第十二回天隊 小浜基地 その1

千葉県夷隅郡大原町の八幡岬には、第十二回天隊の小浜基地があった
横須賀鎮守府管轄の第七特攻戦隊に所属、本部を千葉県勝浦に置き、第十二突撃隊、第十二回天隊の回天6基のほか、第十二海竜隊(海竜12隻)と、震洋隊6隊で構成されていた。
配備予定の回天6基は、第二一号一等輸送艦が積載する予定であったが、大津島に回航中、光基地沖合の小水無瀬島付近で米第五空軍のB25爆撃機群と交戦して被爆、砂浜に乗り上げ沈没は免れるが、翌日爆沈している。

幸いにも回天搭乗員、大津島訓練基地の6名は陸路を使い、広島に原爆が投下された影響で日本海沿岸経由で移動
無事到着している。
結局同基地には回天の配備は間に合わなかった。
なお、第十二突撃隊は、海竜も間に合わず震洋隊のみの配備であった。

昭和二〇年七月末には長さ約四〇メートルの「回天」二基格納の隧道三本及び通路・修理場・ポンプ室が完成し、他に独立した兵器庫・燃料庫も完成している。
居住区は帆万千館跡より大原漁港方面へ、60mほどあったそうだが、漁港側は擁壁に消えている
民宿八幡荘(まだ有るか不明)方向に分岐路もあったらしい。
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八幡岬、大原漁港にやってきた
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当時、ここには回天用のレールが引かれていた
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回天の壕口はすぐに見つかると言うか丸見えである、これは三本ある内の中央の壕口で、両側二本は擁壁に埋まってる
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壕口は、埋まり気味だが問題なく入れる
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入ってすぐの部分は湿度が高い
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しばし通常モードで行く
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見事なまでに残る、レールの枕木跡
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海軍の壕は非常に作りがきれいだ
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湿気が抜けたので、明るく写す、左に連絡通路がある
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通路には何故か軽車両が一台
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ふと上を見ると、プリティーな小森さんと目?が合った
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更に大量の小森さん達、実は小型の小森さんで、4cmぐらいしかない
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連絡通路を抜けると、となりの回天格納壕に出た、これは山側の最深部でコンクリートで固めてある
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床の際には、回天を引き込む為のアンカーがある
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左右の壁面には、支保をはめていた跡もある
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海側を見る、ざっと40mって所だ、幅2.5m高さ3mかな、ここに回天が二本入る
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海側開口部だった所
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なんでこんな所に挿してあるのだろう
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外側から見た壕口部分、上に無線局を建てるためにこうなった様だ
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山側を見る、実に綺麗な掘削だが、レールの痕跡が見えない
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連絡通路に戻る、上に小森さん達が小さく見える
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中央の格納壕、海側開口部を見る
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三本目の格納壕に向かう、連絡通路
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ちょうど人一人サイズに掘ってある
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硝石が染み出している
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落書き
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若干長い連絡通路を出ると
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また湿度が高かった
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三本目は山側に10mほど奥行があった、某組織のデータベースに記録があった、この壕は修理場兼格納壕だ
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他の二本には無い支保の溝がある、記録内の「全部内張りを施せる隧道一本あり」の壕だろう
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最深部には、やはりアンカーが打ってある
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壁に残る角材が1本
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海側開口部は埋め戻されている(人物比とのさん)広めの3.5X3.5m、長さ50mとある
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左手に穴が2つ開いている
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手前側、これは操舵機調整場とある、2.5X2.5X7.5mである
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足元にボロサビの釘が落ちている
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変なツボ?底に穴が開いている
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二つ目の穴、ポンプ室とあり、奥の通路は空気抜き、外部には冷却水槽があったそうだ2.5X3X7.5mが広い所まで
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この通路は狭く、自分のサイズでは腰をかがめ両肩を傾けないと入れない
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ちょっと狭いが行ってみる
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左右の壁が面白い模様
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いや、結構長い、狭いし泥濘む
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しかも開いてない
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ふむ、確かに上に掘っている外部にも通気口が開いていたとの記述もある
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トタンを巻いていた跡が残る
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振り向くと、すれ違い不可と見たとのさんが待っている
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戻って来た、良く見ると水路が切ってあるようだ
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天井に支保のアーチがあるが、木材も曲げたのか?
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海側の開口部は埋め戻し
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外から見るとこの辺
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内壁を打っていた釘だろうか?
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大分カメラが湿気に慣れてきた
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ロービームで見るとレールの枕木が見える
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一通り見たので脱出した




