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西浦砲台(未完成)

幻の砲台と良く言われる西浦砲台だが、陸軍により大正10年に竣工したが、地盤不良の為に備砲前に計画中止、なんと第一砲座が大雨で崩れてしまったのだ、更に関東大震災により大きな被害を受け、大正14年除籍となったが、昭和になってから防空砲台用地として、海軍に移譲された様だ、しかし結局は備砲される事は無かった。
当初の計画としては7年式30cm長榴弾砲4門が備砲されるはずだった。
現在は軍道もほぼ消えてしまい、位置を知らなければ発見出来ない様な濃い藪に覆われ、原生林の様だった。
左翼観測所が日影山頂に現存するが、こちらは一層藪が酷く夏場は近寄れ無い。
なお、現存遺構は埋った第1砲座を除く3座、地下式の砲側庫が1座に付き左右に1つずつ、砲座間にある砲側庫内部で連絡し砲座間通路となっている、他に、右翼のみ砲台長壕は通信室と共に残っている
DSC08232_R.jpg榴弾砲氏に案内して貰い、軍道の痕跡を外れた所にそれはあった
DSC08233_R_20130622200836.jpg右翼砲台長位置及び通信室(計算室?)
DSC08235_R_20130622200838.jpgこれが通信室(計算室?)
DSC08236_R.jpg自然の木の力か、震災の影響か、壁の継ぎ目から割れている
DSC08237_R.jpg埋っているが、階段がある
DSC08238_R.jpg登るとモウソウダケの中に隠れる様に、砲台長位置がある
DSC08239_R.jpg通信室への伝声管
DSC08240_R.jpgコンクリートの肉厚が良く判る
DSC08241_R.jpgまるで視力検査のアレの様だ(左)
DSC08242_R.jpg何故、全面コンクリートじゃないんだろう?
DSC08243_R.jpg緩やかなアーチを描いて曲がる石垣
DSC08244_R.jpg石垣に沿って進む
DSC08245_R_20130622211801.jpg左手に何か見えて来る
DSC08246_R_20130622211803.jpg小隊長位置だ(植物が邪魔で全体が取り難い)
DSC08249_R.jpg妙に横に広い、2座に1つずつある
DSC08250_R_20130622212540.jpgさらに進むと
DSC08254_R_20130622212543.jpg第2砲座が現れる
DSC08252_R_20130622212542.jpg右を向くと、砲側庫が口を開けている
DSC08256_R_20130622212545.jpg見た目は無傷に近い
DSC08261_R_20130622213554.jpg入り口を振り返る、外は原生林だ
DSC08257_R_20130622213549.jpg内部に入ると銃眼の様な物が見える、これはほぼ全ての砲側庫にある
DSC08258_R_20130622213551.jpg日本の要塞とゆう本には銃眼だと紹介しているが、上下の穴は?
DSC08264_R_20130622214859.jpg隣と繋がる連絡通路兼、砲側室通路
DSC08262_R_20130622213556.jpgその床には、震災の傷跡が刻まれる
DSC08265_R_20130622214901.jpg入り口は中央部にある
DSC08271_R.jpg通路左側第2砲座砲側庫
DSC08269_R_20130622214902.jpg通路右側第3砲座砲側庫、左右対称になっている
DSC08272_R_20130622215817.jpg銃眼と言われる部分、確かに入り口方向が見える
DSC08273_R.jpg出入り口構造
DSC08266_R_20130622215816.jpg奥から土砂が流入している
DSC08275_R_20130622215820.jpgすごい事になっている(これは第1砲座方向の砲側庫)
DSC08279_R_20130622215822.jpg戻る事にする
DSC08285_R_20130622220829.jpg第3砲座、やはり水没
DSC08286_R_20130622220831.jpg砲側庫も水浸し
DSC08287_R_20130622220833.jpgこの水はけの悪さも、地盤の悪さの一因だろう
DSC08289_R.jpgここも中央が隆起している
DSC08291_R.jpg側面も亀裂が目立つ
DSC08294_R.jpg水没の為戻る
DSC08296_R_20130622222411.jpg砲座間に排水溝があった
DSC08297_R_20130622222414.jpg落ちたら上がれないぐらい深い
DSC08298_R_20130622222416.jpg石垣を回ると
DSC08299_R.jpg次なる砲座が・・・多分砲座
DSC08300_R_20130622225103.jpg水没で引き返した反対側
DSC08304_R_20130622225104.jpg隣の砲側庫、かなりぬかるんでいる
DSC08305_R_20130622225106.jpg扉の跡、蝶番が盗まれている
DSC08307_R_20130622225108.jpg全面泥だらけ
DSC08315_R_20130622230009.jpgドラム缶が落ちている
DSC08317_R_20130622230011.jpg横に吸水口がある遺構で良く見かけるタイプだ
DSC08318_R_20130622230013.jpg第4砲台最後の砲側庫
DSC08320_R_20130622230015.jpgやはり水没
DSC08321_R_20130622230017.jpg脱出する
DSC08322_R_20130622230439.jpg付近にあった陸軍柱
DSC08323_R_20130622230441.jpg防二九
DSC08324_R_20130622230442.jpg左翼砲台長位置を捜索するも、不明の台座しか発見出来ず

