習志野駐屯地 桜まつり2015 その5(空挺館2階)

空挺館とは、旧騎兵連隊の御馬見所(ごばけんじょ)として天皇や皇族が馬術などを見ることを目的に建てられた用途の建物である、明治天皇は単なる騎兵隊の戦術のみへの関心に止まらず、常に乗馬・馬術にも慣れ親しんでいたことから東京目黒の駒場にあった同学校にたびたび行幸するとともに、卒業式の当日に行われる部隊練武や個人馬術等の演目は必ず全てを総覧していたという。
1887年(明治20年)頃に行われた終業式においては雨の中、全ての演武が終了するまで全身ずぶぬれで立ち尽くすなど、側近や陸軍内部内でしばしば論議が起きていた、しかし何故か長い間対処はされていない。
1911年(明治44年)に明治天皇が陸軍騎兵実施学校へ行幸する際、専用の御馬見所として創建されたのが空挺館の起源である。(この間24年間、何をしていたのだろう)

1916年(大正5年)に同学校が目黒から習志野原に移転した際には御馬見所も移築され、天皇・皇族が各種馬術や卒・終業式を観覧する為の迎賓館、入隊した皇族の為の宿舎として使われていた。

戦後は進駐軍(米陸軍第1騎兵師団)に接収され、司令官の宿舎として使用されている、そのため内部にはペンキで塗装されたり、英字が彫られた跡が残されている。 (展示物に米軍の飲んだビールのカンが展示されている)
地元ではしばらく「迎賓館」「皇族館」「皇族舎」などと呼ばれていたが、1962年(昭和37年)に「空挺館」と改名され、第1空挺団の資料及び旧日本陸軍落下傘部隊・騎兵連隊関係の資料の展示館として活用されている。

