八丈島 南原トーチカ、火の潟回天格納壕(未成)

今回は島の西側に回る、もう一つの船便の玄関となる八重根港から島の北端出鼻までを探索した。
結果的に見つける事が出来たのは、トーチカ2つと付図1に乗っていない回天基地のみ確認できた
八丈島における回天は底土基地に2基X2本の格納壕に、末吉基地にも同数(3本あったとも?)の計8基が配備されていた。
しかし、回天基地はこの2ヶ所だけではなく、後3ヶ所に作られていた、今回紹介するのはその内の一つ火の潟基地である。
中之郷の藍ヶ江にも計画はあった様だが、資料無し。
後一つは本島ではなく、小島の宇津木にある自然海食洞が計画されていたが、共に未成である。
この西側の2つの基地は、東側が波が高く発進出来なかった時の為、急遽建設が決まったのだ。

八丈配備の回天隊は十二基編成、受入れ態勢の都合上(上記壕が未成の為)、取り敢えす八基を派遣すると言う事になっていたが、残り4基が送られる事は、ついに無かった。
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(1)が火の潟基地、(2)が小島基地の予定地(3)が藍ヶ江基地の予定地
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小島守備隊陣地配備要図、回天基地の記載がある
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これは今回行かなかった末吉基地の様子
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まずは八重根から海岸沿いを探す、東雲みょん氏のブログに載っていたトーチカを探す
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ヒントはこの辺の海岸のどこかだ!アバウトだがひたすら探す
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波の力は鉄柵すらも曲げてしまう様だ、ひたすら探す
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逢坂橋が遠望できる、ひたすら探す
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米軍の予想上陸地点付近だが、こんなとこ上陸出来ないだろう?
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この路にそれて来たとき
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唐突にそれは現れた、事前に存在を知っていなければ、素通りしそうだ
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大き目の銃眼、しかし天井うすっ!
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それでも一応登ってみる、通気用の土管が出ている
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入り口は海側にある
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中は5mほどの広さがある、天井の補強が入っている
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一応鉄筋コンクリート製
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天井の土管
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銃眼部を内側から
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見える景色
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絶対、上陸したくないこんな所から・・・
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この辺を目指せば見つかる
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しかし、すごい所だ
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誰がこんな激しい所で遊ぶんだ?
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二日目は晴れ渡って、三原山もきれいだ、手前は空港の滑走路
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小島が近くに見える
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なんか落ちている!
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埋まってしまっているが、トーチカっぽい
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内部はキノコ栽培に使われていた
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当ても無く、出鼻(最北端)まできてしまったので、海岸に下りながら探す
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溶岩のごろごろするこの海岸
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波の飛沫が飛んでくる
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こんな所を探索しまくった、死にそうだった、マジで・・・
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海岸に降りれる道を丹念に探す
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数ヶ所目の海岸捜索で
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やっと手がかりを発見!波打ち際のあれは!
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回天のすべりだ!溶岩の海岸にそこだけコンクリートが!
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振り向けば、山肌にもコンクリートがある
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逆光の中に、ついに見つけた火の潟回天格納壕
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艦砲射撃を想定して、コンクリート製の間口になっている
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しかし、入り口の中は、いきなり崩落している
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頑丈な入り口だけは、無事なようだ
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入り口から海を見るとすべりが見えるが、左の岩をもっと削らねばぶつかる
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上を見上げると穴が開いている
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上の穴と下の穴
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奥に壕は進んでいた、内部は土が赤い
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当時の支保工の坑木が埋まっている
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天井は派手に落ちている
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入り口まで20mほどか?
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壕は掘りかけで終わっている
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戻るとする
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天井の明かりがいい感じだ
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やっと見つけた格納壕だが、次に行かねばならない
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上に登る
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上の穴から見下ろす、崩れそうでおっかない・・・
この場所のヒント、71番ポスト(島に来れば意味がわかる)

ちなみにこの島に配備されたのは、第二回天隊だが、第一回天隊は隊員百二十七名と共に、二十年三月十三日、光基地から八基の回天を第十八号輸送艦に積載し出撃したが、同艦は三月十六日正午、佐世保を経由、沖縄に向かったまま行方不明となっていた。
回天及び部隊要員一同揃って、輸送艦ごと撃沈されて全滅してしまったのだ、その為第二回天隊は搭乗員の一部を先に輸送するなどの配慮をしている。
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