次回、西浦砲台左翼観測所
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コメント

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幻の西浦砲台

今晩は。横須賀在住の戦跡初心者です。
yakumoさんのブログ夢中で拝見しています。
おかげさまで、今年は地元横須賀中心に遺構を見て回っています。
生まれて初めて、自衛隊や防衛大、横須賀ベースの中に入りました。
防衛大では近年、砲台ツアーはやっていないらしく、自力で小原台や花立の演習砲台を見てきました。
どこの遺構も実に美しく、またエネルギーがありますね。
貴重な写真や情報を提供してくれて有難うございます。
さてそんな中、葉山の西浦砲台にチャレンジしようとしたのですが、全く場所がわかりません。
大変図々しいお願いですが、もし差支えなければ、西浦砲台への行き方を教えて頂けないでしょうか?
私はR134の南葉亭の前の道を上がっていき、横須賀水道秋谷配水池塔の道を湘南国際村方向へ歩いてみたのですが、何も気づきませんでした。
よろしくお願いいたします。

ino様

コメントありがとうございます
横須賀の方ですか、馬掘出身の自分としては、嬉しいです
自衛隊施設内の砲台は、荒されずに済んでいるので、状態が良好ですね。
西浦の砲台ですが、実は砲座の前までは車道が通ってますが、路中不可な狭さです、途中の川沿いに車を停めて歩いて行きます。
湘南国際村方向に曲がり、トンネルを抜けた先の野菜即売所の分岐を山に入り、川沿いを登ります
公式にはこの程度までとします、幻の砲台ですから!
ピンポイントでお知りになりたければ、非公開で良いので今度はURLを付けてくれればアタックポイントの座標を教えます、ただし他言無用が条件です
せっかく人目に触れないでいる状態な物で、そっとしておきたいので

では、がんばって下さい

No title

えーっ!?そっち方向ですか。
ここまでのアドバイスで、取りあえずもう一回チャレンジしてみます。
何だかワクワクして来ました。
有難うございますyakumoさん。

yakumoさんの遺構を思う気持ちに頭が下がります。

ino様

川沿いから人家のある辺りの分岐を登って下さい、小さな会社が目印です
車道からかなり来い藪に突入するので、気を付けて下さいね

健闘を祈ります!

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お陰様で

砲座側へ到達出来ました!
有難うございました。
それにしても、農道からは想像もできないすごい遺構ですね。
神奈川県にこんなところがあったなんて信じられません。
取り急ぎ御礼とご報告まで。
これからも応援しています。

ino様

到達おめでとうございます!
さぞ、見ごたえがあったでしょう、未成砲台とは思えない出来の良さですね
地盤の弱さに砲台としては機能を果たせませんでしたが、今は訪問者の目を楽しませる余生を楽しんでいるでしょう

次は観測所ですね、がんばって下さい!