銚子市コンクリート遺構群 その4

また場所を変え、怪しい集団が動き出す

道路の路肩に、怪しいコンクリートの塊がある

反対から見ると、農地整備で掘り出された濾過水槽か貯水槽の類が放置されているのだろう

果樹園の中に入って行くと

半ば埋もれたコンクリートが見える

トーチカの入り口側の様に見える

入ると初めて見る構造に驚く、何だこれ?

床面はコンクリートを剥がされたかの様に、一段下がってひび割れた土が露出していた

中心程の天井に、電灯を付けていたと思われる跡がある

隣の部屋に伸びる電路だろうか

入口方向を振り向く

隣の砲側庫に入る

砲側庫はあまり広くない

天井の電灯取り付け部

隣の部屋から繋がる丸い穴

砲側庫も床面がほじくり返され、土になっている

有るのは空き瓶が一つだけ

入口方向を見る

砲側庫との壁の下部が破壊されている、やはり床面は掘り起こされたようだ

さて脱出する

きへいさんから資料を貰った、これは露天の速射砲や山(野)砲を隠しておく為のコンクリート施設、掩砲室を備えた掩蔽部となる
穴を空けてトーチカでいいんじゃないかとも思うが、露天砲台の全周囲に向けて発砲可能のメリットも捨てがたいのだろう

外に出ると、みんな下の方で何かを見ていた

コンクリートのベンチレーターの様なものが見える

下まで降りると、コンクリートの入り口が見える

巧妙に隠された入り口だが、きへいさんのお掃除でさらけ出されている

では入り口に向かう

入口右側から内側に、貫通しているような穴らしき物がある

扉を閉める為の電路か?

このトーチカは一風変わっている

なんとコンクリート製のテーブルがある

最初は観測所の類かとも思ったが、観測窓にしては狭すぎて、見渡しが効かない

銃眼、観測所ならワイドに広がっているはずだ

銃眼は幾分下向きになっている撃ち下ろし形式に思える

何かを取り付けていた様な跡もある

天井には明かりが漏れないように、埋め込み型の電灯がある

背後のベンチレーター、開通している

入口方向

きへいさんも痛くこのテーブルを気に入っていた

外部から見たベンチレータ

しっかり埋まらず残っているのは珍しい

外部から見た銃眼

少し離れた鉄工所風の庭の奥に

トーチカらしき物が見えるが、留守の様で立ち入りを諦めた
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