螺山(つぶやま)防空高角砲台
螺山防空砲台は太平洋戦争前の昭和12年に竣工しており開戦時には三年式8cm高角砲2門が配備された。
開戦後は聴音機が追加され、それに伴う電源増設のために変圧所が設置されるなど改修される。
昭和19年3月には三年式8cm高角砲が2門から4門に増強されるが、半年後の9月に新宮防空砲台にすべて移設され武装がない防空監視所となってしまう。
昭和20年1月に秋月型駆逐艦の主砲に使われた九八式10cm連装高角砲という最新の大型高射砲2基が配備され、再び防空砲台として稼働し電探も装備された。

呉市小坪にある螺山防空高角砲台に向かう

途中、離合不能の山道に入るが薬師堂があれば間違いない、この辺までは畑や民家がある
頂上付近では未舗装ダブルトラックになるので、3ナンバー高級車は無理だろう、腹の底を擦ったりボディが枝葉で傷だらけになっても良ければ物理的には可能だが、かなり狭い。

頂上にはテレビ中継施設が建っている、ここは8cm高角砲砲台があった場所で、兵舎もあったが何の痕跡も無い
この後ろの道から山道を徒歩になるが、時折りピンクリボンがある

こんな感じの山道を5分程度歩く

すぐに石垣等の形跡が現れるので、迷う事は無いだろう

貯水槽と言われる素掘りの溝で、結構長い

ピンクリボンに沿って若干の上り下りはあるが、割と平坦だ

時折り道が消えかけているが、突破すれば復活する

一気に開けた場所に出ると、若干下りながら砲台陣地になる

人為的な窪みがあちこちに見えるようになってくる

何かしらの施設跡だろう

蛸壺もちらほらと掘られている

しばらく行くと交通壕が見えて来た

左手には砲員待機所

砲座方向へ向かうが、交通壕は埋まっているのか砲員待機所を含み、膝程度しか深さが無い

砲座への曲がり角に弾薬置き場がある

こんなイナズマ型の通路は珍しい

弾薬置き場は左右対称に4つある

奥行きは深く、1m以上ある

砲座への下りスロープを下る

独得な砲座形状

砲床は中心基部が下がっており、上から3m程度の深さがある

即応弾薬置き場が深い、浅いを等間隔で円周しているのも珍しい、コンクリートの高さは2m程と高い

弾薬箱をこの中に縦方向に積み上げて、引き出しながら使用したのだろう、浅い即応弾薬置き場は横置きで積み上げか?

入って来た砲座への通路

破壊された部分はこの一部だけ、砲座内に砲員待機所は無かったようだ

砲座全景

最初の交通壕の砲員待機所の手前に、もう一つの砲座への交通壕がある

しかし殆ど埋まり、灌木も生えてトレースするのは難しい(動画参照)

交通壕から90度曲がり、コンクロートに通路が変わる

今度は直線的に通路が造られている

弾薬置き場は殆ど埋没している

砲座に出る

状態は良くは無いがマシな方だろう

深い方の即応弾薬置き場は識別できる

弾薬置き場の天井は、殆ど落ちている

入って来た砲座入り口

埋まったせいで、隣程高さを感じない

隣の砲座にあった、この上の部分が欠落しているせいだろう

珍しく残っている即応弾薬置き場

自然崩壊なら近くに落ちているはずなので、爆破もしくは破壊なのだろう

壊れた砲台もまた美しい

砲座を確認したので撤収する

石垣の土留めゾーンに帰って来た時

行きには気が付かなかった標石を発見

海軍の波二本

裏は第三十二号

兵舎跡迄戻って来て探索終了
開戦後は聴音機が追加され、それに伴う電源増設のために変圧所が設置されるなど改修される。
昭和19年3月には三年式8cm高角砲が2門から4門に増強されるが、半年後の9月に新宮防空砲台にすべて移設され武装がない防空監視所となってしまう。
昭和20年1月に秋月型駆逐艦の主砲に使われた九八式10cm連装高角砲という最新の大型高射砲2基が配備され、再び防空砲台として稼働し電探も装備された。

呉市小坪にある螺山防空高角砲台に向かう

途中、離合不能の山道に入るが薬師堂があれば間違いない、この辺までは畑や民家がある
頂上付近では未舗装ダブルトラックになるので、3ナンバー高級車は無理だろう、腹の底を擦ったりボディが枝葉で傷だらけになっても良ければ物理的には可能だが、かなり狭い。

頂上にはテレビ中継施設が建っている、ここは8cm高角砲砲台があった場所で、兵舎もあったが何の痕跡も無い
この後ろの道から山道を徒歩になるが、時折りピンクリボンがある

こんな感じの山道を5分程度歩く

すぐに石垣等の形跡が現れるので、迷う事は無いだろう

貯水槽と言われる素掘りの溝で、結構長い

ピンクリボンに沿って若干の上り下りはあるが、割と平坦だ

時折り道が消えかけているが、突破すれば復活する

一気に開けた場所に出ると、若干下りながら砲台陣地になる

人為的な窪みがあちこちに見えるようになってくる

何かしらの施設跡だろう

蛸壺もちらほらと掘られている

しばらく行くと交通壕が見えて来た

左手には砲員待機所

砲座方向へ向かうが、交通壕は埋まっているのか砲員待機所を含み、膝程度しか深さが無い

砲座への曲がり角に弾薬置き場がある

こんなイナズマ型の通路は珍しい

弾薬置き場は左右対称に4つある

奥行きは深く、1m以上ある

砲座への下りスロープを下る

独得な砲座形状

砲床は中心基部が下がっており、上から3m程度の深さがある

即応弾薬置き場が深い、浅いを等間隔で円周しているのも珍しい、コンクリートの高さは2m程と高い

弾薬箱をこの中に縦方向に積み上げて、引き出しながら使用したのだろう、浅い即応弾薬置き場は横置きで積み上げか?

入って来た砲座への通路

破壊された部分はこの一部だけ、砲座内に砲員待機所は無かったようだ

砲座全景

最初の交通壕の砲員待機所の手前に、もう一つの砲座への交通壕がある

しかし殆ど埋まり、灌木も生えてトレースするのは難しい(動画参照)

交通壕から90度曲がり、コンクロートに通路が変わる

今度は直線的に通路が造られている

弾薬置き場は殆ど埋没している

砲座に出る

状態は良くは無いがマシな方だろう

深い方の即応弾薬置き場は識別できる

弾薬置き場の天井は、殆ど落ちている

入って来た砲座入り口

埋まったせいで、隣程高さを感じない

隣の砲座にあった、この上の部分が欠落しているせいだろう

珍しく残っている即応弾薬置き場

自然崩壊なら近くに落ちているはずなので、爆破もしくは破壊なのだろう

壊れた砲台もまた美しい

砲座を確認したので撤収する

石垣の土留めゾーンに帰って来た時

行きには気が付かなかった標石を発見

海軍の波二本

裏は第三十二号

兵舎跡迄戻って来て探索終了
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