米領フィリピン方面(ほ号券)  軍用手票

途中にスタンプが押してある軍用手標が出てくるが、これは軍票の賠償要求の為、民間団体が個人等の所有者に預り証を発行し、軍票にはスタンプを押して保管、日本に補償を求めた物で、前回書いた様に、賠償は実現していない。
なお、民間団体はいくつかあるので、スタンプも多種多様のようだ
通貨単位はペソ、補助通貨はペソの1/100のセンタボを使用
(頭記号:P・・・PHILIPPINEの略)
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ほ号:1センタボ(49mmX95mm)発行:昭和17年(枚数:1,160,000枚)
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ほ号:5センタボ(48mmX100mm)発行:昭和17年(枚数: 275,000枚)
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ほ号:10センタボ(51mmX106mm)発行:昭和17年(枚数:1,079,000枚)
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印刷所の違いか、印刷時期か判らないが、赤文字が分数書きもある
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ほ号:50センタボ(58mmX120mm)発行:昭和17年(枚数:235,000枚)
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ほ号:5ペソ(68mmX160mm)発行:昭和17年(枚数:7,092,000枚)
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印刷所(インク)の違いか、単純に劣化か?色違いが結構ある
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ほ号:10ペソ(68mmX160mm)発行:昭和17年(枚数:9,478,000枚)
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1ペソは所有していない

フィリピン方面.改造ほ号(別名リサール券)
南方開発金庫(なんぽうかいはつきんこ)、預かり金、地金の売買、通貨の交換、為替の売買を行う目的で1942年(昭和17年)に作られた特殊法人。出資金は総て政府支出のもので、総額1億円であった。
図柄に使用されている記念碑は、マニラ市内のルネタ公園にあるもの、この記念碑は、19世紀末にフィリピンの独立運動家として活躍した、ホセ・リサールを称えたものである。
発行はすべて昭和17年で、発行枚数は不明である
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改造ほ号:1ペソ(68mmX140mm)
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改造ほ号:5ペソ(68mmX160mm)
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スタンプはかなり雑で、完全には読めない物が大半、裏表も関係無い(手押しだから仕方が無いが)
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真ん中のXの位置が違う、登戸研究所(陸軍第九技術研究所)がらみだろうか?
通常裁断ミスのズレや、ナンバーのミス、インク違いは相当にあるがこれは原版が違うのだろう
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改造ほ号:10ペソ(68mmX168mm)
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ほ号:100ペソ(68mmX160mm)
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ほ号:500ペソ(68mmX160mm)
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現地刷:1000ペソ(63mmX132mm)
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改造ほ号は、大量に出回ったようで、実数が把握されていない、今でも古銭屋さんなどでは大量に安価で購入できる
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