旧陸軍第一技術研究所 伊良湖試験場 福江観測所

空母氏の案内で、とある高校の裏山の道に入り、左の公園側に進む

林の中に四角いコンクリートが見える

材質的には微妙で、キメが綺麗な気がする

よじ登ってみると、近代的な蓋が付いていた

来た道を引き返し、逆方向の道に進み林に入る

すぐにそれらしい煉瓦が見えて来る

途中、陸軍と掘られた境界柱を見付ける

見え難いが九の番号が掘られている

気になったのはこの境界方向、向きが建物に符合しない。あるいは建物の方が後の増設なのかも知れない

建物に向かう

もう一つ、陸とだけ掘られた境界柱

モルタルを塗った構造で、明らかに時期の新しいものだ

施設群の中心を示す十字の基準杭

写真では全く分からないが、蛸壺状の窪みがある

福江観測所到着

入り口側に回る、煉瓦だろう階段にモルタルを塗った造り

入口上のアーチが非常に珍しい煉瓦形状をしている

観測所内部

左側の壁には上部展望所に繋がる二つの穴が在る

上部との連絡用兼、明かり取りとなるのだろう

観測窓から見える風景は、ただの密林になっていた

入口方向を見る

落書き

外部の屋根部分

庇の部分も凝っている

外から見た室内の壁側窓

逆側から見る

展望所に登る

刻印煉瓦が一つだけあった

コンクリート屋根には、継ぎ目部分にヒビが入っていた

展望所全景

測距器か双眼鏡でも据えていたのか、コンクリート支柱が二つある

金属片が巻かれている不思議

二つ目は折れている

下階の観測室からの窓

机でも付けていたのか、鋼材が飛び出している

近くに給水塔らしき物がある

周りに基礎らしき物もある

給水塔の上に鉄柵みたいなのがぐるっと回っている

梯子が上の方にあるが、届かなかった

排水溝らしきものがあるから、給水塔で良さそうだ

円形窪地、蛸壺?

三つ目の標石を見付けた

陸軍のみの標柱

番号はさっきの九の続きの一〇だった

更に先に行くと、兵舎跡らしい基礎がある

あまり大きな基礎では無さそうだ

かなり薄い基礎に感じる

付近の地面から生えてるこれはナニ?

簡易的な掲揚台とか想像してしまうが、謎だ

空母氏が田原市渥美郷土資料館に寄りたいという

確かに若干の史料的なものはある様だ

小さな資料でも貪欲に漁って行く姿勢が静岡にこの人ありと言われる不動の地位を築いた由縁だろう
空母氏は所用があり、ここでリタイアとなる、無き空母氏の遺志を継いでこれより自己探索に入る
ご案内ありがとうございました!
スポンサーサイト
コメント