戦闘糧食Ⅰ型(カンメシ)
自衛隊の陸海空共に食している、公共名「非常用糧食」の戦闘糧食Ⅰ型(カンメシ)の紹介
基本、官給品なので一般には食する事は出来ないが、災害時の食料支援、基地際時の体験喫食で食す事もある。
昭和29年から採用された缶詰タイプの糧食で、レトルトパウチ包装タイプの戦闘糧食 Ⅱ型が出た現在でも耐久性や保存性の面で優れているとされる、要するに頑丈で航空機投下にも耐えられる(Ⅱ型はパウチ爆発)し、抜群の保存性で、賞味期限3年とされるが、ダンボールのまま倉庫に入れとけば10年は逝ける!、多少の外観の錆びは否めないが、実際に食った人も問題無いと言っていた。
缶全体が暗緑色(オリーブドラブ)に塗られている(缶切りが当たる所以外)が、昔はカンむき出しで反射して目立ってしまうとしての改善で、さらにカンサイズ、形状も近年改正されている。
もちろん難点もあり、その最たる物は重さと(最近少し量が減った)β化、ご飯缶は、冷えた状態では米がβ化していて固いだけでなく栄養として消化吸収できない。湯煎してα化する必要があるため、通常配給前に一度湯煎する。一度湯煎してもβ化するまで夏場は3日、冬場は数時間しか持たない、そうなると正直食えた物ではないし、演習中に火を焚いて再加熱なんて、不可能だ!
もう一つは、缶切り無ければどっしょも無い、ご飯1ケース24個に4つ、副食48個に4つしか付いてなく、取り合いになる、何故かウインナーカンだけはカン淵に1個ずつ付いていて(10円玉で外して下さい)と刻印してある。
賞味期限である3年間のうち、業者から納入されてからの1年は各方面隊補給処、2年目は駐屯地業務隊補給科糧食班倉庫で備蓄糧食として保管され。3年目に各部隊へ計画に基づき配分され演習等で隊員達に食事に供給される
が、現代はコンビニの普及により、演習中はむろん無理だが、その前後に買出しをして好みの物を食す隊員が増え、消費し切れずにそのまま賞味期限により廃棄処分となっているらしい。
一食はご飯類1つ、おかずと漬物が一つずつで、成人男性が激しい運動を行った場合に必要なカロリー(約1000~1800Kカロリー)を元に計算・構成されている、結構満腹になる。
腹持ちが良い様に、赤飯はもち米で作られているが、ここで悲劇が発生する、2011、3、11での事だ
食料支援でカンメシの赤飯が配給された時、「こんな時に赤飯とは何事だ」との叱責を受けた、カンメシが出来て以来54年始めての出来事だった(実際には昔から多少はあった)、そして陸と空からは赤飯は無くなった。
正確には前記の様に、3年の保存期間があるので、まだあると言えばある。
長い間に撮り溜めた物なので、写真の暗さや写り具合に難があるが、勘弁して欲しい
ご飯5種類、漬物2種類、おかず9種類以上試作などもあり把握し切れない
主食の白米、ご飯類は5種類ある
昔の白米は405g入っていた
25分間お湯に漬けるのではなく、沸騰させて煮るのだ、でないと、ロウの様なご飯になってしまう
普通に美味いが、おかずによっては白米はつらい、たくあん最高!
赤飯、薄塩味
少し少なめ
もう、食べられない
しいたけ飯
しいたけから汁が出て水っぽい
でも美味い
五目飯
ほんとに五目入っている
これもなかなか逝ける
とり飯最高に美味い
これがあれば、おかずいらない
おかず、まぐろ味付
おかずはそのまま食べられる
シーチキンの濃い奴
コーンドミートベジタブル
要するに、コンビーフ+ミックスベジタブル
スープはした事が無い
かなり脂っこい
鶏肉野菜煮
具沢山
里芋うます
牛肉味付
牛肉オンリー
フツーの牛カン
ます野菜煮
ますは少ない
昆布を抜かないと、出てこない
鶏肉もつ野菜煮
もつが見つからないので、出して見た
ちょっとだけあった、濃い目で美味しい
味付ハンバーグ
みっちり入っていてスプーンで掘らないと食えない
ウインナーソーセージ
このカンには缶切りが付いているが無くした
12本入り、普通の味を想像して食べると後悔する、うっすら塩味で柔らかい
出すとこんな感じ
漬物カン、福神漬
なすなんて、入ってるんだ
かなり濃い、カレーに良い
最強のたくあん漬
ぶつ切り4切れ、昆布だし
俗にゆう固形燃料で、穴の開いた円形鉄板を上に乗せ、その上にナベを置いて加熱する、重いしかさばるし、火なんて焚いていられない(夜間は丸見えになる)
まだ全てではない、牛肉野菜煮などのお目に掛かっていない物がある(あるいは廃止か)
訓練や演習の内容、期間により糧食班が計画を立て、糧食の在庫を考えて計画的に消費する様にしているので
下っ端の者が何が食いたいなどとゆうことは、有り得ない、だから今夜もコンビニに行くのだ
