fc2ブログ

千代ケ崎砲台及び新砲台(砲塔砲台) その1

今回は千代ケ崎砲台の無料公開部分ではなく、同砲台の右翼観測所や砲塔砲台観測通信室、掩蔽部、砲座等の通常公開していない部分及び、新砲台と言われる砲塔砲台の部分を10数年ぶりに見に行った。
ここに入るにはファーマシーガーデン浦賀にじゃらんを経由して予約をするしか方法が無い。
基本的に農園なので、レモン狩りの時期かブルーベリー狩りの時期に限定される。
11月~12月はレモン狩りの時期で丁度開園していた。一日の募集人数が少ないので、早めの予約が望ましい。
ちなみに自分は前日の夜にじゃらんで予約して、翌日に訪問している。
DSC01047_R_20231206215719b8a.jpg
千代ケ崎砲台への坂道のこの部分で曲がり、坂を上って行く
DSC00798_R_20231206215707dfa.jpg
途中、砲台の門柱が片方だけ残っている。(この辺りは民間の小規模施設が数軒あるので入らないように注意)
DSC00799_R_202312062157106a6.jpg
しばらく登ると頂上付近に切り通しがあるので、ここを下る
DSC00801_R_202312062157114f5.jpg
特に案内は無いが、幟に沿って下って行けばいい(ちなみにこの擁壁は当時からの砲台入り口である)
DSC00802_R_2023120621571566d.jpg
そのまま壁沿いを進む
DSC00804_R_20231206215715126.jpg
途中から壁が石垣に変わる
DSC01044_R_20231206215715b85.jpg
段々の付いた面白い石垣だ
DSC00808_R_20231208220158c5e.jpg
指定された駐車スペースに車を停め、レモン狩りの説明を受けるが、素直に砲台目的でレモン狩りはしないと告げるとあっさり了承された。案内を付けると言ってくれたが、ゆっくり写真を撮りたいので待たせるのが悪いとお断りした。
頼めば簡単に入れる場所は案内してくれるようだ、もちろん藪に隠れた所には行けないだろうが。
DSC00809_R_20231208220158119.jpg
駐車スペース(レモン狩り受付)のすぐ下に、最初の遺構の入り口がある
あの煙突状の物は掩蔽部の通気口で、あのてっぺん部分まで土に覆われていたが道を造る為に開削された。
DSC00810_R_20231208220159755.jpg
石造りの階段を降りて右に曲がる
DSC00811_R_20231208220202a53.jpg
漆喰を塗られた煉瓦の通路、天井はコンクリートだ
DSC00812_R_20231208220202b33.jpg
突き当り左側に掩蔽部の入り口がある
DSC00813_R_20231208220203269.jpg
細長い掩蔽部は総コンクリート製に見えるが、煉瓦にモルタルを塗ってある
DSC00814_R_202312082202063fd.jpg
しっかりと排水設備も整っている
DSC00815_R_20231208220206494.jpg
壁の奥の通気口
DSC00816_R_20231208220207dc4.jpg
通気口の煙突部は煉瓦造りだ
DSC00807_R_20231208220154753.jpg
現在地は受付のこの下だ
DSC00817_R_20231208220211611.jpg
奥から入り口方向を見る
DSC00818_R_20231208223638bae.jpg
ただの掩蔽部に、こんな長い通路が必要なんだろうか?この部分を拡張して掩蔽部にすればいいような?
DSC00820_R_20231208223641d53.jpg
出口の煉瓦アーチの形態が非常に珍しいパターンなのに気付く
DSC00822_R_202312082236410a2.jpg
次の遺構、ある意味これがメインと言える。千代ケ崎砲台の右翼観測所だ
DSC00824_R_20231208223645706.jpg
スロープ状の通路、見学者用のランプが置いてある
DSC00825_R_20231208223645a62.jpg
右の階段が観測所で、奥は計算室だろうか
DSC00826_R_20231208223646f10.jpg
上の煉瓦アーチの通気口が珍しい
DSC00827_R_202312082236506c9.jpg
内部は意外と広い
DSC00828_R_20231208231056c43.jpg
天井の穴、吸気口なのか伝声菅なのか不明だが、貫通している
DSC00830_R_20231208231059288.jpg
入口方向、上の通気口が面白い。右下にある丸い穴
DSC00831_R_20231208231059989.jpg
これは伝声菅だろう
DSC00832_R_20231208231103f48.jpg
階段を登り、観測所に向かう
DSC00833_R_20231208231103017.jpg
曲がる階段は萌える
DSC00834_R_20231208231103195.jpg
外光の入る踊場へ、壁の穴は手すりの取り付け跡だ
DSC00836_R_20231208231105d00.jpg
地上への階段
DSC00837_R_20231208231109949.jpg
踊り場から振り返る
DSC00838_R_20231208233836f23.jpg
階段の最上段には、電路なのか排水なのか両側に穴が開いている
DSC00839_R_202312082338398be.jpg
観測所に出た
DSC00840_R_20231208233839d8e.jpg
測遠基台、手前の塩ビパイプは伝声菅と思われる
DSC00841_R_20231208233843221.jpg
三本タイプの測遠基台
DSC00842_R_2023120823384306a.jpg
奥側だけ少し残っている
DSC00843_R_2023120823384357f.jpg
物入れ
DSC00844_R_20231208233847291.jpg
天蓋を付けていたボルト跡
DSC00845_R_20231208233847ea1.jpg
床に扉の留め具がある
DSC00846_R_20231209233223d97.jpg
詰まっているが排水溝完備
DSC00847_R_20231209233226ad7.jpg
登って来た入り口方向を振り返る
DSC00848_R_20231209233226c6c.jpg
体一つ分の幅しか無い、胸まである通路
DSC00849_R_20231209233230c15.jpg
土塁に上がる階段と
DSC00850_R_202312092332302c9.jpg
指揮所
DSC00852_R_20231209233230fb2.jpg
土塁に上がってみる
DSC00853_R_20231210082045b37.jpg
右翼観測所から見た千代ケ崎砲台
DSC00854_R_20231210082049cec.jpg
こんな形状も珍しいかも
DSC00855_R_20231210082049157.jpg
上から見る
DSC00858_R_20231210082049440.jpg
左翼観測所は調査後にまた埋めてしまったので観る事が出来ないので、これは貴重だ
DSC00859_R_20231210082053274.jpg
外に出る

