京都 祇園祭(2016年) その3(菊水鉾)

町内の金剛能楽堂内に古くからあった『菊水井』にちなんで名付けられ、鉾頭には金色の菊花を付けている。

 稚児人形は菊水の井戸にちなみ、菊の葉から滴り落ちる露を飲んで長寿を保ったという謡曲『枕慈童』(観世流や梅若流では『菊慈童』と称し、百年後の後日物語ともいうべき『枕慈童』がある)の能装束の舞姿である。

7/13~16の間、菊水鉾の町会所ではお茶会を開催、表千家、裏千家、遠州流が日替わりで席を担当。
亀廣永の「したたり」が味わえ、菊模様の菓子皿は記念品として持ち帰り可(毎年微妙に色合いが変わるらしい)。
「したたり」とは、菊の葉から滴り落ちる露を飲んで長寿を保ったというの、くだりから名づけられた甘露
腰の強い丹波の寒天、沖縄産の黒砂糖、阿波産の最高級和三盆、上質のざらめ、一番重要なのが京都の地下水である
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 鉾の特徴である唐破風屋根は、綾傘鉾が江戸末に小型の鉾になった時、三十年間用いただけで他に例はない。この屋根形は平安時代に日本で生まれたが、異国風なので唐破風の名が付いた。

元治元年(1864)の兵火で焼失したが昭和27年、88年ぶりに松本元治氏の熱意が実り再興され、28年6月完工祭が行われた。
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室町通に入ると道一杯に巨大な菊水鉾が見える
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菊水鉾はパッと見に月鉾と良く似ている
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室町時代の末、町内に茶祖、千利休の師、武野紹おうの大黒庵があり、邸内にあった菊水井から名が付いている
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電柱より高い真木(しんぎ)の雄姿
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拡大してみた、鉾頭の金色の透かし彫の十六辨菊華(れんきくか)
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真木のなかほどの「天王座」には彭祖(ほうそ)像を飾っている
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龍の飾りに縁どられた篆書(てんしょ)体「菊水」の文字が青ぬきに金で鮮やかに浮かんでいる。
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ビニールで保護されているが、比較的によく見れた
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菊水鉾の車輪に良い話がある、近年復活を遂げた「大船鉾」であるが、再建費用に窮している所に、菊水鉾の使用していた車輪を譲り渡して再建に寄与したそうだ、現在の「大船鉾」の車輪には菊水鉾の文字が入っている
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自他共存の姿勢を持ち、助け合うのも京都町衆の心意気だろう(ちなみに車輪だけで2、000万するらしい)
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汚れ一つない提灯って綺麗やし
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ちまきを購入すると、拝観券が貰えて鉾の上に登れる
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これが菊水鉾の粽(各山鉾毎に粽がそれぞれある)
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ビルの2階から鉾の上に仮設橋を渡って行く
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sanaが撮ってくれた証拠写真
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ここでトラブル発生!!!
一眼のダイヤルがずれたのか?
肝心なこの後の写真が数十枚消失してしまっていた!
せっかくのsanaの心遣いを無にするyakumo、そんな自分を全く責めないでくれる優しいsana

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夕闇に提灯が灯りだす
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夜の主役は提灯なのかも知れない
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とても幻想的で美しい、昼の顔、夜の顔、違った世界を垣間見る



京都の夜は暮れて行くが、街の人達の熱気は冷める事がない
鉾たての後は24時間ずっと何かしらの動きが続いている
保存会の活動は交代で、切れることなく続けられる
毎年行われるこの行事は、この町衆の努力によって受け継がれる
我々観光客はその一端を見せてもらっているが、その裏側は何も知らない
少しでも興味を持って調べてみると、歴史や苦労が垣間見れて、違う目で見れる様になる
1200年受け継がれた時間の重さと共に、現在の町衆による受け継ぐ為の努力も行われている
更に進化もして行っている、調度品の更新、手直しなど毎回少しずつ目立たない努力がある
そんな努力に感謝しつつ、祇園祭の夜を楽しもう
未来に繋がるこの夜を、共に楽しもう

いつも一緒にいてくれてありがとう、今日という日に感謝します
今日までの日々、これからの毎日に感謝します
そんな風に考えられる様になった自分に戸惑いながらもなじんできた
自分を変えてくれる出会いが、人には何回あるだろう
自分はこの一回だけで十分だと感謝している
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