東京湾要塞 観音崎砲台(旧第三砲台)

旧第三砲台は、存在すら知らない人がほとんどだろう、明治17年に竣工し同19年に28cm榴弾砲2門を据えた物だったが、明治26年の第三砲台に廃止、第四・五砲台の名称を第三・四砲台に繰り上げ改称。
同27年には2門とも第四砲台(現在の第三砲台)に移設、震災により損傷を受け、大正14年には除籍となっている
非常に短命で、8年程度しか備砲していなかったのだが、平成を迎えても今なお海上自衛隊の祝砲を据付続けているのは、何とも言えない物があるが、砲台としては喜ばしい事なのだろう
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現在の航空写真、馬蹄形の物が砲座で、第一砲座には海自施設が乗っかっている、右上が祝砲3門
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砲台施設の下を第二砲台のトンネルが通っている、これでは崩落してしまうだろう、除籍の一因と思われる
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第二砲台と旧第三砲台は以外に近い、8の字形に横墻があった様に見受けられるが、現在形跡は無い
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観測所を挟んで、お隣と言える近さである
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第二砲台から遊歩道で程なく着く
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しかし、大体の人はこの辺で引き返すだろうから、遺構を見る人は一際少ないだろう
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周辺をガサゴソすると、横墻の一部かと思われる部分もあるのだが、違うだろう
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海を見ると第二海堡が見える位置
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フェンス沿いには遺構の一部と思われる石材が並んでいる
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第一砲座の上にある海自警備所、屋上に双眼鏡が並ぶ
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なにやら四角いコンクリート遺構が見える
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入り口近くの四角いコンクリート建物と言えば、トイレだろう
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背後には貯水槽も完備している
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祝砲が見える
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地上に並んだ3基の祝砲
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カンバスを被って全体は見えないが、75mm程度だろうか?
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地上据付の砲座は今、見る事は非常に困難だろう(移動式かサイロ式だから)
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奥に行くと第二砲座がある
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近寄ると胸墻はさんだんに石を積んでコンクリートで固めている様に見える
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第一砲座の上には近代建築が乗っている(許可亡き者が入らない様に360度カメラが憑いている)
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この土台自身が当時の砲座である
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通路沿いに回り込むと、第二砲座入り口が見える
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この丘陵部分にはなんと、地下施設が隠されている
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これが現在の唯一の入り口となる、入った事が無いから良く知らないが、3mほど垂直の鉄製ハシゴを降りると本来のアーチ型入り口に出る、内部は煉瓦式地下施設になり保存状態は完璧と言える、前室と言える空間があり、右側に入り口をくぐると、広い部屋に出る、左側には砲弾庫と思える小部屋が4つ存在し、漆喰で白く塗り固められた部屋の天井や壁面には電気設備が残り、奥には 揚弾井や換気口も完備されている、昭和期にある程度の改修を受けている様にも見える
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残存遺構としては、結構いい状態なのだが、もったいない
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砲座を眺めつつ、旧第三砲台を後にする
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いまもこの海を護る、唯一の備砲している砲座に幸あれ
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コメント

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祝砲!

撃てるんですか?

東雲みょん氏

海自さんの砲なので、自分には撃てません。
近年迄は使用されていましたが、飛行機で来るのが普通の時代に、船で国家元首レベルの高官が、訪れる訳もなく放置状態が、10年程は経ってるとおもいます。
しかし、空砲ですので、弾道直進整や、電子的管制も関係無いので 、21発位3門あるし、撃てるでしょう。