田浦火工工場地下壕(砲工部)その2
前回の続きである。
左側に一部屋ある
覗き穴が開いてる
なんと壕の中に線路がある
右側だけがガレている
側溝がきちんと残る
また、先が窄まる


とにかく広い
何処までも続く
何故か、そこだけ盛り土が(こうゆうのは、多数の壕で見る)
丸から四角に天井が変る
水没の部屋もある
また、湿度があがり、天井は下がる
ほとんど隙間が無い
狭い、暑い、腰が痛い(とゆーか、背中天井に当たってるし)
10分ほど半匍匐をすると、不意に拓ける、コンクリの出口?
壁をぶち抜き、通路に後からした感じ
少し離れて、小さめの通路(窓?)
反対側
この辺は塞がれた壕口が多数ある、極近年のようだ
右に隙間がある
まだまだつづく、4時間は過ぎてる
また、覗き穴
この辺は近年調査を受けている様だ、さっきのコンクリ閉鎖時だろう

遂に終点の様だ
ん、まだ行ける
さっきの覗き穴の反対に出た、終わりだ・・・出るのに後何時間?がんばれ3本目の懐中電灯
最大の難関に戻って来た、誰だ測量したやつ
ゴムキャタピラの跡がある
帰って来た、出口付近
水の中に瓶がごろごろしている
奥で見たコンクリ閉鎖壕口
戦利品
榴弾砲さんから頂いた某公式調査団の資料本のコピー、ヘンミ製九八式運動盤である。
これは大和に至るまで、直接照準以外の艦砲に必ず必要な一品だ、艦砲はアニメや本の様に簡単に撃てない、
波高、風向、使用火薬の質、量などなど、緻密な情報分析により、初めて発砲に至る。
ちなみに下図運動盤は、完品では無い、自分の戦利品の様に、透明アクリル板を2層にし中央を支点にし、ダイヤル式に回る物が付属する、これが無いと用をなさない。(現在完品ほぼ存在せず、アメリカに資料として現存)
艦砲とは1門撃つのに数十人の努力が必要な、芸術品である。
参考H.Pを教えてもらった、上記の米国の方らしい(残念ながら全て英文)
International
Slide Rule Museum
左側のGALLERIESのHemmi をクリックして下さい、いろんな計算版が載っています。








































これは大和に至るまで、直接照準以外の艦砲に必ず必要な一品だ、艦砲はアニメや本の様に簡単に撃てない、
波高、風向、使用火薬の質、量などなど、緻密な情報分析により、初めて発砲に至る。
ちなみに下図運動盤は、完品では無い、自分の戦利品の様に、透明アクリル板を2層にし中央を支点にし、ダイヤル式に回る物が付属する、これが無いと用をなさない。(現在完品ほぼ存在せず、アメリカに資料として現存)
艦砲とは1門撃つのに数十人の努力が必要な、芸術品である。
参考H.Pを教えてもらった、上記の米国の方らしい(残念ながら全て英文)
International
Slide Rule Museum
左側のGALLERIESのHemmi をクリックして下さい、いろんな計算版が載っています。
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コメント
遅れ馳せながら
yakumoさんには各地の戦跡をご案内下さったりと大変お世話になっております。
どれも写真がきれいで素晴らしいですね!壊滅した比与宇はカメラを借りて写真を撮っておいてホントによかったと思います。
リンクよろしくお願いします。
2012-11-08 22:55 榴弾砲 URL 編集
いえいえ
いきおい、ぶっつけで始めたので、分からない事だらけですが、今後ともよろしくです。
2012-11-08 23:26 yakumo URL 編集
管理人のみ閲覧できます
2014-10-07 17:57 編集
初めまして
私は以前から廃線や廃道などの廃トンネルが
好きでこのサイトで防空壕にも興味が湧きました。
ところで一つ質問なんですが、今回のレポートの3枚目の写真に線路が写っていましたが
これは防空壕が廃線跡に接続していたのでしょうか?
それとも廃線跡というよりトロッコ的な
ものが防空壕の中にあったのでしょうか?
実はYouTubeのとある坑道探索者が投稿した
動画に場所は非公開だったのですが
旧日本軍の坑道が米軍基地か自衛隊につながる
軍事鉄道のトンネルに接続しているものが
ありまして、動画によると戦時中は海軍の兵士が列車に乗って坑道まで来ていたそうです。
現在でも有事の際は兵士を大量輸送するように米軍が管理しているとありました。
ひょっとしたら今回のレポートの
線路があるトンネルがそれじゃないのかなと
思ったりしました。(ちょうど田浦は米軍
ありますし)
もちろん全く関係ない可能性もありますが
それにしてもレポートの写真の線路の正体が
気になります。
とても気になるのでご教授頂けたら嬉しいです
2020-09-17 10:57 てんぽく URL 編集
てんぽく様
当ブログにお越し下さりありがとうございます。
さて、件のYouTubeですが、線路はまさにこの線路です。
しがし、内容は全くの作り物で、くまなく内部を歩き回った自分には分かりますが、小さい壕をグルグル周っているだけで、大きく見せています。
入り口も現在は会社敷地内にしか開口しておらず、必然的に夜間不法侵入です。
当然米軍基地となんか接続しているはずもありませんし、トンネルも外部から侵入しただけです。
田浦駅から伸びている引き込み線のトンネルを、それらしく撮っているだけです。
恐らく他の動画もそんな感じのまがい物なのでしょう。
あれを見て、他にも何人か質問が来ましたが、同様の返事をしております。
ネタとして楽しむ分にはいいんですけどね!
2020-09-17 18:49 yakumo URL 編集
yakumo様
まさかのやらせでしたか...
もう一つお聞きしたいのですがこのコメントを書いているレポートの写真にのぞき穴があって
そこをのぞくと鉄道トンネルが見えているということは、のぞき穴レベルの小さな穴は鉄道トンネルとつながっているということでしょうか。
もしそうなら、田浦駅のあの休止トンネルはコンクリートで作ってあるのでよくコンクリで、のぞき穴ふさがれなかったなと思いました。
自分は勘違いで防空壕の位置を曙機械という
会社の裏山だと思っていましたが、田浦駅のあの休止トンネルにのぞき穴つながっているということは、田浦駅のすぐ隣にある裏山が正解ですね。
私のレベルではこの規模の地下壕に行くとなんかやらかして死ぬ気がするので行けませんが、
ネットで見るだけでもかなり楽しいですね。
2020-09-18 00:15 てんぽく URL 編集
てんぽく様
トンネルの場所自体が違う場所の合作で違うんですから。
今は入れませんからバレないと思ったのでしょう。
2020-09-18 06:17 yakumo URL 編集