上空から見た右翼観測所

DSC00861_R_202312100845308cf.jpg
右翼観測所を出ると右側にデカい入り口がある
DSC00862_R_20231210084533451.jpg
千代ケ崎砲台の砲座への通路だが、地主が違うので行き来は出来ない
DSC00863_R_2023121008453398f.jpg
自分が昔ここに来た時は、こっちに自衛隊通信隊が居て、絶対入れない状態だった
DSC00864_R_2023121008453459e.jpg
次は知らなければ素通りしてしまう埋もれた遺構
DSC00865_R_202312100845377fb.jpg
この中に階段が有る
DSC00866_R_20231210084537978.jpg
見学用整備をしていないので、ぐちゃぐちゃだ
DSC00867_R_20231210084541942.jpg
土砂に滑りながら進入する
DSC00868_R_202312100909089fa.jpg
ここまでは綺麗な通路だ
DSC00869_R_20231210090912ca4.jpg
突き当り迄15m程か
DSC00872_R_20231210090916cf7.jpg
足元の通気口には木枠が残る
DSC00870_R_20231210090912b55.jpg
入口を振り返る
DSC00871_R_202312100909163ec.jpg
右に曲がった掩蔽部
DSC00873_R_2023121009091612a.jpg
一歩中に入ると、両側の壁に異様な裂け目がある
DSC00874_R_20231210202605318.jpg
異様に大きい裂け目、大正12年の関東大震災で受けた損傷だ
DSC00875_R_20231210202609166.jpg
煉瓦の破断面が興味深い
DSC00877_R_20231210202609362.jpg
掩蔽部の反対側へアーチ型に常がる亀裂
DSC00878_R_20231210202612741.jpg
部屋の奥の通風口
DSC00879_R_20231210202613d5a.jpg
イギリス積みだが、微妙に汚い配列だ
DSC00882_R_20231210202620497.jpg
地上のこの部分
DSC00880_R_20231210202616bbb.jpg
奥から入り口方向を見る
DSC00881_R_20231210202616a9d.jpg
天井のコンクリート部分の破断面、鉄筋なんか一つも入っていない
恐らく右翼観測所の周辺遺構は、千代ケ崎堡塁砲台に分類される遺構になるだろう
右翼観測所の北側には、近接防御砲台(十五センチ臼砲4門、機銃4丁)。南側には空堀を経て歩兵用胸墻を備えていた。

スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

No title

久しぶりに見たけど、遺構自体はちゃんと残ってるんですね!!
しかも、掩蔽部の中とか以前よりかなりきれいになっているような気も・・・。
千代ケ崎の規模なら、観音崎みたいに行政の管理下になっても良さそうなもんだけど、一度民有地になってるから難しいのかな。

とのさん

自分も入ったのは本当に久しぶりだったけど、道が綺麗に整備され、右翼観測所なんかはブルーシートが掛けられ、荒れ放題になっていたのを良く整備してくれたと思う。
行政の管理下に入ると余計な柵とかの安全管理が付いて回るから、このままの方がいいな。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: 横須賀おかえりなさーい

地元だったんですね、教えてもらえばよかったかな?
千代ケ崎はいいですよ、素掘りの陣地も良いですが、煉瓦遺構には萌えます。