太東埼特設見張所及び用途不明壕 その1

横須賀海軍警備隊戦時日誌及び引渡目録にこの名前があるので、この名称で行く
千葉県いすみ市太東埼のこの海岸には海軍の電探基地が置かれていた、それを守る為の機銃座が設けられ
記録によると、3式1号1型1、2式1号1型1、7.7mm機銃2が据えられていたようだ

太平洋側のこの海岸は、波による侵食が激しく、電探本体の礎石は直径七・八米の円形地下操作室だったがすでに海中に崩落、機銃座も1基のみ現存、電探付属の礎石は良く残っている。
太東埼灯台自体も、転落の危険により、内陸側に移転していて目立たない
海軍技術研究所の実験場で、4種類の電波探信儀が実験されていた。
別に大型の物が円形地下操作室で操作されていたようだ
戦後地上施設は爆破処理され、台座と地下施設だけとなったが、30mほど海岸が侵食され、それもほぼ消えた
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この先すれ違いの出来ない坂道を駐車場まで登って行く
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なんかすごい名前が憑いている
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太東埼灯台、避難中
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駐車場の端っこの小山
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看板の下の方に、消されているが以前はグラマンF14艦載機と書いてあったそうだ、確かにグラマン社製だが・・・・
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登って見たが、まったく判らない
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少し離れた所にある電探付属の礎石(本体ではない)
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横から見る、まさに崖っぷち
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先端に立って下を見る、本体どれだろう?
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落ちるところを見たかった
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戦跡に関係無い案内板
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崖から乗り出すと、下に道が見える、流石に行けないが地図にも乗っている道路?
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茶屋でお茶とお菓子を頂いた(もちろん土産も後で買った)
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お菓子美味しかったから少しCMしておこう
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どれだか分からないが、マカロニ型をした揚げ煎
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電探を置くだけあって、この辺で一番高そうだった
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太東漁港にやってきた
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灯台からここまでの道は通行止めになっていた様だ
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ハイキングにはきつい階段を登って行く
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一気に登ったがちょっと疲れる勾配だ
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だだっ広い所に出た(正確には一段降りている)
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目的の穴発見
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近くにももう1本開いているが、先見の方へ行く
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これなんだと思う?
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トンネルブロックだったりする(問題はこれをどうやって突っ込んだか?)
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周りは素掘りの壕で、ハイキングコースの一部に転用されているので、保護目的なのだ
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壕の中央辺に、生息室ふうの空間がある、風と言うのはどう見ても交通壕だからだ
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とりあえず登ると、ちゃんとガードの役に立っているようだ
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向こうに穴が見える
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よいしょっと
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反対側到着、陣地壕の様相を呈している
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ちょうど人サイズの坑道を進む
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途中から下り坂になっている
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左に大きめの部屋がある
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少し引いて、入ってきた穴
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反対側を向く、天井がすごい平ら
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太い坑道に接続している
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右を向く、最初に外から見た、もう一つの壕口だ
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左にも出口が見える
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壕を出ると、廃屋が建っている
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一人先に周辺探索に先発する
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早速切通し発見
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ビンゴ!今日も冴えてる!
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一見1本抗に見えるが、ちょっと違う
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支保の跡のある軍掘りの壕である
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入口は水没しているのだが、土嚢が・・・この色はお馴染みの自○隊・・・
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とりあえず、斥候として突入する
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水深は深くて20cmぐらい、支保の掘削も深く上物だ
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そしてやっぱり横穴が!

ページの都合上、続きは次回!
資料追加27.5.3
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コメント

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No title

ご無沙汰いたしております。
毎度楽しく拝見させて戴いてます。当地のレーダー関係の記事が下記サイトに掲載されてます。
http://www.yokohamaradiomuseum.com/tenjitop.html
展示物の2.海軍深信儀関連機材をクリックすると当時、設置されていたアンテナ等の写真が見られます。

大津のヒギンズ邸跡地の行政センター工事も着々と進行してます。本当に良い時に取材しましたね。

これからも安全第一での取材をして下さい。
楽しみにしてます。

同期の櫻様

ご無沙汰しております
いつも御教授ありがとうございます。
帰宅後、じっくり見させていただきます

ヒギンズ邸は、もったいないですね、整備すればそのまま史跡として公開出来そうなのですが、理解が得られませんね。

もちろん安全第一が、自分のモットーです!

