八丈島 鉄壁山(浦)兵団司令部壕(作戦時)その1

この鉄壁山司令部壕は前回の神止山連隊司令部壕の上位に位置する独立混成第67旅団司令部壕である。
「浦」は独立混成第67旅団の兵団符号の事だ。

内部は大部分が素掘りのままであるが、4層構造となっている内の2層目に関しては、司令部員の為の重要区画があり
そこの部分だけは強固なコンクリートで作られている、余談だがその2層目に関しては学校などの社会科見学などのコースとなり、島の子供たちの勉強の場となっている。
2層目の入り口前までは、車道があるので観光客が気軽に立ち寄れる事もあり、入り口のトーチカ(実は便所)などの写真は良く見かける事があるだろう(ググレばすぐ出る)。
もちろんここでも事故は起きている、おかげで3・4層には降りれない様に頑丈な鉄柵が施されてしまっている。
しかし、ここを訪れる事自体は昼間なら非常に簡単だ、なんせ信じられん事に壕口までは案内カンバンが出ているのだ!
御丁寧に壕口前には、帰り道方向まで標した石柱まで完備されている。

神止山司令部壕を出て、山中で戦闘糧食を食べた後、三原山の一部?鉄壁山を目指すのだが、至る道は罠だらけだった。
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発電所(地図にはあまり載らない)の先、このカンバンを曲がる
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八丈島全島でこのタイプの案内が用いられている、この無線の路方面に進む
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この通行止めを突破する
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昔の水道設備の残骸
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道端に壕口がボコボコ開いている
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路肩に車を停め、早速入る
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こんな所の壕なのに、水桶が完備してある
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しかも結構大きい、神止山の最大クラスだろう
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少し進むと、埋め戻しの様に床が競りあがる(天井は見ての通り崩れていない)
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部分的に完全に埋まっている
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根性で抜けて行く
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右は掘りかけの様だ
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背中を擦りながら先に進む
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枝道は狭い
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新たな貯水槽が出て来た
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やはり大きい
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通路をどんどん進むと不思議な事に
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突如として、壁が赤く染まる(画像は全く加工していない)
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赤い通路は右に左にうねりながら続く
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若干色落ちしてきた所で
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出口となる
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山の反対側に出てしまった
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車を置いて来てしまったので、取りに戻る
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次の壕は曲がってすぐに終わりだった
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その次の壕は間口が大きい
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かなりしっかり整形されている
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なんと、轍の跡がある
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脇の部屋は、天井が落ちて来ている
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キレイな通路の先に出口が見えた、ここで引き返す
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次の壕は埋没
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次も進入不可
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壕口は埋まり気味だが
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乗り越えれば、立派な壕がある
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十分過ぎる広さと高さがあるが
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奥に進むと次第に狭まる
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最深部の一部はほとんど埋まっているが、開口している
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棚状の部屋
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水没ながら、開口している
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次の壕口は狭い
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狭いがかなりキレイに整形してある
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御馴染み固まったセメント袋
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床面が一部水没しており、湿度が上がる
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それを越えれば、またキレイな通路がまだまだ続く
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砲室状に掘られた部屋
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銃眼として掘っていた様だ
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最深部に来たので、引き返す
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出口到着
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この分岐は当然「鉄壁の路」を目指す
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最後の分岐、この様に案内があるの助かる、ちなみに防衛道路とは飛行場周辺の幹線道路を攻撃されると、島の東西が分断されてしまうので、旧軍指導の下、山を越えて行き来出来る様に作られた、軍用道路のなごりである。
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分岐を林道に入り軍道沿いに進めば到着である

本土なら、これらの壕一つでも記事が書けそうな物だが、ちょっと山に入っただけで、これほどの壕が点在する八丈島は本当に最前線の島だったんだろう、結果として肩透かしを食らってしまったが、この努力が無駄になってよかったのだろうと思う。

東雲みょん氏が、「鉄壁山に至るまでには沢山の罠が待ち受けています」と言っていたのが、納得入った
1時間ほど途中で時間を費やしてしまった、旧軍恐るべし!

次回壕内進入
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