数回の修理、リニューアルをされているが、テラスの窓などは当時のままで、「良く見るとゆがみがある」とガイドが言っていたが、立ち入り禁止で確認出来ない、展示品の装備はほとんどが複製品なのが残念だが、知らなければばれないレベルだろう、歩いていると屋内には段差も無く、階段も急でなく登りやすい配慮がある。
以前は旧日本軍の遺品など、東南アジアの戦地で収集された、破損、被弾した日米の武器類などが展示されていたのだが、展示されなくなり、差しさわりの無い、見目の良いものだけになっている。
現在テラスから見えるのは、住宅地と道路だが、当時は陸軍習志野演習場の二宮台付近が展望できたそうだ。
DSC09970_R_20150409223710b93.jpg
二階に上がる
DSC09973_R.jpg
これがオリジナルなのか?
DSC09974_R_2015040922371369f.jpg
空の神兵、踊り場にちょこんと座っている、以前は「神兵座像」の看板があった
DSC09975_R_20150409223714fb4.jpg
凝った手すり
DSC00047_R_20150409223709ba1.jpg
モチーフはなんだろう
DSC09976_R_201504092242437ca.jpg
陸軍大礼服
DSC09977_R_201504092242449bf.jpg
除隊記念等の杯
DSC09979_R_20150409224245fc0.jpg
二階は騎兵関連の資料
DSC09980_R_201504092242476e4.jpg
軍馬の鞍と鐙
DSC09981_R_201504092242489ba.jpg
なぜ今更二階で?
DSC09982_R.jpg
仕事中に隠れて飲んでいたのだろう
DSC09983_R.jpg
目黒の陸軍騎兵学校
DSC09984_R.jpg
明治44年の空挺館
DSC09985_R.jpg
大正6年以降の空挺館
DSC09986_R_2015040922482560f.jpg
バロン西
DSC09998_R_201504092255198f8.jpg
後に硫黄島で散ってしまう
DSC09987_R_2015040922551307a.jpg
騎兵銃
DSC09989_R.jpg
DSC09990_R_20150409225518a5e.jpg
少し大きい文字DSC09991_R_201504092300460c5.jpg
DSC09992_R_20150409230048386.jpg
乗馬防毒面(結構大きい)
DSC09993_R_20150409230049522.jpg
騎兵用弾薬帯
DSC09995_R_20150409230050f07.jpg
蹄鉄とムチ
DSC09996_R_20150409230052d05.jpg
バロン西
DSC09997_R_20150409230647e95.jpg
チハ車
DSC09999_R_2015040923064931e.jpg
テラスへ向う
DSC00003_R_201504102006495dd.jpg
天皇陛下が馬術会等を見学する為のテラス
DSC00004_R_20150410200650cb2.jpg
津田沼駅に置かれていた、皇族用の椅子(ここのではない)
DSC00005_R_20150410200652144.jpg
皇族用にしては、かなり質素に感じるのは、現代人のせいだろうか?
DSC00001_R_2015041020064855b.jpg
旧陸軍演習場敷地
DSC00007_R_20150410200653459.jpg
ほんの一角でしかない陸自面積
DSC00008_R_20150410202043e94.jpg
テラスからの眺め、元は東京目黒の陸軍騎兵実施学校内に在ったのを移築している
DSC00050_R_20150410202049ad3.jpg
しかしこの通用門は当時物
DSC00013_R_2015041020204561a.jpg
空挺作戦
DSC00014_R_20150410202047fdf.jpg
パネル展示
DSC00015_R_20150410204926aaf.jpg
当時の装備品
DSC00016_R_20150410204927be9.jpg
国産拳銃は故障が多く、士官以上は自費でコルトなどを購入する事があった
DSC00017_R_201504102049290a3.jpg
当時の空挺装備はほとんど残っていない、これも複製品
DSC00018_R_201504102049305ba.jpg
一式落下傘
DSC00019_R_20150410210101203.jpg
DSC00020_R_201504102101036bd.jpg
100式短機関銃が大量にあれば、状況も多少は変っただろう(弾の補給が効かなかっただろうが)
DSC00022_R_20150410210104c5b.jpg
長い小銃は降下の邪魔になるので、分解結合、折りたたみ式が考慮される
DSC00024_R_201504102101051aa.jpg
この頃から互いの装備点検は確認し合っている(見えない所が多いため)
DSC00025_R_201504102101074b5.jpg
2k柄付き吸着爆雷、棒地雷の一種だろう
DSC00026_R_2015041021143357a.jpg
吸着地雷の一種、腹の底などに磁石で着ける
DSC00027_R_20150410211435198.jpg
雑納、水筒
DSC00028_R_2015041021143690c.jpg
それでも一時的に飛行場一部を制圧している
DSC00030_R_20150410211437f26.jpg
弾薬嚢、1クリップ5発の小銃弾を入れる
DSC00031_R_20150410211439532.jpg
降下中には、有効な防御、反撃手段が無いのは現代でも変らない
DSC00032_R_201504102152118e8.jpg
38式騎兵銃
DSC00035_R_20150410215212b1c.jpg
展示内容
DSC00036_R_20150410215214a9d.jpg
試製一式小銃
DSC00037_R_20150410215216f15.jpg
荷物用落下傘と試作段階の落下傘(死なない程度)
DSC00039_R_2015041021521723a.jpg
グライダー突入
DSC00040_R_20150410220153d55.jpg
鉄帽では重いし空気抵抗的に邪魔になる
DSC00043_R_20150410220155bb2.jpg
DSC00044_R_201504102201568a8.jpg
一式落下傘
DSC00045_R_201504102201575aa.jpg
4点式安全ベルト金具
DSC00046_R_20150410220159720.jpg
一周したので、降りよう
DSC00049_R.jpg
入り口では、落下傘の試着ができる、結構重い
DSC00051_R_20150410225148c95.jpg
外に出た
DSC09892_R_20150410225150a87.jpg
庭に行くと、ステキなオブジェが
DSC09893_R_20150410225151858.jpg
小銃弾程度しか防げない前盾
DSC09896_R_201504102251534be.jpg
野晒しの割りに状態は良い、今の内に保存管理の必要があるだろう
DSC09895_R_20150410230110ada.jpg
94式37mm速射砲
DSC09897_R_201504102301120eb.jpg
備える防り人
DSC09898_R_20150410230113de5.jpg
64式持った自衛官像
DSC09899_R_20150410230647a52.jpg
心字池
DSC09900_R_20150410230116290.jpg
上から見ないと判らない
DSC09901_R_2015041023064910b.jpg
DSC09903_R_201504102306520da.jpg
DSC09904_R_2015041023065332c.jpg
DSC09902_R_20150410230650732.jpg
先月できた看板
DSC09905_R_20150410231617f3c.jpg
砲弾各種
DSC09906_R_20150410231619d81.jpg
DSC00055_R_201504102316214f2.jpg
用具庫、拳闘クラブなどの古い建物
DSC00056_R_20150410231622554.jpg
120mm迫撃砲のカバーを被った状態は、ある意味レア
DSC00057_R_20150410231623697.jpg
なかなか楽しめた習志野駐屯地であった、空挺館が写真撮り放題なのが良い
DSC00062_R_20150410232533a61.jpg
帰りの首都高も順調だった
DSC00064_R_201504102325346d0.jpg
雨に霞む出銭ーシー
DSC00065_R_201504102325369a0.jpg
どこぞのシェル
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント