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横須賀海軍航空隊、夏島地下壕その11

今回は魚雷庫及び魚雷調整場(通称クレーン壕)の紹介をする
このブロックは、魚雷庫と魚雷調整場と発電機室の三つからなるが、入れるのは発電機室からのみである
メインは魚雷調整場で壕内に金属製の支柱に支えられた、屋内用天井クレーンがあった様だ
側室となる魚雷庫には、何故か木製の支柱に支えられた、屋内用天井クレーンがあった様だ
発電機室に付いては、図面に明記されている訳ではなく、室内に防音用のパネルが貼ってあったり
高電圧用の大型碍子が、他の普通の碍子と共に多数床面に転がっている
電線の露出する機械台座があったり、壕口部に冷却用と思われる、貯水槽があったりする事から
クレーンの動力等の為の発電機が据えられていたと、勝手に判断しているだけで、真偽不明なり
図面に適当に書いてある、ポンプ室がこれの可能性も否定できない
djvu2jpeg_R - コピー (2)実際の魚雷庫は図面よりもっと大きい
DSC02777_R.jpgでは、発電機室(仮)に進入する
DSC02783_R.jpg壁面には異様な窪みが多数ある
DSC02785_R.jpg下が煉瓦敷きな事から、カマドと煙路と思われる
DSC02780_R.jpg床面には大型台座が2つ並んでいる
DSC02782_R.jpg天井には多くの碍子が魚雷調整場に続いている
DSC01215_R_20130508213722.jpg出入り口すぐには、変圧器を置いていたのではないかと思われる場所がある
DSC01214_R_20130508213721.jpgこの前に大型の高圧碍子が多数落ちている
DSC01195_R.jpg台座から突き出している電線
DSC01193_R.jpg壁面に残る、吸音ボード
DSC01194_R.jpg天井まで一面に貼ってあった様だ
DSC02787_R.jpg碍子の列は、起用に曲がりながら魚雷調整場に続いている
DSC09733_R_20130508214910.jpgこの通路の先が、メイン抗になる
DSC01199_R.jpg来た道、この水面に移る壕の反射が結構絵になる
DSC01198_R.jpgまずは左側を見る
DSC02789_R.jpg山側出入り口
DSC02790_R.jpgその隣にある、通称隠し部屋
DSC01201_R.jpg調査時に開けられたと思われる、覗き穴から覗くと、明かりが見える
DSC04465_R.jpg前回外側から見た、この穴だ
DSC03360_R_20130508220519.jpg人物を入れると、以外に大きいのが分かる
DSC01204_R_20130508220929.jpg工作機械でもあったのだろうか?、床から金具が突き出している
DSC01207_R_20130508220931.jpg魚雷調整場全景
DSC01205_R_20130508220930.jpg流石に天井は高い
DSC01210_R_20130508220933.jpg天井クレーンの台座が並ぶ
DSC03358_R.jpgこの台座も大きいのが分かるだろう
DSC04173_R.jpg何箇所か同じ様な、機械台座の跡がある
DSC09737_R_20130508221705.jpg右奥の方は常に水没して、湿度が高い
DSC09738_R_20130508221706.jpg反対側と逆パターンになっている
DSC09739_R_20130508221708.jpgこっちの外側は、海洋開発機構になっているので、確認できない
DSC09740_R_20130508221709.jpg最深部より撮影するも、レンズが曇る   横須賀海軍航空隊、N島地下壕⑮
DSC03361_R.jpg通路を通り、隣の魚雷庫に移動する
DSC04176_R.jpg床面はコンクリートだった
DSC03367_R_20130508222551.jpgここで不思議なプレートを拾う(ずっと先に比与字編で紹介する)
DSC09743_R_20130508223203.jpg通路を出ると、瓦礫の山と対面する
DSC03366_R.jpg中は滅茶苦茶に崩れていて、大変危険な状態だ
DSC09745_R_20130508223204.jpg壕全体に金網にコンクリートを吹き付けた物が巻いてあるが、自重に耐え切れず崩落している
DSC09746_R.jpg一本だけ残る、木製の天井クレーン支柱
DSC09749_R.jpg現在進行形で、崩落は続いている
DSC02800_R.jpgクレーンの基部は、根こそぎ倒れている
DSC02803_R.jpg落ちて来た天井に、引きずり倒されたのだろう
DSC02807_R.jpg天井クレーン上部のレール部分
DSC09754_R.jpg
DSC02828_R.jpg
DSC02830_R.jpg
DSC02829_R.jpg残骸の隙間に何か落ちている
DSC04204_R.jpg魚雷の信管ケースの様だ
DSC04205_R.jpgもう一つ粉々になった物がある
DSC04206_R.jpg抜いてみた
P1280613_R.jpg内容物表が残っていた
DSC09753_R.jpg現在このケースは、心無い馬鹿者に破壊されてしまった
DSC04199_R.jpg床面は総コンクリート張りだ
DSC04199_R_20130508230155.jpg調査の為か、一部掘り返されている
DSC04198_R.jpg奥には木製内扉と、石積みの通路がある
DSC02812_R.jpg立派過ぎる門構え
DSC02814_R.jpgこのヒンジは、未だに稼動する
DSC02815_R.jpg上部には波型鉄板が張ってある、魚雷の出し入れには狭すぎる気もするが、直径45cm (17-3/4in)全長5.427mなら何とかなる、日本の航空魚雷は九一式一つしかないと言っていいだろう、もちろん酸素魚雷では無い
DSC02816_R.jpg天井の穴は温度管理用の通気孔だろうか
DSC02818_R.jpg反対側を見上げる
DSC03363_R.jpg人物比にはあまりならないな
CIMG0807_R.jpg個人的には外観はこれかなと思う
DSC01209_R_20130508234420.jpg魚雷庫を後にする   横須賀海軍航空隊、N島地下壕⑯

次回、主計課倉庫
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