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観音崎砲台非公開(施錠)部分訪問 その1

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今回はひょんな事で知り合いとなった観音崎自然博物館の学芸員Sさんに頼んで、一般公開していない(施錠している)部分の4ヵ所を見学させてもらった。
この場を借りてお礼申し上げます。
個人的には3ヵ所は別の砲台ツアー等で入った事はあるのだが、一つは以前から入りたかった物件だった。
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S氏引率の上、中学生2名も参加し自分サイド3名で回る事になった。
意外な事に博物館側では観音崎の戦跡をあまり把握していないとの事、お礼として一部の戦跡を案内する。
また、発見した謎の遺構があるとの事で、見て欲しいとの事だった。
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早速一つ目のカギを使い山裾に入る、謎のトンネルがあるとの事
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行って見ると、自分には既存の物件で、南門砲台の弾薬庫の一部で、太平洋戦争時代の物だ
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中は長靴オーバーの水没で、泥が蓄積しているし、見ての様に先は埋もれている
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内壁は射だの様に歪な傷がある、気になる所だ
なお、近くに油脂庫と思われるコンクリート穴が在ったはずだが、公園化に伴い無くなったようだ
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多々良浜にある砲台関係の潮位標(太い方)には以前は目盛りが書いてあったそうだ、細いのは係船用だとか
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第四砲台(旧第五砲台)遺構を見に行く
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このトンネルは半分コンクリート、半分素掘りになっている。出口付近の両壁面に弾薬庫らしい跡がある
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トンネルを出て右に折れると外壁に塞がれた部屋がある
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トンネルの内部と繋がった部屋で、上部にクレーンの付いていた跡がある
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ここにも謎遺構がある、手前部分は昭和50年の公園化の際の何らかの設備と思われる
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何故かと言うと、この後ろ側には掩蔽部があるからだ
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内部には明らかに近代の電気配線があり、海上自衛隊が使用していた物と思われる。
通常入り口の前にあんな設備は造らないだろう
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第二砲台へのトンネルは封鎖されているので、旧第三砲台側に登って行く
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さかの途中にも謎遺構があるという
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藪の中に面白い形の窓があるコンクリート遺構がある
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これは煉瓦をモルタルで塗ったトイレの遺構である、砲台入り口にトイレは良くある
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捜せば桜の刻印も見付けられる
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ちなみにこの三人の目的の半分は、暗所における昆虫採集である。新種を探したいそうだ。
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第二砲台に来た
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第二砲台のトンネルは、いつの間にか封鎖され、タイマー式の照明も撤去されていた
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2つ目のカギは、見たかったこの弾薬庫を見せて貰った
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初めての内部に進入
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ひび割れ等無く、良い状態で残っている
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庫内には2つの部屋がある
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手前の弾薬庫、天井は半円形だ
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点検窓が各一つある
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通路の奥は砲座の足の下へと繋がる
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奥側の弾薬庫
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点検口にはガラスが嵌っている
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点検口の上の通気口
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当時と思われる金網が残っている
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天井の伝声菅、弾薬庫2つと砲座と繋げている
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砲座への通路、奥が楊弾井となっている
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この通路の天井の煉瓦は異様に薄いアーチ型に組ませる為に、特殊なサイズを使っている
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角面の接合部も普通では見かける事の無い複雑な繋ぎ方をしている
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強度の減る扉や窓の上部は房州石で補強している
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もう少し見ていたかったが、人を待たせる訳には行かないので退出する


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第二砲台から塁道を歩いて行く
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切り通しの塁道を軽く登る
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右翼観測室がひっそり隠れている
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内部は当時と思われる古い電線が垂れ下がっている
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足場は悪いが、中々いい遺構である
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上部観測所への階段には、奇跡的に鉄の手すりさえ残っている
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右翼観測所
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測遠器台も綺麗に残っている、左下は下の観測室への伝声菅
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側面には物入のポケットがある
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付近には大型の通気口がある、恐らくトンネル内の弾薬本庫の物だろう、通常の4倍近い大きさがある
恐らくオリジナルだろう鉄の傘が残っており、大変貴重である(米ヶ浜砲台のは後世の物)
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人間がそのまま落下できる大きさがあるので、注意が必要だ
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第二砲台を後にする
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コメント

非公開コメント

トンネル封鎖ですか…

封鎖ってことは隧道内の弾薬庫も…
鍵付き弾薬庫状態良いですね!
薄い2段アーチw コーナー突き合わせ部分のギザギザ、レンガsizeも換えたりと素晴らしい職人技ですね

空母氏

このトンネルは迂回路があるから恐らく金掛けて修復はしないだろうな、素掘り部分がポロポロ崩れる事があるんだよね。
煉瓦の構造も、良く見てみると些細な所に掛ける工夫が独得で、面白いよね!

No title

え?第二砲台のトンネル、封鎖ですか!?
でも、封鎖されたという事は、内部探索の際に邪魔が入らないという事!?( *´艸`)
まあ、トンネル内部の掩蔽部に入ったところで大したものは無いと思うけど、これは一度見に行ってみないと…。

とのさん

入ろうと思えば監視カメラも無いし、上も開いてるから入れるでしょうね。
まぁ丸見えだけどね!
今回はこの弾薬庫が見れて満足でした、思わぬ拾い物もあったし!