10k陣地の可能性あり

ここは交通壕ではない可能性があります。
戦史叢書「本土決戦準備<1>関東の防衛」の巻頭写真に
大東崎10K側射陣地と紹介されており、他の資料にも10k=九二式十糎加農砲2門との記載があります。

これからするに 第52軍砲兵の10k用隠蔽砲陣地の可能性が高そうです。

私も先日、これを見つけ海側から登りましたが、その位置は外洋から隠蔽され、さらに洞窟遮蔽です。
(離れて海岸側から見るとよくわかります。戦史叢書の写真もこの方向からです)

備砲も榴弾砲ではなく、加農砲であることも重要
これは曲射主体の榴弾砲と違い、長射程で低伸する弾道をもちます。
砲配置図をみるに、白子町までを射界に捉えています。

壕中央部が広がっているのは、砲の足を開くため、さらに多少左右にふれる様になっているもよう。
塹口も射界にあわせ掘削された形式もありましたし

ケージの組み込んである壕に1門、横にあるもう1つに1門の計2門
これで茂原/一宮の両陣地帯の前面の上陸海岸を側背から射撃する計画と思われます。

もしかしたら、一宮陣地は、こちらに米地上部隊するのを防ぎ
より長期間の10kによる側射を継続させるような意図もあったのかもしれません
(正面の一宮を放置し、大東崎砲台に接近するのは困難に思えます)

一宮には有名な28榴陣地の他に15kも2門配置されたようです
こちらも見てきましたが、入り口は竹で閉鎖の形跡
(ただし編み竹は壊れ、あらたな周囲の笹が倒れこみ、侵入困難)

Lans 様

仰る通り、太東崎臨時砲台10cmカノン砲X2及び、野砲X2の陣地だと思います
砲配置が不明で、海面方向に10K2門とすると、野砲は背面防御かなど考えてる内に、UPしてしまったので、確証も無い事だし用途不明としました。
でも、間違い無さそうですので、いずれタイトル変更しようと思います

一宮は5年ぐらい前に探索を始めましたが、時間が無くUPしていません
洞庭湖の手前くぼ地に15H2門が配備されていた様ですが砲座は失われています、道路側の砲側庫も入りましたが、実用段階とは言いにくいですね。
旧軍では、壕は貫通すれば完成扱いとなり、拡張、整形は後からとなりますので、あれでも完成形なんです。
一宮も機銃陣地、速射砲陣地などが多く、楽しめる地域ですね

Yakumo様

お返事ありがとうございます。

一宮の15kはもともと茂原に置かれる予定であったものが、結局一宮に配備になったもののようです。
(資料に未着手となっている15kがこれ)

なお、道路側の砲側庫ですが、実は掩砲所であり、こちらに普段は15kそのものを引き入れてたという説もあるようです。
つまり普段は中に入れておき、射撃時に引き出す。

そうでもしないと、あまりに上空暴露してしまうというのがその理由だそうです。

なお、この道路側壕の尾根を越えた反対側にも未完成の壕があります。
ここと、湖側の壕は繋がる予定ではなかったのかということで
学研 本土決戦はそちらの意見をとった模様

(裏側も例の緑の土嚢がw)

近いうちにまた探索にいくと思いますが
お互い、事故に注意してがんばりましょう。

Lans 様

御教授ありがとうございます
まさか、裏側にもあるとは思いませんでした、今度見に行って見ます!

ところで、自分の手持ち資料ですと(追加画像)茂原も15Hとなってますが、15Kの資料もあるようですね?
いろいろ想像できて、楽しいですね、お互い安全第1でがんばりましょう!