伊豆 手石震洋特攻基地

弓ケ浜の西側の湊地区の手石に、第一六突撃隊の特攻基地が掘られている
手石魚港に降りると防波堤のそばに2本の壕が見える、防波堤に登ると対岸に4本の壕があるのが見える
更に峻険な岩場を回り込むと、コンクリート巻きの大きな壕が目に入る
手石の基地建設には工作隊、設営隊の動員もあったとみられるが、予科練生も動員されている
この基地への震洋の配備は四五年五月のことであり、伊豆では最も早い配備である。
本土決戦を想定して、工事も早くからとりくまれていたようだ。
この壕には2ヶ所に名前の彫り込みや「飛練四十期・轟沈」などと書かれた所が有り見所である
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まさに白浜と言う海岸線
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この入り組んだ海岸のいたる所に特攻基地が築かれている
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航空写真
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この新し目の漁港にも震洋基地は作られている
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この静かな湾内にもすぐそこに壕がある
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早速準備を始める
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ほんとにすぐそこにある
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一部物置と化している
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この地区の特徴は壕が微妙に曲がっている事だ
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少し高い位置にあるせいか、砂の流入などは見られない
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所々に明かりでも吊るしていたのか、釘が打ち込んである
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特に鶴橋の痕もなく、掘りやすい地質の様だ
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すぐ隣にもう1つある
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位置関係
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こちらは少し海に近いせいか発砲スチロールなどのゴミが多い
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ちょっと乗り越えるのが大変なのでやめた
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防波堤に登ると、震洋壕が4つ並んで見える
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入江に降りると、先日の台風のせいか漂着物が多い
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一番内陸にある壕口
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大分砂で埋まっているようだ
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壕内は大分湿気を帯びていた
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この壕は水際のせいで、凄い事になっている
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ものすごい足が埋まる
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やっと地面が見えてきた
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しかし砂の流入も多く屈まないと進めない
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最深部、半分は砂に埋まっているだろう
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入口を振り返る、壕内はうねっている
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壕の前の岩場に、係留用のアンカーが打ってある
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海藻の敷き詰められた壕に入る
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左の壁に寄せ書きがある、「菅原邦夫・岩本博・稲葉○夫・杉原一人」でいいと思うが一文字だけ全く読めない
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奥はやはり砂の侵入が激しい
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ここの天井にはゲジでは無くフナムシが生息している
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最深部は2/3は埋まっている
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メンバーは入口の名前に悪戦苦闘している、自分も10枚くらいイロイロ試した
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多分これがベスト、普通に太陽光のみで撮ったのが一番良い
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入口の壁にはペグが打ってある、崖沿いにロープが張ってあるが、当時も有ったのだろう(転落防止)
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このブロック最後の壕
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ここだけ入口に溝が掘ってある
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謎の突起物、鋼管の中にコンクリートが入っている感じで、鉄は錆びて欠けている
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この中は漂流物が少ない
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最深部も立って歩ける
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さぁ、次に行こう
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先端部
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ここにも係留用アンカーが打ってある
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ここから先は波打ち際をへつっていくしかない
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岬を回るとすごいのが見えた
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岩場を回っても良かったのだが、長靴が濡れそうなので止めておく
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安全策で崩落した崖を越えて山越えをした
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よく見れば、旧軍道の階段が掘ってある、気が付かずこの崖を下りて来た
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震洋壕としては秘匿性含めて、理想的な所だろう
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かなり大きな卵型の壕口だ
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コンクリートの質もいい
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新型震洋一隻付き!
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芦ノ湖モーターボート組合「ポーラ」号
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この舳先の影に一部コンクリートが塗ってある
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この文字を彫る為に、壕口部の余ったコンクリートを塗ったのだろう
ちなみに飛練とは「海軍飛行予科練習生」で「予科練」と一般で言われる
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轟沈の文字も力強く、年号も悲哀を誘う



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一人更に先に挑む
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橋がある、今は潮が満ちているが、時間がずれれば向こうの島に渡れるだろう
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潮が引くとこんな感じ、真ん中右側がコンクリート橋
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へつって来た海岸線、長靴がないときつい
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帰りは下から回る
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と思ったが、気分で崖を登ることにした(画像はとの氏のを無許可転載した、自分の写真は撮れないもんで)
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崖の上から入江を眺める
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メンバーが来るまで時間が掛かりそうなので、山頂まで(崖を)登ることにした
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すると、異様な陥没地を発見
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良く見ると穴がある、地下壕が陥没してしまったのだろう、途中から入れそうだ
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内部は立派なものだ
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山頂近いので大きな物ではない、交通壕だろう
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出口も大分崩れている
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外から見る壕口
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山頂部には塹壕が巡ていて、監視所となっているようだ
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山頂から降りるのには苦労した、崖を登るのは大した事ないが、下るのは怖い
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こんな綺麗な静かな海に特攻隊の基地があった、忘れてはいけない飛練の青少年達の終戦までの間、生と死の狭間の葛藤の時間を過ごしたこの地の事を・・・・
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