基本、官給品なので一般には食する事は出来ないが、災害時の食料支援、基地際時の体験喫食で食す事もある。
昭和29年から採用された缶詰タイプの糧食で、レトルトパウチ包装タイプの戦闘糧食 Ⅱ型が出た現在でも耐久性や保存性の面で優れているとされる、要するに頑丈で航空機投下にも耐えられる(Ⅱ型はパウチ爆発)し、抜群の保存性で、賞味期限3年とされるが、ダンボールのまま倉庫に入れとけば10年は逝ける!、多少の外観の錆びは否めないが、実際に食った人も問題無いと言っていた。
缶全体が暗緑色(オリーブドラブ)に塗られている(缶切りが当たる所以外)が、昔はカンむき出しで反射して目立ってしまうとしての改善で、さらにカンサイズ、形状も近年改正されている。
もちろん難点もあり、その最たる物は重さと(最近少し量が減った)β化、ご飯缶は、冷えた状態では米がβ化していて固いだけでなく栄養として消化吸収できない。湯煎してα化する必要があるため、通常配給前に一度湯煎する。一度湯煎してもβ化するまで夏場は3日、冬場は数時間しか持たない、そうなると正直食えた物ではないし、演習中に火を焚いて再加熱なんて、不可能だ!
もう一つは、缶切り無ければどっしょも無い、ご飯1ケース24個に4つ、副食48個に4つしか付いてなく、取り合いになる、何故かウインナーカンだけはカン淵に1個ずつ付いていて(10円玉で外して下さい)と刻印してある。
賞味期限である3年間のうち、業者から納入されてからの1年は各方面隊補給処、2年目は駐屯地業務隊補給科糧食班倉庫で備蓄糧食として保管され。3年目に各部隊へ計画に基づき配分され演習等で隊員達に食事に供給される
が、現代はコンビニの普及により、演習中はむろん無理だが、その前後に買出しをして好みの物を食す隊員が増え、消費し切れずにそのまま賞味期限により廃棄処分となっているらしい。
一食はご飯類1つ、おかずと漬物が一つずつで、成人男性が激しい運動を行った場合に必要なカロリー(約1000~1800Kカロリー)を元に計算・構成されている、結構満腹になる。
腹持ちが良い様に、赤飯はもち米で作られているが、ここで悲劇が発生する、2011、3、11での事だ
食料支援でカンメシの赤飯が配給された時、「こんな時に赤飯とは何事だ」との叱責を受けた、カンメシが出来て以来54年始めての出来事だった(実際には昔から多少はあった)、そして陸と空からは赤飯は無くなった。
正確には前記の様に、3年の保存期間があるので、まだあると言えばある。
長い間に撮り溜めた物なので、写真の暗さや写り具合に難があるが、勘弁して欲しい















































まだ全てではない、牛肉野菜煮などのお目に掛かっていない物がある(あるいは廃止か)
訓練や演習の内容、期間により糧食班が計画を立て、糧食の在庫を考えて計画的に消費する様にしているので
下っ端の者が何が食いたいなどとゆうことは、有り得ない、だから今夜もコンビニに行くのだ
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コメント
No title
味付けハンバーグは味は濃いめでしたが白飯と食すといいですね。
2013-06-15 22:49 榴弾砲 URL 編集
No title
自衛隊飯は和食が多く、日本人向けでおいしいです。
今度、自衛隊と提供した米軍のレーションの食べ比べでも記事にしてください
2013-06-15 23:40 yakumo URL 編集
No title
オリーブドラブの缶は小物入れにしました。
昼食で食したⅡ型とたくあんもすごくうまかった~自衛隊のはホントよくできていると思います。
2013-06-15 23:58 榴弾砲 URL 編集
No title
Ⅱ型は特に洋食のバリエーションもあり、楽しめると思います
加温パックと水があれば、何処でも熱々ですからね
2013-06-16 00:21 yakumo URL 編集
No title
2014-01-16 16:59 URL 編集
2014-01-16 22:56 yakumo URL 編集
No title
2016-01-14 22:49 URL 編集
No title
10年食えるとは聞きましたが、15年とは恐れ入りました
しかし、流石にカンズメ特有のあれは、どっしょも無いようですね~
今後もお腹が大丈夫な事を、お祈りしています
がんばって完食して下さい!
2016-01-14 23:31 yakumo URL 編集