横須賀海軍航空隊、夏島地下壕その11
今回は魚雷庫及び魚雷調整場(通称クレーン壕)の紹介をする
このブロックは、魚雷庫と魚雷調整場と発電機室の三つからなるが、入れるのは発電機室からのみである
メインは魚雷調整場で壕内に金属製の支柱に支えられた、屋内用天井クレーンがあった様だ
側室となる魚雷庫には、何故か木製の支柱に支えられた、屋内用天井クレーンがあった様だ
発電機室に付いては、図面に明記されている訳ではなく、室内に防音用のパネルが貼ってあったり
高電圧用の大型碍子が、他の普通の碍子と共に多数床面に転がっている
電線の露出する機械台座があったり、壕口部に冷却用と思われる、貯水槽があったりする事から
クレーンの動力等の為の発電機が据えられていたと、勝手に判断しているだけで、真偽不明なり
図面に適当に書いてある、ポンプ室がこれの可能性も否定できない
実際の魚雷庫は図面よりもっと大きい
では、発電機室(仮)に進入する
壁面には異様な窪みが多数ある
下が煉瓦敷きな事から、カマドと煙路と思われる
床面には大型台座が2つ並んでいる
天井には多くの碍子が魚雷調整場に続いている
出入り口すぐには、変圧器を置いていたのではないかと思われる場所がある
この前に大型の高圧碍子が多数落ちている
台座から突き出している電線
壁面に残る、吸音ボード
天井まで一面に貼ってあった様だ
碍子の列は、起用に曲がりながら魚雷調整場に続いている
この通路の先が、メイン抗になる
来た道、この水面に移る壕の反射が結構絵になる
まずは左側を見る
山側出入り口
その隣にある、通称隠し部屋
調査時に開けられたと思われる、覗き穴から覗くと、明かりが見える
前回外側から見た、この穴だ
人物を入れると、以外に大きいのが分かる
工作機械でもあったのだろうか?、床から金具が突き出している
魚雷調整場全景
流石に天井は高い
天井クレーンの台座が並ぶ
この台座も大きいのが分かるだろう
何箇所か同じ様な、機械台座の跡がある
右奥の方は常に水没して、湿度が高い
反対側と逆パターンになっている
こっちの外側は、海洋開発機構になっているので、確認できない
最深部より撮影するも、レンズが曇る 横須賀海軍航空隊、N島地下壕⑮
通路を通り、隣の魚雷庫に移動する
床面はコンクリートだった
ここで不思議なプレートを拾う(ずっと先に比与字編で紹介する)
通路を出ると、瓦礫の山と対面する
中は滅茶苦茶に崩れていて、大変危険な状態だ
壕全体に金網にコンクリートを吹き付けた物が巻いてあるが、自重に耐え切れず崩落している
一本だけ残る、木製の天井クレーン支柱
現在進行形で、崩落は続いている
クレーンの基部は、根こそぎ倒れている
落ちて来た天井に、引きずり倒されたのだろう
天井クレーン上部のレール部分



残骸の隙間に何か落ちている
魚雷の信管ケースの様だ
もう一つ粉々になった物がある
抜いてみた
内容物表が残っていた
現在このケースは、心無い馬鹿者に破壊されてしまった
床面は総コンクリート張りだ
調査の為か、一部掘り返されている
奥には木製内扉と、石積みの通路がある
立派過ぎる門構え
このヒンジは、未だに稼動する
上部には波型鉄板が張ってある、魚雷の出し入れには狭すぎる気もするが、直径45cm (17-3/4in)全長5.427mなら何とかなる、日本の航空魚雷は九一式一つしかないと言っていいだろう、もちろん酸素魚雷では無い
天井の穴は温度管理用の通気孔だろうか
反対側を見上げる
人物比にはあまりならないな
個人的には外観はこれかなと思う
魚雷庫を後にする 横須賀海軍航空隊、N島地下壕⑯
次回、主計課倉庫
このブロックは、魚雷庫と魚雷調整場と発電機室の三つからなるが、入れるのは発電機室からのみである
メインは魚雷調整場で壕内に金属製の支柱に支えられた、屋内用天井クレーンがあった様だ
側室となる魚雷庫には、何故か木製の支柱に支えられた、屋内用天井クレーンがあった様だ
発電機室に付いては、図面に明記されている訳ではなく、室内に防音用のパネルが貼ってあったり
高電圧用の大型碍子が、他の普通の碍子と共に多数床面に転がっている
電線の露出する機械台座があったり、壕口部に冷却用と思われる、貯水槽があったりする事から
クレーンの動力等の為の発電機が据えられていたと、勝手に判断しているだけで、真偽不明なり
図面に適当に書いてある、ポンプ室がこれの可能性も否定できない





























































次回、主計課倉庫
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