高座海軍工廠芹沢地下工場

座間市栗原2593-1にある芹沢公園、その中心部に高座海軍工廠芹沢地下工場が掘られている
公園の東駐車場から小道を降りて行けば、すぐ目の前に案内看板付きの壕口が見えるロケーションの良さ
数年前までは案内板の側には、煉瓦造りの遺構があった様だが、今は跡形も無い。
座間東原付近に高座海軍工廠が作られ、その地下工場として作られたのがこの壕であり、本体ではない
戦局の悪化による工場分散計画により、目久尻川やその支流の芹沢川沿いの崖に地下工場が掘られ、中丸地下壕として掘られたのが現在「高座海軍工廠芹沢地下工場」として定着している様である。
第3工場地区であった中丸地下壕は高さ3.5m、総延長1500m以上あるそうだ。
関東ローム層(新期ローム層)の地盤は掘りやすそうだが、湿度が高く書類などは3日で駄目になるのでその度に壕外に出して乾燥させていたそうだ。

高座海軍工廠全体で雷電を128機完成させたそうだ、これは雷電の総生産数の2割に相当する
しかし、軍からの発注数の4分の1程度にしか満たない。
DSC08340_R.jpg芹沢公園案内図
DSC08341_R_201310311903397ab.jpgあっとゆう間に壕口へ、上の土被りの無さを見て欲しい
DSC08342_R_20131031190340483.jpg案内板
DSC08343_R_20131031190341317.jpg早速進入
DSC08345_R_201310311903438c7.jpgこの壕は他と違い、単独壕で倉庫的な物だったのだろう
DSC08347_R_20131031192522ef9.jpg壁に近代パイプが突き刺さっている、キノコ業者だろう
DSC08348_R_20131031192524292.jpg振り返ると緩やかにくねっている
DSC08349_R_2013103119252533c.jpg最深部、貫通口は外部から塞がれている
DSC08350_R_20131031192526024.jpg一先ず撤収
DSC08351_R.jpg壁面には塞がれた壕口が並ぶ
DSC08352_R_20131031193529643.jpg
DSC08353_R_201310311935300a7.jpg唯一入れそうな隙間
DSC08354_R_20131031193532dac.jpg壕内は殆んどこのサイズに統一されている
DSC08355_R_20131031193533bd8.jpgこの鉄板は切れそうで危ない
DSC08356_R_20131031194527b23.jpg端っこから回る
DSC08357_R_20131031194531c8b.jpg突き当りにはすり鉢状に何かを置いていた様な跡がある
DSC08358_R_20131031194533a75.jpg生産壕特有の機械を据えつける為のくぼみ
DSC08359_R.jpg壁には電気を通す為の碍子が付いている
DSC08360_R_20131031194536bbf.jpgこっちは木を打ち込んで、それに碍子を付けている
DSC08361_R_20131031195421915.jpg棚でも打ち込んであった様な跡
DSC08362_R_20131031195423986.jpg反対側の開口部はかなりきっちり埋め戻される
DSC08363_R_20131031195424acb.jpg他人の土地に開いているのだろうか?
DSC08364_R_20131031195426a0a.jpg壕の形は見事なまでに、何処を見ても同じに見える
DSC08365_R_2013103119543130c.jpg分配器?
DSC08366_R.jpgキノコの胞子が残っていたのだろうか?
DSC08367_R.jpgキノコの苗床だろうか
DSC08368_R.jpg突き当たりの小部屋DSC08369_R.jpg山側開口部には、殆んどキノコ業者の痕跡が残っている
DSC08370_R.jpgキノコの苗床を棚に載せていたのか、木の杭が平行に並んでいる
DSC08371_R.jpg天井が奇妙なほどに丸い
DSC08372_R.jpgバリケード?
DSC08373_R.jpg半没の開口部、地面が近いのか、根っこが垂れ下がっている
DSC08374_R.jpgキノコ業者の生息室?椅子が置いてある
DSC08375_R.jpg完全閉塞
DSC08376_R_2013103120382651e.jpg配線用か、金具が天井に打ってある
DSC08377_R.jpg横坑の方が若干低くなっている
DSC08378_R.jpgこの通路は若干狭い気がする
DSC08379_R.jpg山側はやっぱり埋め戻し
DSC08380_R.jpg陶器製ソケットが落ちている
DSC08381_R.jpgキノコ用の箱だろう、焚き火の跡がある
DSC08382_R.jpg多少水が流れている
DSC08383_R.jpgカーブを振り返る、このカーブがほぼ中間点となる
DSC08384_R.jpgこの辺の壕床は多少ぬかるんでいる
DSC08385_R.jpg鋭角に曲がる横坑
DSC08386_R_20131031205619457.jpgこの通路はキノコ業者の痕跡が濃い
DSC08387_R.jpg横坑も狭い
DSC08388_R.jpg3連碍子が天井に金具で打ち込んである、他の壕では見掛けない方法だ
DSC08389_R_20131031205624e67.jpg奥には鍵型に曲がった小部屋がある
DSC08390_R.jpg外部への抜き穴を掘る途中だったのだろうか?
DSC08391_R_20131031210638583.jpg床の一部にコンクリートが塗ってある
DSC08392_R_20131031210640502.jpg床にも配線用か、穴が2つ開いている
DSC08393_R.jpgここは背面の壁も少し削ってある
DSC08394_R_20131031210642d78.jpgこれは調査の為かコンクリートの周りが掘ってある
DSC08395_R_20131031210645b1b.jpgこの通路は、実際に稼動していたのだろう、多数の工作機械を据え付けた跡がある
DSC08396_R.jpgこれは通路の真ん中に土台がある、大き目の機械だったのだろうか
DSC08398_R_20131031211425959.jpgこれも周りを掘られている
DSC08400_R.jpgこうして見ると、台座はキレイに並んでいる
DSC08401_R_2013103121142891b.jpg通路が何故か狭くなる
DSC08402_R_20131031212312c2f.jpgしかし、コンクリート台座は続く
DSC08404_R.jpgかなりしっかりとした台座だ
DSC08405_R.jpg横坑の先は終息地点
DSC08406_R.jpgこの通路が最後の本坑の様だ
DSC08407_R.jpg良く見れば、地層がまったく変わらない、壕の登り下りも無く地殻の変動も無かったのだろう
DSC08408_R_201310312157263b8.jpg横坑2本目の終息
DSC08409_R_2013103121573136f.jpg本坑の先に外部の光が見える
DSC08410_R.jpg床には何やら、掘り起こされた跡がある
DSC08411_R.jpg横坑3本目の終息
DSC08413_R_20131031220616c11.jpgコンクリートの材質は近代の様だ
DSC08414_R.jpg壁には何かを据え付けた様な四角い穴が開いている
DSC08415_R_20131031221049c50.jpg外に出た
DSC08416_R_20131031221051d19.jpg煉瓦の上にコンクリートを乗せた遺構がある
DSC08417_R_2013103122105340c.jpg芹沢公園を回って見たが、公園整備のせいか他に遺構は見つからなかった。

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