富士壕、桜壕

横須賀市米ヶ浜にある横須賀共済病院の手前にコンクリートで擁壁された崖があるこの崖の上には、龍本寺があり、米ヶ浜練習砲台があった、陸軍と海軍の入り混じった地域である。
この崖の下には、海軍の命令により構築された燃料庫及び被服工場が眠っている
概要としては確たる物が判らないが、全部で7本の壕が掘られ、内2本がドラム缶式の燃料保存壕で、残りが被服工場及び倉庫壕として、実際に稼動していた。
この内2本の燃料保存壕はコンクリート巻きで、残りは素掘りのままだったらしい、もっとも完成した時には保存するほどの燃料は無く、無駄になった様だが・・・
尚且つ、急傾斜地工事により、コンクリートで擁壁に消えてしまった。
富士壕では被服を製造、桜壕にはドラム缶が貯蔵されていたとのサイトもあり、詳細な区分は判らない。
CIMG1407_R.jpg龍本寺入り口
CIMG1406_R.jpg本堂
CIMG1402_R.jpg百選
CIMG1404_R.jpg横須賀海軍航空隊殉職将士追悼碑がある
CIMG1405_R.jpg永野修身書
CIMG1408_R.jpg現在はコンクリートで擁壁されてしまっている(龍本寺から降りて来れる)
CIMG1409_R.jpgところがどっこい残存部分を見つけ出した
DSC08767_R_20130707203623.jpg少し厄介な所に開口しているので、さっさと匍匐進入を果たす
DSC09234_R_20130707203626.jpg隙間から投げ込まれたゴミが散乱し、尚且つ壕口付近は水没が多い
DSC08770_R_20130707203625.jpg入ってすぐ右に数段の階段がある、その上に監視所の様な開口部がある、ここから出るのは危険だった
DSC09239_R_20130707203628.jpg穴は人の胸ほどに開口していて、下は2~3mの崖になっている、自分以外ここから出た奴はいないだろう
DSC08772_R_20130707204742.jpgタイヤを渡り、対岸に移動する
DSC08779_R_20130707204744.jpg中は壕床がぬかるんでいるが、掘削はキチンとしている
DSC08780_R_20130707204745.jpg生産工場らしく、小部屋が並んでいる
DSC08781_R_20130707204747.jpg横の通路をずれた縦で繋ぐ
DSC08784_R_20130707210025.jpg天井に残る碍子、工場らしく少し大きめだ
DSC08783_R_20130707210022.jpg目立った異物は無い
DSC08788_R_20130707210026.jpg落ちた碍子やソケット程度だ
DSC08785_R_20130707210349.jpg部屋一つにミシン1台なのかな?
DSC08786_R_20130707210351.jpg通路に沿ってあちこちに小部屋があるが
DSC08789_R_20130707210352.jpgサイズはまちまち
DSC08790_R_20130707210354.jpgこの規模ではミシンは100台も入らないだろう
DSC08791_R_20130707210355.jpg壕の中央部にある恐らく神棚
DSC08793_R_20130707211004.jpg釣りの小物入れが供えてある
DSC08792_R_20130707211003.jpg天井からチーフを垂らし水平を計る杭、釘も残っている
DSC08797_R_20130707211006.jpg手を洗う所か?
DSC08798_R_20130707211007.jpg奥の壁に部屋札が残っている
DSC08799_R_20130707211009.jpg京浜急行が側を走っているので、振動で崩れている所がある
DSC08800_R_20130707214532.jpg小部屋の高さは少し低い、座り仕事だからか?
DSC08802_R_20130707214534.jpg端っこの接続部
DSC08803_R_20130707214536.jpg壕口付近の水没区に出た
DSC08806_R_20130707214539.jpg超狭い通路がある、気が付いていたがあえて後回しにしたいぐらい狭い
DSC08807_R_20130707214541.jpgとのさんとOKN氏は踏破を断念した、自分と榴弾砲氏のみ突破成功
DSC09288_R_20130707215811.jpg出てきた穴30cmほど
DSCF2917_R.jpg片足ずつしか出れない
DSC09278_R_20130707215808.jpg元出入り口方向
DSC09279_R_20130707215810.jpg山側突き当たり
DSC08822_R_20130707222201.jpg自転車が埋没している
DSC08823_R_20130707222203.jpg床面はすごい事になっている
DSC08824_R_20130707222205.jpg「ふるさと横須賀 下巻―幕末から戦後まで」という本によると、入口の幅が2メートル・高さ2.5メートルあり、奥行き5メートルで幅が6.4メートル・高さ4.7メートルに拡張され、奥で隣接する壕と連結しているようだ
DSC08826_R_20130707222206.jpg床麺は埋ってしまっているが、他のサイズはそんな物だ、確かに隣と接続しているし、ぎりだけど・・・
DSC09281_R_20130707223348.jpg3mほど上に通路が見える
DSC08827_R_20130707223345.jpgちょっと高いが
DSC08828_R_20130707223346.jpg根性で這い登る
DSC09283_R_20130707223349.jpgしかし崖側が開口しているはずも無い
DSC09284_R_20130707223350.jpg入って来た壕口の様に入り口を監視する為の穴だろう、ちなみに軍の壕は基本出入り口を2つ以上作る様に義務付けている、末期にはそれどころでは無かったが
P1350342_R.jpg実際コンクリートは前半のみで、後半は半分しか巻いてない
DSC08809_R_20130707224511.jpgさて、脱出する
DSC08832_R_20130707224512.jpg壕内に戻るとほっとする
DSC09242_R_20130707225035.jpg通路を辿り反対側に行く途中
DSC09243_R_20130707225036.jpg壁に穴が開いている
DSC09244_R_20130707225037.jpg天井にここにもチーフの跡が付いている
DSC09246_R_20130707225039.jpg壁、天井に鉄板を巻いていた跡が残っている
DSC09260_R_20130707225041.jpgさっきの穴の反対側の部屋、、部屋を広げすぎて通路に達してしまった様だ
DSC08795_R_20130707225707.jpg反対側に付いた、また狭い通路だ
DSC09292_R_20130707225711.jpg今度のハードルは更に高い
DSC09290_R_20130707225709.jpg結局また匍匐前進をする羽目に・・・しかも20mほど先にブロックが!
DSC09293_R_20130707225712.jpg上を覗き込む
DSC09295_R_20130707225714.jpg下にはどこぞの店の裏手の様な雑然さが
DSCF2929_R.jpgはたから見ると、こんな感じらしい
DSCF2936_R.jpg匍匐用に雨合羽を持参したが
DSCF2943_R.jpg瓦礫が思ったより鋭利で、1回でボロボロに
DSCF2944_R.jpgマネはしない方が良いだろう
DSC08832_R_20130707231434.jpgでは、帰ろう
 
横須賀共済病院の裏手に横須賀最大級の壕があるとされるのは、これらを含んだ総合的な空間面積の話だろう
今の所他の進入口は見つかっていない。
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コメント

非公開コメント

No title

どこにるんですか?

No title

あるんですか?

狐 さん

米ヶ浜に有りましたが、今はコンクリート養壁に埋まってしまいました。