千葉 館山 坂足の房の大山観測所(洲崎第一砲台)前編

正月探索から僅か2日後に、また千葉に探索に行く

いつもの駐車場のいつもの場所、そのぐらい通っている千葉

早速上り始めるが、今回ネコさんは修行のため、20kgの加重を背負っての登山となる

上り始めてすぐにコンクリート水槽がある

下の方では、祠状の小さな穴がいくつも点在する

最初の分岐は左へ進む

加重組みの二人はキツソウだった

かなりしっかりしたタコツボが残っている

塹壕を辿って行くと

タコツボ銃座にたどり着いたりする

埋もれている物もかなりあり、物凄い数のタコツボ陣地だ

基本、直径1m深さも1m程度のようだ

別れ道で地図を確認し、作戦を練りながら進む

僅かに見える壕口を発見した

ちょっとだけ広げてみる

内部はしっかりとした堀り方だ

二段掘り?この規模では必要無いだろう。

銃座の作成途中かもしれない

次回来た時は、もう開口していないかもな?

尾根沿いには、これでもかと言うぐらいの蛸壺が有る

蛸壺の中には横に小さな穴が空いている物が多い

狭いが壕口を発見

入るとすぐに行き止まり

かと思ったら、横に立派な通路が伸びている

掘りかけなのか、妙な空間

小さな部屋、弾薬庫か?

通路の幅は1mぐらいある

安全が確認出来たので、メンバーを呼ぶ

再び奥に潜る

しかし、どんどん狭くなる

もはや無理だろ

最後は狸掘りのような終わり方

さて、脱出しよう



蛸壺、塹壕、入れ無そうな穴がそこら中に有る

四角い穴に、丸く深く掘った縦坑がある、しかも横方向に伸びているようだ

パパさんが果敢に攻めるが、無理なようだ

蛸壺、いつか落ちるぞってぐらいに尾根沿いにゴロゴロある(ちなみに半分も記事に上げていない)

壕口発見

ちょっと狭いが何とか入れる

すぐ前にも蛸壺が

ここにもポケットが掘ってある

とりあえず地下壕に入ってみると、すぐに左に曲がる

すると、二段掘りの様に壕の高さが変わる、もちろんこの規模の壕に二段掘りは必要ない

あっさり突き当たり

小森さんが一匹

総軍さんが内部図を作っている内に

ポケットのハッキリしている蛸壺を発見

なるほど、こうゆう事か!狭い蛸壺でしゃがんでいるのも疲れる、時にはこの中で寝る事もあるだろう

実際にやってみた

パパさんの方が様になる

スナイパーパパさん

さて、縦坑に戻り、ロープで降下を始める

この手の縦坑に付き物の、足場がここには掘られていない、腕の力のみで降りていく

地底に到着、約6m程だろうか

見上げるとこんな感じである、即席の防空聴音壕にも感じる

早速横穴に進む

これは狭い、1m20cmぐらいだろうか

支保の木材が、腐って無くなった跡だろうか、鎹が纏まって落ちている

別の所にもある

ほぼ真っ直ぐに壕は伸びていく

なんか動いた!デカイカエル

灯りがあんなに遠くに見える

最終地点、掘削中に終戦を迎えたようだ。戻ろう

出口だ

ロープだ

カエルだ!ナニ食って生きてるんだろう?絶対上がれないぞこんな穴?でも十数匹はいた

地上に戻って少し歩くと、標柱が有った

裏面には「陸」の文字

表には「防一一」

付近にはコンクリート製の境界柱があった

山頂まで登ってきた

帰りは40分で帰れるらしい(登るのに2時間ぐらいかかってるけど)

パパさんの目的の三角点制覇!