御礼申し上げます
今回で600回目を迎える事が出来ました、何処まで続けられるか分かりませんが、今後ともよろしく!

bunny4ever様、中はこんなでした!後の外周部は次回上げます
今日は朝、所要を足し、衣笠弾薬本庫に行って来た、貰った情報は確認できました、記事は後ほど上げます
祐実総軍の方々OKN氏ご苦労様でした!
また何処かでお会いしましょう、本日は午後から「東京湾要塞跡国史跡指定記念シンポジウム ~猿島砲台、千代ヶ崎砲台の歴史とその活用~」に参加する為、中座してしまいましてすいませんでした。
OKN氏の気使いにも感謝します
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コメント

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今日はお疲れさまでございました

今日はあのような場所で
お会い出来ると思いもしませんでした!

時間の制約があったので、
長話は叶いませんでしたが
いつかじっくりと情報交換を
させていただきたいなと思います。

今後ともよろしくお願いいたします!

祐実総軍三等兵様

OKN氏のサプライズでしょう
自分も後の予定があったので、どうしようかと思っていましたが、戦跡の誘惑に勝てず回って来ましたが、時間の関係で75番で中断、94番まであの後回られたそうですね、自分もまた再訪の必要が出てきました、まさかそんなに残っているとは、完全に舐めていました。
最初が防五三でしたが、それ以前の番号は何処かにあるのでしょうか?

本日はほんとにお会いできて、良かったです、いずれまた!

600回おめでとうございます。

3本目の壕の枝壕の先はこうなっていたんですか!よくわかりました!
しかし特にあの狭くなった先なんていうのは相当勇気が要りそうですね。
また、あのアンカーは、レールが撤去された現在では貴重なアイテムですね!
私は全く気がつかない、どころか両サイドの壕は恐怖で1,2mしか進めませんでした(笑)

bunnytheflat 様

ありがとうございます!
高照度LEDライトを持てば、昼間の様に明るくする事も可能です

しかし、そこで引き返したのは賢明です、壕内にはいろんな物が落ちています
ガラス、空き缶は元より、産業廃棄物、アスベスト等危険です
グレ君の足が心配になります、我々の仲間内でも釘を踏み抜いたとか、泥にはまって抜けなくなった、携帯落とした、んこ踏んだ等いっぱいいます。
壕内には小森さん始め、ハクビシンやら小動物のフンや死骸がかなりあります

危険を感じたら踏み込まない判断は、とても良いと思います
自分にあった引き際は、大事ですグレ君の足と同じぐらい

あ、動画貼るの忘れてた!

祝600回

すみません、祝辞を忘れました!

600回、誠におめでとうございます!
同志として、心よりお慶びを
申し上げます(^^ゞ

これからも、たくさんの調査レポを
楽しみにしております。

お互いに頑張っていきましょうm(__)m

ちなみに、衣笠の地帯標ですが、
EZ 1Z 東京湾要塞第壹区地帯標
昭和参年参月弍拾弍日
第六號
陸軍省 でした(^^ゞ

大原に関係ない書き込みで
申し訳ありませんm(__)m

祐実総軍三等兵様

わざわざありがとうございます!

気がついたら丁度600だったので、自分にもお祝いで書いてみました
衣笠の地帯標、良く解析出来ましたね、驚きです
自分は動画で舐めて見ましたが、写真と合わせても判然としませんでした
途中までだったので、いずれまた最後まで行ってみたいと思います
UP時には参考にさせて頂きます!

今後ともよろしくお願いします。