A号日銀券

A号日銀券は、終戦後の新旧円切り替えを行うための新券で、連合軍の占領下で発行された紙幣である。
製造に当たっては、図案、券種、版式など全てについて連合軍総司令部(GHQ)の事前承認を必要とした。

極度の原材料不足と短期間に大量製造を行う事となったため民間の製紙・印刷会社を大蔵省の管理工場に指定し、印刷局から管理官を常駐させて、この緊急製造に対処した(紙幣の組番号により、印刷会社・工場が特定できるようになっている)
この、A号券は、量産一途に製造されたため用紙、印刷とも粗製であり新旧券の交換が一段落すると、改造計画が進められた。

このB号券は、A号券が当面のインフレを乗り切るための暫定的役割を負い、
銀行券本来の技術水準から見ると極めて不本意なもであったことから、恒久券
として発行された。

昭和28年12月から連合軍総司令部(GHQ)の事前承認が必要無くなり、B号日銀券が発行された。
B号紙幣の特徴として、右側に肖像、左側および中央に額面金額を配した統一的デザインを採用し、B50円券を除き縦寸法を統一している。
B100円券以上の高額券の用紙には、「みつまた」だけを使用し、定位置のすき入れ(スカシ)を入れている。

B号券に関しては、持っているが近年まで流通していた紙幣なので、念の為掲載しない。
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A号・5銭券 (48mmX94mm)製造年月:s23.5~s23.6(製造枚数 : 60,000,000枚)
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A号 ・10銭 券(52mmX100mm)製造年月:s22.8~s24.12(製造枚数 : 580,000,000枚)
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政府紙幣 ・50銭 (60mmX108mm)製造年月:s22.9~s24. (製造枚数 : 1,400,000,000枚)
50銭券は製造を急ぐため、日銀券ではなく、日本政府紙幣で発行された。
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A号 ・1円券 (68mmX124mm)製造年月:s21.3~s32.3(製造枚数 : 6,278,185,080枚)
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A号 ・5円 券(68mmX132mm)製造年月:s21.3~s21.12(製造枚数 : 460,000,000枚)
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A号 ・10円券 (76mmX140mm)製造年月:s21.2~s29.3(製造枚数 : 9,869,055,000枚)
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A号 ・100円券 (93mmX162mm)製造年月:s21.2~s24.12(製造枚数 : 6,493,632,000枚)
   
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