009232210277c3.jpg
エツキサイ➃トーチカ(上記の建物の前の道を海岸に向かった先にある)
DSC03920_R_20200923221029544.jpg
何ともすごい状態で残っている
DSC03922_R_20200923221030850.jpg
入り口、とても入れる状態では無い
DSC03925_R_2020092322103280e.jpg
海岸に出て右手(南方向)に、トーチカが2つ並んでいる
DSC03926_R_20200924230912f46.jpg
残念な事に、二つとも埋没している
DSC03931_R_2020092423091458f.jpg
紋別③トーチカ(グーグルマップでは何故か地名が紋別になっている)
DSC03933_R_202009242309175c4.jpg
銃眼方向
DSC03936_R_20200924230918d18.jpg
入り口方向、とても入れない
DSC03938_R_20200924232401a9f.jpg
紋別②
DSC03940_R_20200924232402f85.jpg
もはやどっちを向いているのかすら判らない
DSC03943_R_202009242324069f9.jpg
どんだけこの海岸は、地形変化したのだろうか?
DSC03946_R_202009242324061f0.jpg
紋別③方向に引き返す
DSC03953_R_20200925224550572.jpg
車を走らせ、突っ込める所まで突っ込んだ。(文字通り突っ込んだ図)
DSC03949_R_202009252245467bc.jpg
紋別⑤トーチカ。一見普通に見えるのだが、消波ブロックを見て欲しい
DSC03950_R_2020092522454863c.jpg
実は斜面にキワドイ状態でずり落ちている
DSC03954_R_20200925224551573.jpg
紋別⑥トーチカ埋まっているし、波のせいか天蓋もエグレテいる
DSC03955_R_20200925224552f17.jpg
側面から見ると、良くわかる
DSC03956_R_20200925224553547.jpg
海岸のカーブ辺りに小さく見える小紋別⑦トーチカ
DSC03957_R_20200925224555714.jpg
さすがにあそこ迄行く訳には行かなかった、存在を確認だけした。

DSC03958_R_20200925231036057.jpg
野塚とエツキサイの境目となる海岸に来た
DSC03959_R_20200925231038b81.jpg
川を隔てて野塚側のトーチカ
DSC03960_R_20200925231040ea5.jpg
エツキサイ側のトーチカ
DSC03961_R_20200925231040d3e.jpg
このエツキサイ①トーチカだが
P1060286.jpg
ほんの数年前までは、崖の上にあった。(画像は「たんけんの記録@探索の痕跡」しげ様よりお借りした)
DSC03962_R_20200926233603a56.jpg
落ちる瞬間を、見てみたかった
DSC03964_R_20200926233605c01.jpg
最初はこれが入り口だと思っていたが・・・・
DSC03971_R_20200926233609fa4.jpg
なんと、物凄い長さの銃眼だった
DSC03965_R_202009262336067c5.jpg
見事にポッキリ折れている、こんなに長い銃眼口は見た事が無い!
DSC03972_R_20200926233609152.jpg
形からして、上下が完全に逆転している様だ
DSC03978_R_20200926233610440.jpg
後ろから見ると、入り口の高さが逆なので分かりやすい
DSC03982_R_20200927083901ec2.jpg
転落の衝撃で、天井(床面)が抜け落ちている
DSC03993_R_2020092708390614f.jpg
通風孔と銃眼、銃眼は思ったより小さい
DSC03984_R_2020092708390306c.jpg
銃眼の位置は、かなり高い所にあるようだ(上下逆になっているが)
DSC03991_R_2020092708390531c.jpg
通風孔からの眺め
DSC03987_R_2020092713084356e.jpg
銃眼からの眺め
DSC03996_R_202009271308447bd.jpg
野塚④トーチカ、川を挟んで地名が変わる
DSC03997_R_20200927130845f1b.jpg
銃眼だが、段々が見当たらない
DSC03999_R_20200927130848ec9.jpg
ちなみにこのトーチカも出入口を見ると、上下が逆のようだ
DSC04002_R_20200927130849dd8.jpg
入り口から見たトーチカ内部、左は通気口で銃眼は土の下で見えない
DSC04009_R_202009271343565ac.jpg
見事にキュービックなトーチカだった
DSC04003_R_20200927130850fda.jpg
予定ではこれでこの浜のトーチカは終わりだったのだが、遠くにコンクリートっぽいものが見える
DSC04006_R_20200927130851848.jpg
調査もれかと近寄って行ったら、消波ブロックだった、紛らわしい!
DSC04007_R_20200927134356ac5.jpg
あの岬の方から歩いて来た努力が無駄になった!
日没もあるが、ツアーのホテルの縛りで帯広まで戻らなければならない、ここで十勝方面の探索を終了する。
まだ野塚、広尾町まで行きたかったのだが、北海道は広すぎた。

IMG_9381_R.jpg
北海道行ったらラーメンやろ?と言われたので、とりあえずラーメンを食っておく
IMG_9382_R.jpg
なんで家系?とか突っ込まないように!
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

No title

何で家系??

ま、それはともかくとして、
>> 消波ブロックを見て欲しい
と言うから、消波ブロックの話題になるのかと思った。笑
ちなみにこれは三柱ブロックだけど、北海道限定のもあるみたい!
http://www.tripole.co.jp/syouhin_santyuu.html

当時はもちろん秘匿されていたのでしょうが、剥き出しで海岸線にトーチカが並んでる姿はなんだか異様ですね~。
行ってみたい!

とのさん

単純に宿から一番近い2km先の店がここだったんやけどんね!
着いてから思ったけど、疲れ果てとったからm、いっかって!
消波ブロックって、製品を持って来るんじゃなくて、現地に型を持って行って海岸で作るんだってね、輸送コストのせいで、そうなるらしい。
自分等が関東で一つ見付けて喜んでいるトーチカが、無造作にいくらでも落ちてる感じに有難味が薄れるけど、それぞれ微妙に違うから面白いよ。
北海道ならいくらでも走行距離延ばせるよ!

サッポロ一番じゃないんですか! 

4枚目のブロック風に浮き出ている目地は不思議ですね、パッと見戦後の倉庫にも見えますが、内部構造的に当時物のようですね。
しかし東海地方で探しまくってるのがАΗОらしいほどありますねwトーチカ
掩体壕同様全国制覇狙いたいです\(^^) /
まっ身軽になってからですが(;^ω^)

空母氏

二泊三日で店で食ったのはこれと空港の帰りがけだけやねん。
後はオールコンビニで、走りながらの時間短縮なんよ。
散らばってトーチカがいっぱいあるで、移動と砂浜歩きが半端ね~!
トーチカ探しはかなり難しいや、幾つか到達出来やんかった。
身軽になるには、紙切れ一枚で24時間受付とるで?

No title

エツキサイのが長い銃眼だったのは知りませんでした
またまた勉強になりました(^^

北海道のラーメンと言えば、札幌の味噌・旭川の醤油・函館の塩が有名で、地元釧路は醤油ですが、旧炭鉱街「雄別」のお隣「布伏内」にあった秘境ラーメン「真澄」は塩ラーメンの店でした
個人的には室蘭・苫小牧のカレーラーメンが気になってますが食べたことはありませんねw

しげ様

自分もまさか銃眼だとは思いませんでした!
すごい根性で作ったもんです。

帯広迄戻ったら、結構な時間になってしまっていて、ちゃんとしたラーメン屋を探す時間と気力が無くなってしまいました。
さすがに十勝の海岸線70kmを全部見るのは無理でした。
また、ラーメンリベンジに行きたいと思います。(いつになるやら?)